究建築研究室 Q-Labo.
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MEMO 雑記・ブログ: 究建築研究室 Q-Labo.|http://q-labo.info/memo/
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MEMO 雑記・ブログ
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うえとオープン&寄席と朗読@荒壁廻家

春らしい話題二件。

4/8(金)
友人の上田太一郎氏のバー「うえと salon&bar」がこの日オープンを迎えられたので、GD邸解体作業の埃を落としてから、夜少しだけ飲みに行きました。おめでとうございます。
バーの二階には、何かとお世話になっているpotitek 戸田さんのギャラリーがある。

土壁をベースに木部を栗とタモでまとめた、とても上品な落ち着きのある空間は、見習うところが多い。
店の内外にお祝いの花が見たことないくらい溢れていたのは、お二人の人柄を表すものでしょう。僕は花を贈る柄ではないので、お祝いの気持ちを込めて杯を重ねよう。なんちて。
チビが生まれてから飲みに出る機会がぐっと減ったものの、友人が京都に来た時などには連れだって行きたい場所ができました。三条東山界隈で、龍門からうえとへ、なんてコースは結構いいかもしれない。


4/9(土)
昨年に引き続き、荒壁を廻る家での落語&朗読&花見の会にお邪魔する。
( >> 昨年の様子。今回の写真は合成じゃありません)

落語は二口大学さん「幾代餅」。傾城に誠なしとは誰が言うた。いい話だ〜。
朗読は広田ゆうみさん。 別役実の「二人の紳士」「工場のある街」「迷子のサーカス」。目をつむって聞いているとファンタジックな情景が思い浮かぶ。「二人の紳士」のようでありたいねえ。
花見は疎水沿いに咲きほこる桜をバルコニーから満喫。というのは嘘。酒と話でほとんど見てない。
この日もたくさん方と楽しい時間を過ごすことができました。Kさんご夫妻に感謝。

Tags: | MEMO 雑記・ブログ | 11.04.18 | (0)

GD邸:部分解体

町家改修の京都GD邸は、現在見積調整の佳境に。
並行して、躯体や下地の状態をより精確に把握するための、部分的な解体工事を行いました。この家はたぶん昭和10年頃の建設で、その後何段階かの改修が施されている様子。その改修の地層を剥がしていく作業です。

上:
一階の畳をあげ床板を開けていく。基礎は束石。
床下は乾燥していて状態は悪くない。しかし改修時の施工があまり丁寧ではなかったようで、床は全体をつくりなおすことにしました。

左:
ベニヤを剥がしたら、真壁の土壁が出てくるとは予想してたのですが、意外や大津壁が登場。柱は塗りがかかっている。壁の状態もそんなに悪くなく、味があるといえばある。が、そのままで使うにはちょっと苦しいかな。
ここの土壁を観察すると、少なくとも2度大掛かりな改修がされていることがわかった。

右:
天井を剥がすと、今度は立派な大和天井が出現。ベンガラで綺麗に仕上げてあり、梁や板の状態も良好。これは嬉しい予想外で、このまま使うことになった。

左:
プリントベニヤにあった、かつてこの家に住んでた女の子が描いたと思われる落書き。なかなかのセンスを感じさせる描線です。柱のあちこちには、背比べの傷がたくさんありました。

右:
で、そのベニヤをはがすと煤で真っ黒になった壁が。
どうやらここは火袋(竈の上にある煙抜き用の吹き抜け)だったところで、後の改修でそこに階段を作ったことがわかった。
とすると通り庭の位置もだいたい推測できる。原型がだんだん見えてきた。

上:
では、元々の階段はというと、ここにあったことが壁の様子からわかる。
(階段の側面についている斜めの板の痕跡です)
竹小舞・荒壁・中塗・上塗りと、仕上げサンプルを示すかのような壁面が面白い。
これはこのまま残したいなあ。だめかなあ。

左:
2階の床板は、板厚が2cmほどあり幅も広い立派なもの。これはそのまま使える。
畳の下には必ずといっていいほど新聞紙が敷かれていて、その日付から畳替えの時期がわかる。これは1990年だったので、そんな昔ではない。
前に調べた町家では、「満州国建国」=昭和7年の新聞が出てきて驚いたことがありました。

右;
一階床下から出てきた不思議な構造体。
レンガを積んで内側を漆喰で仕上げてある。明らかに耐火の仕様だ。
囲炉裏? 職人の作業用の炉? 隠し金の保管場所? などといろいろな意見が出たのですが、事務所に戻って調べてみると、どうやら昔の掘りごたつの跡のよう。この中に炭を置いて使っていたらしい。

