チャンディーガル Chandigarh:India, 2014
2014年8月25〜27日、インドに通いはじめてから15年にして、初めて念願のチャンディーガルを訪問しました。
計画されたチャンディーガルで、ヒンドゥー寺院がどのように扱われているかを見るのが目的の一つ。中規模以上の宗教施設は区画や立地がある程度定められている感じ。一方で街区の中の空地に、地図に載ってない小さめのコミュニティ寺院が自然発生?してる事例は確認できた。
都市の印象メモ。
チャンディーガルの骨格であるところのグリッド構造は、予想(期待?)に反して、体験的にはあまり強くなかった(京都や名古屋の方がずっと強い)。街区のサイズが1km前後と大きく、徒歩感覚ではグリッドを感じにくいこと、生い茂った街路樹の存在が、その理由か。ただ、車で移動していると規則的に繰り返される直線とラウンドアバウトのリズムが、計画性を感じさせる。ニューデリーに似た感覚。
セクター(街区)内部の道や施設配置も隅々まで計画された感はあるものの固くはない。セクター毎に商業ゾーンがあり、生活はしやすそう。しかし、セクター間の移動は徒歩では遠い上に魅力的な道ではない。全体的に車前提の計画。プランからは区別がつかないが、極めて整然とした賃貸?集合住宅ゾーンと雑然とした戸建ゾーンあり。とにかく公園と緑地は多い。ガーデンシティと呼んで誇張ではないと思う。
南西部は道だけが引かれ、上物はまだない空き地が目立つ。一部に広大なスクウォッティングエリア。レンガとトタンの平屋が地面の一部であるかのように地を這い拡がっていた。
バスターミナル@セクター17
高等裁判所(High Court of Punjab and Haryana)
(右)オープンハンドの広場
影の塔(Tower of Shadows)
立法議会棟(Vidhan Sabha)
行政庁舎(Civil Secretariat Punjab and Haryana)
ロックガーデン(Nek Chand's Rock Garden)
| MEMO 雑記・ブログ , PICTUREs 旅と建築 | 14.08.26