究建築研究室 Q-Labo.
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MEMO 雑記・ブログ
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旧武徳殿:京都, 2011

| MEMO 雑記・ブログ , PICTUREs 旅と建築 | 12.01.12

枚方TK邸:中間検査

TK邸は年明け早々に中間検査。指摘事項も無く無事終了。

耐力壁となる構造用合板が貼られて、空間の輪郭がだんだん見えてきた。

左:玄関から裏の庭へ続く土間。敷地の起伏が土間の中に階段として表れてきてる。一種の通り庭である。特に町家を意識したわけではないけれど、土間のある家に住んでた体験からも、現代住宅でも土間はあった方が何かとよいと思っている。

ところで、川と街道が接近しているのが枚方の特徴であるが、そのため枚方宿には船宿が多かったようである。枚方宿の町家も京都や他の都市の町家と同様に、入り口から奥へ抜ける通り庭(土間)を備えているのだけど、ちょっと面白いのは、そのような船宿では、通り庭の奥が船着場へ通じていたということだ。船客は川の船着場から通り庭を通って店にアプローチしていたらしい。いいなあ。(参考:大場修「近世近代町家建築史論」)

靴をぬぐ日本の家屋では、土間の広がりは家屋への出入りの口が増えることをも意味する。言ってしまうと、当たり前のようだけれど、家に土間が一つ(玄関の沓脱用)だけという状況は、果たして当たり前のこととして受け入れていいものか。

右:2階家族室(リビング・ダイニング)からキッチンの方を見る。キッチンの上はロフト。

家族室。正面の窓の先には小学校のグラウンドが見える。眺め良し。右手の大きめの開口は屋根のあるテラスにつながる。開放的な一角。

Tags: | MEMO 雑記・ブログ | 12.01.11 | (0)

謹賀新年2012

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明けましておめでとうございます。
昨年は様々なことがありましたので、「おめでとう」と素直に口に出しづらいですが、
あえて「おめでとう」と言いたいところです。

今年は私にとっては、いろいろと環境が変わる節目の年になりそうです。
本年もどうぞよろしくお願いします。

Tags: | MEMO 雑記・ブログ | 12.01.03 | (0)

枚方TK邸:上棟式

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無事に建て方が終わり、12月12日、上棟式が執り行われました。
とても寒い1日でしたが、施主氏より鍋料理がふるまわれ、アットホームな雰囲気のなか身も心もポカポカ温まりました。感謝。

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左:四方祓い。建物の四隅を酒・塩・米で清めます。
右:TKさん、2才のお子様を抱っこして2階を見学。

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助っ人の方がビールサーバーを設置。柳沢はグビグビ呑んで良い気分になっておりました・・・。

1階土間の高低差が想像以上におもしろく、何だかわくわくします。2階リビングからの眺めも素晴らしい。これからどんな家になるのかとても楽しみです。(ヒショ)

Tags: | MEMO 雑記・ブログ | 11.12.26 | (0)

枚方TK邸:建て方

もう10日くらい前ですが・・、この冬一番という寒さの中、枚方TK邸の建て方が行われました。


朝9時半に現場についたら、すでに2階の床を組みはじめていた。


お昼を挟んで小屋組にとりかかる。
1階に寝室や納戸・浴室といった細かい部屋、2階に広い家族室やテラスなどオープンな部屋を配置しているので、1階の柱や壁の量は2階の倍近くある。そのため、筋交や面材はまだ入っていないけれど、すでにものすごい安定感がある。平面形状が多角形であることも効いているか。
2階にリビングを、というといまだ抵抗を感じる人が多いようだけれど、リビングが巨大化しつつある現代日本の住宅では、少なくとも木造の場合、2階にリビングを持ってくる方が構造的には安心できる。
1階の地面とのつながりも捨てがたいけれども。


たくさんある登り梁にてこずって、だいたい全部組み終わったのが17時頃。
はやくも暗くなりかけている。皆さん寒い中お疲れさまでした。

全体像はこんな感じです。

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Tags: | MEMO 雑記・ブログ | 11.12.19 | (0)

屏山書院 병산서원:安東, 韓国, 2006

韓国は安東にある屏山書院(日本語の公式サイトがある!)