Tags: | MEMO 雑記・ブログ | 11.04.15 | (0)

ランス大聖堂 Notre-Dame de Reims:France, 1997

これぞゴシックというランス大聖堂。

訪れた時には知らなかったけれど、ランス大聖堂は第一次大戦の空爆で壊滅的な被害を受けたところから修復されたものであり、その作業は今なお続いているのだそう。
建築は残るのではなく、残る価値のあるものが残される、ということを思う。

さて、ランスはシャンパンの町としても有名で、たくさんのワイン蔵があるそうだけど、当時はそんなことまっったく知らず。大聖堂を半日がかりでスケッチして満足し、町を去ってしまった。悔しい。


下の写真はランスと関係のない、パリの公園でのスナップ。
背景に石の街並みがたっぷりあると、鮮やかな色を使いたくなるのは分かる気がする。


| MEMO 雑記・ブログ , PICTUREs 旅と建築 | 11.04.14 | (0)

NS軒:鉄骨建て方

先月末、京都NS軒の鉄骨建て方が行われた。

約6m×13mの内部空間を無柱にして、なおかつ壁の中の柱を100mm角という木造スケールのサイズにおさえるという主旨の設計。そのため、前面にごっついめの柱が鳥居のように出現している(構造設計は門藤芳樹氏)。
ぶっとい柱の足元はRCの基礎に埋まっているのに、全体が組み上がるまで、柱はゆあーんゆよーんと揺れまくり。鳶職はそこを素手でリスのように登っていく。幅100mmしかない平均台みたいな梁の上もひょいひょい。クレーンを使っているものの、これだけのサイズと重さの鉄骨を、5人で組み上げてしまうのは、眼の前で見ていても信じがたい。
動きにほとんど無駄がない。

右写真はほぼ全体が組みあがったとこ。ごっついようだけど、壁ができていくと街並みにしっとり馴染むはず。

3階レベルに登ってみる。
瓦屋根だけが切り取られて見える風景が妙に新鮮です。
こういうシーンを見てると、いっそ温室のように全面ガラス張りで仕上げてしまうと気持ちいいだろうなあと思う。その中に植物わさわさ生やして、木陰もつくったりして。
都市内温室というのは、ずっと実現してみたいと思ってることの一つなのです。

Tags: | MEMO 雑記・ブログ | 11.04.13 | (0)

畑中さんの神楽岡スライド会

ひさしぶりの神楽岡スライド会、やります。

syugakuin.jpg

講師は、昨年度、文化庁新進海外芸術家派遣による
ドイツでの一年の研修を終えられた畑中久美子さん。
神楽岡でのスライド会は2004年以来の2回目となります。

ドイツの環境共生建築の話はもとより、
事務所での仕事のスタイルや、旅のおはなしなど
さまざまな興味深い話題が伺えると思います。

どうぞ奮って、またはお気軽にお越し下さい。

詳細は下記よりご確認ください。

>> 神楽岡工作公司:スライド会「ドイツで見たこと考えたこと」

| MEMO 雑記・ブログ | 11.04.02 | (0)

オール電化雑感 その2〜4

「オール電化雑感」の続きをまとめて載せてしまいます。

その1」をアップした時に全部用意してあったものの、その後、大震災とまだ進行中の原発事故、計画停電などが起こり、続きを載せるのをためらっていました。
内容に問題があるとは思わないけれど、多くの人々が必死で最悪の事態を食い止めようとしているこの最中に、原子力や電力利用についての批判的な(という程大げさでもないんだけど)事をあえて載せたくない、そんな尻馬には乗りたくない、と思ったのでした。

とはいえ、おそらく半年一年後には電力や原子力に関する世論は驚くくらい転換していると思われる(まだ緊急事態を脱していないので控え目だけれど、そう期待したい)。その前に、震災以前のやや脳天気なテキストを残しておくのもちょっとは意味があるかと思い、載せることにした次第です。原発を横目に気にしつつも声もあげず手も動かさず日常的に電力をじゃぶじゃぶ使っていた僕のような人間にも、この事態に対する責任の一端はあるのですし。

以下、「オール電化雑感」のその2〜4です。
原子力に対する立場を鮮明にすることを避け、「効率」の話にしようとしているところが、今から読み返すとこざかしい・・。


「オール電化雑感」 (執筆11/02/23)

