Amazon.co.jp ウィジェット 究建築研究室 Q-Archi. Labo.: MEMO
究建築研究室 Q-Archi. Labo.

帰省・オムツ・三溪園

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年末30日より帰省。
子連れで初の遠出という親の緊張をよそに、生後4ヶ月のチビは新幹線で爆睡。

このたびの帰省中、チビは普段の布オムツに代えて紙オムツを装着していたのであるが、紙オムツの性能にいまさら驚いた。いつもであれば上着までシットリ濡らす小便が、一滴の漏れもなくポリマーに吸収され、しかも表面サラサラ。広告に偽りなしの恐るべき吸水力である。
こんな吸水性のよいものをデリケートなお肌に密着させてて大丈夫だろうか、という不安は残るものの、この威力では、洗濯に手間のかかる布オムツが駆逐されるのも、むべなるかな。

しかし、紙であろうと布であろうと、いかに吸水性に優れようとも、ギャザーが発達しようとも、オムツというものには構造的な欠陥があるのではないか、と、チビのウ○コまみれの股間をみる度に思う。
それは、あれだけのブツを、皮膚表面わずか10〜20mm程度の狭小空間でせき止めようという発想である。
21世紀にもなった今日、オムツにかわる装着型排泄物処理(収納?)装置が、そろそろ開発されてよいんじゃないか。NASAの仕事だろうか。

それはそておき、元旦には家族揃って横浜の三溪園へ。
写真は臨春閣(上)と聴秋閣(下)。残念ながらこの季節はどちらも中に入れず、池も枯れてて、今ひとつ味わいきれず。次回に持ち越し。
聴秋閣の真白い障子が、枯れた木々の中にぼんやりと浮かび上がっている様子は、なかなか新鮮であった。雨降ったら大変そうだが。

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鶴翔閣の玄関部(車寄せ)。木造らしいというべきか、らしからぬというべきか。細身かつ大胆なつくり。
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臨春閣の建具裏で冬ごもりしてたフタホシテントウの集団。

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| 09.01.06 | コメント (0)

石窟寺院:雲崗, 中国, 1996

石窟寺院:雲崗, 中国

正確には、石窟寺院の入口を覆う楼閣群に注目。
左右に削り残した崖の間に木造建築がはめ込まれているが、
一見、懸崖から木造建築が産まれ出てくるような動感がある。
斜面に柱をひっかけただけの渡り廊下もチャーミング。
崖を彫り込んだだけの石窟よりもむしろ、
その前に掛け渡された建築に魅力を感じるのは、
建築を専門としている事だけが理由では無いと思う。

PICTUREs | 09.01.05 | コメント (0)

西洋建築史と12年前のネガフィルム

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ある方から、某大学の建築史の講義(非常勤)をやらないか、というお話をいただいた。先月末のこと。
主に「西洋よりの建築史」ということで、自分の専門との距離から若干の躊躇はあったものの、何となく避けてきた西洋建築史を自分なりに整理しなおすよい切っ掛けになると考え、是非やらせてもらうことにした。

そんで、来年後期開講にもかかわらず早々にシラバスを提出することになり、先週末は授業構成をいろいろ考えていた。全14回で古代エジプトから近代建築までカバーするというのだから、無茶な話ではある。その上、週刊ペースの座学はその準備作業を想像するだけで恐ろしい。設計演習を担当する方がどれだけ楽かわからない(その上ペイもよい)。
でも、講義というのは、受ける側にとって勉強になるようにするのは難しいが、話す側にとっては確実に、しかも、とてつもなく勉強になるものなのだ。


学生時代は、西洋建築史の本とか先生に漂う、「これこそが建築の本流」みたいなヨーロッパ中華的匂いがイヤだった。で、アジアをやる。本流は嫌いだゼ。我ながら分かりやすい学生であった。

ところが、旅行して実物見るとやっぱすごいとわかる。僕らの考える建築というもののの根っこの一つ(それもかなり太いやつ)は、間違いなく西洋建築に繋がっていることに気付く。
けれど、「西洋嫌い」とか言っちゃった勢い、何か気恥ずかしくて、それと真面目に向き合うことを避けてきた(横目ではチラチラ気にしていた)という経緯がある。
でもそろそろいい年頃になってきたのだから、この機会に一つがっぷりお見合いしようと思っています。


で、上の写真は何かというと、96〜97年にかけて一年間旅行してた時のネガフィルム。
授業で使うスライドに、自分で撮った写真使ってやろうということで、押入から引っ張り出した。

その数、一年間で36枚撮りが30本。合計約1000枚。デジカメ時代では考えられない少なさである(これは、金が無くてフィルムをけちっていたことが根本的な理由である。また、長期間旅行を続けていたため、シャッターを押すに至る気持ちのハードルが妙に高くなっていことがある。つまり「この程度では写真を撮らないぞ」という、バカバカしい意地が発生していたのである)。

ちなみに手前のフィルムケースには、ネガが丸めて直に突っ込んである。これはカンボジアで現像した時にこうやって手渡されたものなんだが、あまりに無体でござる。

このネガフィルムも、この機会にデジタル化してしまおう(写真はここに、適時アップしていきたいと思っています)。


| 08.08.12 | コメント (0)

廃墟:Varanasi, INDIA, 1999

廃墟:Varanasi, INDIA

ヴァーラーナシー旧市街中心部にあった廃墟。
レンガ造の建物が外壁を共有しながら密集しているため、
街区内部の建物が取り壊されると、かつての内壁が外壁として反転露出する。
期せずして到達した「生活の表出によるデザイン」の極致。
極めて具体的に個々の生活に根ざして生まれたはずの、
壁面に掘られた大小のニッチ、とりどりのペンキ彩色が、
不思議とアノニマスな表情を作りだしている。

PICTUREs | 08.08.08 | コメント (0)