水の無い高瀬川
鴨川の大増水からひと月半、今度は雨が少なくて高瀬川が完全に干上がってしまいました。いいことではありませんが、せっかくの機会なので、河床を歩いてみました。
橋をくぐる。
道からたかが1m下がるだけですが、視点の変化がけっこう楽しい。
保育園からの帰りに歩きました。車も通らず安心。チビおおはしゃぎ。
ただし何故か、陶器やガラスの破片がたくさん落ちていたので、水があるときでも裸足で入るのはやめた方がよさそう。
五条通下の空間。さすがに怖い。
五条通が高瀬川を超える橋を五条小橋という。しかし、ほとんど道路と一体化してるので橋があることにも気づかない。が、下からみるとちゃんと橋だ。
五条通以北も珍しく水が無い。
(高瀬川は五条以南で涸れていても、五条以北では水があることが多い。観光的配慮だろう。たぶん五条通の下に水門があるのだ)
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| 10.08.31
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(96〜97年の旅行シリーズはちょっと中断して、夏向けの写真をセレクト)
インドの四方を押さえる四つの聖地「四大神領(チャトル・ダーマ)」の一つ、インド最南端に近いラーメシュワラムにある寺院の境内には、御利益のある井戸水を浴びに、全国からの巡礼者が列をなす。
順番がくると、バケツを持った係の人が大胆に対応してくれる。
写真で水をぶっかけられて沐浴しているのは、はるばるカルカッタから来たという若い女性。傍らに心配げなご主人。
ラーメシュワラムについては、後日補足します。(→その2)
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インド
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, PICTUREs 旅と建築
| 10.08.20
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窓の外のアサガオ
『高僧と袈裟』が楽しみなヒショです。
昨年の今頃、5階にある事務所の窓の外にはアサガオが咲いていました。
所長が「窓の外に花が咲いてたら楽しいじゃん(横浜風)、日除けにもなるし」といって、ベランダの鉢から頑張って3〜5mも誘引して、写真のように花が咲くまで成長したのですが・・・
この後、紐がぷちっと切れて、アサガオは下の階までデローンと垂れ下がってしまいました。
ネットをつければよかったのですが、それは大げさだろうというのと、思い立ってその日に作業したため、ありあわせのビニール紐を使ったのがよくなかったようです。
空中で咲いてる姿が可愛らしかったので残念でした。
(日除けには全然なってませんでしたけど)
所長は「アサガオは水平方向に伸びてくれないことがわかった。いちいち手で巻き付けて誘引するのが面倒だった。次回は別の植物で挑戦したい」と語っています。
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| 10.08.18
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京都国立博物館(現在リニューアル工事中)
映画『雨月物語』の野外上映につられて、五条に引っ越してきてからご近所にもかかわらず初めて(京都に来てからも3度目?)の京都国立博物館、「上田秋成展」へ行ってきた。
上田秋成は当然「雨月物語」しか読んだことないので、手紙とか直筆本とかの人物にまつわる地味な展示はあまりピンとこない。なんで筆でこんなにキレイに○が書けるのかなぁ、とか思いつつそぞろに眺める。
・・・というような来館者に一定の満足感を与えるためであろう、展示の最後には「秋成ゆかりの京の画家」と題した、伊藤若沖(1点だけ)・円山応挙・与謝蕪村といったビッグネームが並ぶコーナーが用意されていた。展示されている絵そのものと上田秋成とは、全然関係がない。企画者の苦労がうかがわれる、と言ったら余計なお世話なのだが、なんだかんだでこれが見応えがあったのだった。企画者さすが。
中でもよかったのが、円山応挙の「龍門図」三幅(右図)。日本画は全く疎いのだけど、これを観られただけで今日は来た価値があった、と思えるものでした。すごい。
夜になってから中庭にて『雨月物語』(53年/溝口健二)鑑賞会。
プロジェクターでなく、映写機をカラカラと回していた。石畳に熱が蓄えられていて、床暖房の上にいるように暑かったけれど、映画は楽しめました。
幻想的な映像の美しさはもちろんのこと(朽木屋敷のセットがたいそう綺麗だった)、まじめに働くのが一番やなぁという励まされるような寂しいような余韻が残る(あと、嫁さんに優しくしようという気になる)名作です。
ところで、京都国立博物館では10月に『高僧と袈裟』という企画展があるようです。
意表を衝くマニアックな企画だなあと思っていたら、ヒショが「わたし袈裟好きなのよねー、行きたいわー」などとつぶやいている。そうですか。
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| 10.08.11
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