その1 オールモスト電化
その2 電気→熱はもったいない
その3 オール電化は政治的判断
その4 エネルギー一元化ということ

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Tags: | MEMO 雑記・ブログ , SELECTED 選り抜き | 11.03.29 | (2)

建具の検討

3/2(水)
京都GD邸にて使う(かもしれない)古建具を物色に、クライアント夫妻と井川建具道具店へ。「和知」や「たかはし」をやってた頃以来なので、約10年ぶり。にもかかわらず京都新聞の記事などを見て覚えていてくださりやや感激。
雪見障子や舞良戸、襖などを見てあれこれ検討。襖の出来の良し悪しがなんとなく見えてきた。
玄関にあうサイズの建具がなかなか無いなあ。

御池烏丸近くのカフェで打合せをした後、解散。
帰りに唐長の11代目ギャラリー伊右衛門カフェによる。銅のカウンターがかっこいいじゃないか。


3/4(金)
GD邸の検討の一環で、ふたたびクライアント夫妻とともに西陣の唐紙「かみ添」さんを訪問。約一年ぶり。嘉戸さんを囲み紙のこと染めのこと、版木のこと、いろいろ丁寧に教えていただく。GD邸で試してみたいアイディアも出る。
嘉戸さん曰く「やったことが無いし、どう変化するかわからないけど、すごいよくなると思いますよ!」。最も試してみたくなるシチュエーションですね。是非やりましょう。

打合せに同行しているチビ2号は、子供をあやすのが上手なかみ添の奥様にずっと抱っこされて、おおむね静かにしていた。ありがとうございました。

下の写真は、上の写真の襖に使われたトルコ製の版木。元は更紗のプリントに使われていたものという。
これを見て、そうかインド更紗の版木も使えるのではないか、と思い当たる。みんぱくで一緒だった更紗研究が専門の先生から借りられないだろうか・・と思案。

実はいつかコーラムの版木を作り、それを使った襖をつくりたいとも、密かに計画している。

Tags: | MEMO 雑記・ブログ | 11.03.11 | (0)

ASJイベント@みやこめっせ

2/26(土)、27(日)
みやこめっせで開催されたASJのイベントに初参加する。
新聞の折り込みチラシを見て、10年近くご無沙汰の方が訪ねてきてくれたりもした。

2日間通算で100組くらいの来場者の方々と、設計についての考え方やこれまでの仕事について、繰り返し繰り返し話をする。さすがに疲弊するが、この人はどんなことに興味を持っているのか、どう話したら伝わるのか、考え工夫しながらやっているとだんだん反応が変わってくるのは楽しい。
設計事務所の人間は、小売店等のように日常的に大勢のクライアント(候補)と話をする機会があるわけではないので、よい経験になりました。

この二日間、みやこめっせの3階では合同卒業設計展が開催されていた。99年僕らが卒業の時、一時中断していた合同卒業設計展を工繊大の鳥居斉を中心に再起動した。その時は京都の6大学しか参加してなかったのに、今回は19大学という巨大さ。
布野修司先生も1日目のパネリストとして来ていたようだが、タイミング合わずお会いできず。同じく2日目のパネリスト勝矢武之氏とは、26日の晩に軽く飲む。負けずにがんばろうっと。

| MEMO 雑記・ブログ | 11.03.10 | (0)

「自炊」と増築論研究会

2月半ばから、毎週のように何かと出来事がありつつ、例によってなかなかアップできないまま現在に至るのですが、最近はブログに書いてない事柄の記憶が薄くなりがちなので駆け足で振り返ります。

2/15(火)
午前中から妙に寒気がしていたがそれをこらえつつ、午前GD邸の打合せ、午後NS軒の鉄骨関連打合せと済ませたが、夕方帰ってきた頃にはグロッキー。久々に39度超の熱が出る。インフルエンザだとまずいなと、翌日医者にいったら扁桃炎とのこと。
熱が39度あると、やや目が回る。
40度を超えると(インドでの入院時に一度だけ経験あり)、目を閉じていても、いろんな映像がかつ消えかつ結びて久しくとゞまることなしという感じ。酒に酔いすぎた時にも似ている。

2/17(木)〜
だいぶ復活したので、本棚に収まりきらない本を何とか減らそうと、雑誌や論文資料の一部の電子書籍化(PDF化)、通称「自炊」を敢行する。

必要な裁断機や高性能スキャナーをいきなり買うのは躊躇われたので、「スキャレン」という「自炊」機器レンタルサービスを利用した。裁断機は懐かしの指を切り落としそうなやつ。スキャナ(Scansnap1500)の性能は、紙質によって紙詰まりや二重送りが頻繁に起こるが、まあ満足の性能。A4裏表を3秒くらいでスキャンしてくれるのは素晴らしい。

  

一週間のレンタル期間中、仕事の合間をみながらザクザク裁断&スキャンを繰り返し、約150冊をPDF化した。それでもダンボール三箱分しか減らなかったのは悔しい。
それなりの高解像度(カラー300dpi、白黒600dpi)でスキャンし、総データ量はおよそ12ギガ。

論文やレジュメ資料の保存には最適と思う。雑誌はまだPCのPDF表示性能が追い付かずやや重い感じがあるが、まずまずの使い勝手。
やや困ったのは、PDFビューワのアプリケーション。マックの場合だけかもしれないが、「Adobe Reader」はページのサムネイル表示が遅く、サクサク流し読みしづらい。マックデフォルトの「プレビュー」はだいぶ軽いが、縦書き(右綴じ)本の見開き表示ができない。そのために結局、いろいろ調べて「ComicViewer」という電子マンガ閲覧用アプリケーションを導入。いいソフトだけれど、アイコンデザインをもうちょっと、何とかしてほしい。

PDFデータは検索できないと価値が半減するので、タイトルと目次くらいは、OCRやウェブ上のデータを拾いつつテキストデータ化しておく必要がある。地味で面倒くさい作業だけど、少しずつやらないといけないな・・。

iPadとかギャラクシータブとか、pdfリーダーが欲しくなってきた。
裁断機はかさばるが、スキャンスナップは買ってもよいかもしれない。


2/19(土)
昨年来、西川英佑氏(元京大、現東工大研究員、薬師寺東塔の修復論で学位)と建築の増改築論に関する研究会を立ち上げようと意気投合し、その第一回が西川氏の尽力でついに開催。
文化財技師の北脇氏や絵画修復を専門とされる田口さん、歴史家の図師氏、RADの川勝氏にも加わってもらい、それぞれ持ち寄ったスライドを披露しながら、あれこれ議論。いろいろな刺激をたくさんもらった。第二回も早くやりたい。

会場は町家を改修し古童具を扱う北大路の葵リサイクルショップ西店。時間の中の建築を考える集まりに実にふさわしい。
スクリーンがなかったので、古い掛け軸にプロジェクターを写す。


| MEMO 雑記・ブログ | 11.03.09 | (0)

オール電化雑感 その1

「オール電化」という言葉が一般的になって久しいです。
当初より、個人的には「いかがなものか?」という思いがありつつも、ちゃんと整理できてなかったので、当たり前のことも含め、ちょっと考えてみました。

(言い訳のようですが、僕自身はまだ「オール電化」住宅に住んだことも、設計したこともまだありません。もし的外れのこと、欠落した視点などありましたら、ご指摘いただければ幸いです)


■オール電化のメリット

オール電化のメリットについては、主に電力供給会社からのたくさんの情報があるが(関西電力東京電力)、おおむね事故(火事や不完全燃焼など)に対する安全性と、経済性(深夜電力利用、お得な料金プラン)、環境性(CO2排出が少ない)の3点に集約されるようである。

ほんとに安全なのか、経済的なのか、という突っ込みもいろいろあるようだけど、個々の生活スタイルによって左右される部分も大きいと思われるので、ここでは触れないことにする。
とりあえずオール電化には上記のようなメリットがあると認めた上で、それでも気になる点について考えてみたい。
(地球環境うんぬんはとりあえず保留にさせていただきます)

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Tags: | MEMO 雑記・ブログ , SELECTED 選り抜き | 11.02.25 | (0)

大聖堂:マインツ Mainz, Germany, 1997

大聖堂:マインツ Mainz, Germany, 1997

| MEMO 雑記・ブログ , PICTUREs 旅と建築 | 11.02.25 | (0)

地鎮祭や町家改修

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だいぶんとゆっくり進行していた京都NS軒が、ついに地鎮祭を迎える。めでたい。
ご商売をされていることもあり、祭儀を司るのはゑびす神社の宮司さん。ちょっと間があったので地鎮祭についていろいろ教えて頂いた。

祭壇は南面を正とする(東面がそれに次ぐ)こと(これはインドも同じ。太陽に基づく方位観)。注連縄につける紙の飾り(「しで」というらしい)がジグザグなのは、「雷」を表しているという。雷は雨=水に通じる。つまり敷地の四周を注連縄で結界した上で、そこに水を呼びこみ場を浄めるという仕掛けだ。宮司さんによれば、雨を貴ぶ照葉樹林帯の風土に由来するとの解説。東南アジアや東アジアの古い習俗にも同様のものがあるという。「しで」は「しだれる」に通じるらしい。「したたる」も同源だろう。

じゃあ、四隅の竹も一種の樹木崇拝の名残ですかと聞くと、いやこれは比較的新しいです、室町以降じゃないかな、とのこと。象徴的な意味よりは、竹の使いやすさ(すぐ生えてくる、まっすぐ、軽い等)が先にあって、常緑でめでたいとか、まっすぐで云々というのは後付けでしょうとのこと。
和辻哲郎的風土論と機能主義的解釈が、ほどよく混ざっていて腑によく落ちる。

懐石の振る舞い弁当を頂き、家で昼食。少し酒あり。
確認申請も大詰めです。

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町家の改修:京都GD邸(仮称)も、年明けから本格始動してきて、だんだん慌ただしくなってきた。今月頭には、京都市の助成する町家耐震診断を受けた。結果がでるのにだいぶ時間がかかるが、参考になるデータが得られることを期待する。
まずは2月半ばまでに基本設計のだいたいのまとめと概算見積出しが目標。

あいまに造形大の授業の成績採点なども。今年はレポート出題の狙いがうまくはまり、面白いレポートが多かった。詳細後日。

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Tags: | MEMO 雑記・ブログ | 11.02.09 | (0)

椅子が壊れた

仕事用に使っていたイスが壊れた。

割とシンプルなデザインと2万円を切る値段に惹かれて、5年ほど前に買ったノーブランドのキャスター付きイス。
座り心地は悪くなかった。しかしまず1年でキャスターの軸が折れた。ホームセンターで径の合うキャスターを買って交換したが、その後も続々と折れ、結局5個あるキャスター全部を交換した。しかしこの度は、ガスの座面高さ調整機構がアホになって一番低いところから動かなくなってしまったので、買い替えることに。

いくらヘビーユースでも壊れるのが早いんじゃないかと思うが、アルク aRCに行って話してたら「そのレベルの椅子なら5年はいいところですよ」とのこと。そうか。じゃあ今度はちゃんとしたのにしよう。フリーランスは体が資本。ちょっとくらい高くてもいいぞ。そのかわり20年は使うぞ。

定番のアーロンチェアはとても機能的でよさそうだけど、あれはゴツすぎる。イームズのエグゼクティブ・チェアやマネージメント・チェアは憧れるが高すぎる。でも12年保証はすごいな。

可動部から壊れるのは分かっているので、キャスターはまだしもガスの機構はなくていいんじゃないか。そもそも特定の人間しか座らない椅子に(少なくとも手軽な)高さ調節機構はいらない。ところが、きょうびガス機構の無いワークチェアはほとんど無いことが判明。

じゃあ座面調節やキャスターはなくてもいいか、と選択肢を広げて候補に浮上したのが、水之江忠臣の名作S-0507NA-ST(天童木工)。以前マエダ木工の前田君に教えてもらった、前川國男の神奈川県立図書館用にデザインされたという椅子。ダイニングチェアとして売られてるけど、もともと図書館用なんだからデスクワークにも適しているはずだ。

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ということで、店頭に置いてる店はなかなか無いので、フタバ家具にわざわざ取り寄せてもらって、試し座りしてきた。

イメージよりやや大きめだけど、座り心地たいへんよし。控え目な曲面のフィット感がすばらしい。小学校の椅子を思い起こさせる生真面目さのただようデザインも◎。コスト・パフォーマンスもずば抜けている。
しかし、仕事用の机高さ720mmにあわせると、ちょっっっと低い。ちょっとだけなんだけど気になるといえばなる。クッションを置いて使うのはためらわれる。背筋をグッと伸ばして使うか…。

他の候補の一つは、ヤコブセンのオックスフォードチェア(ローバック/アームなし/キャスターは選べる)。ネジの高さ調節があるのもすばらしい。注文生産で半年待つという。それはいいけど、さすがに予算オーバー。しかし、いい。20年使うと考えればアリか。そんなにもつのか。それより5000円の無印の椅子に座ってるヒショの許可が降りるのか。


| MEMO 雑記・ブログ | 11.01.27 | (0)

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