有名な河回村(ハフェマウル)のほど近くの高台に建っている、李朝時代の学校である。16世紀に建てられ、文禄・慶長の役で焼かれた後、1607年に再建されたものという。
(日本語での簡単な解説はこちらのページにわかりやすくまとまっている)

近世の地方豪族による子弟教育の場という点で、日本における閑谷学校に近い。儒教をベースとすることも共通する。いずれも教育の場にふさわしい質朴さと、周辺の地形・環境を活かした開放的な空気を兼ね備える、素晴らしい建築だ。


アプローチ


門をくぐると階段があり、
晩対楼という高床式の建物の下をくぐって中庭へ至る。


晩対楼の床下。
礎石は置かれているが、掘立を思わせる曲がった丸太の柱が立つ。
これを書くために久々に開いた「韓国の民家 (韓国の学術と文化20)」によれば、これはウムマルという形式の床であるようだ。

「マル」とは、高床となった板張りの部屋あるいは板張りそのものを指す語で、「高い」という意味もあるという。マルは夏を旨とした開放的な造りで、韓国の民家建築においては、土間式で閉鎖的な冬を旨としたオンドル房と対をなす建築形式である。

柱の間に架かる床梁が長クィトゥル、長クィトゥル間にかかる小梁が童クィトゥルと呼ばれる。床面は、この童クィトゥルの側面に堀った溝に庁板(床板)を挿し入れることで作られている。木材はいずれもマツであろうか。
この床を上(室内側)から見ると、日本でいうところの「朝鮮張り」の床となる。


四棟の建物が中庭を四合院のように囲んでおり、スカスカの晩対楼越しにかなたの川(洛東江)と山(屏山)をのぞむことができる。


晩対楼へ上がる、巨木を削り出した豪快な階段。


晩対楼。長大な板張りの高床(マル)の周囲に柱がめぐり屋根がかかっただけの単純な構成で、全周がフルオープン。建具も入っておらず開放感は比類ない。
欄干のデザインからして船をイメージさせる。
空中に浮かんだ船のような建築。


ウムマル、いわゆる「朝鮮張り」である。
床がそのまま構造体であるため、床板は非常に厚い。「朝鮮張り」の味わいは、この厚い床板の生む素材感というか触感によるところが大きいように思う。単なる張り方のデザインではないのだ。

床梁の上に床板をのっけるのでなく、わざわざ床梁の間に床板を差し込んでいるのは、たぶん釘無しで床をつくるためであろう(この時代に釘があったかどうかは知らない)。


天井(屋根裏)。
丸太の垂木が扇状にかかり、垂木間は漆喰のようなもので塗り込められている。
日本では見たことがないスタイル。
左官が使われているのは微妙に曲がった丸太のカーブにあわせて仕上げるためと推測する。大工仕事でこの曲線についていくのは大変である。
木の野地板が見えてる日本家屋の屋根裏と比べると、とても柔らかで明るい印象を与える。


晩対楼の中庭を挟んで、正面にたつ立教堂。メインの教室だったそうだ。
基壇の側面にあいている穴はオンドルの煙道か?(未確認)


立教堂内部。板張りの広間の両脇に、漆喰で塗り込められたオンドル房が並ぶ(寝殿造を思わせるなあ)。
開口部は床に座ったときに丁度視線が抜けるような高さに設けられている。窓台は低めに、座って肘を掛けるのにちょうどよい高さとなっている。
日本の伝統建築ではあまりこういう窓の開け方をしない(ような気がするんだけどどうだろう)。些細なことだけれども、そのような違いに彼我の住文化の差を読み解く手掛りがあるようで面白い。


立教堂より晩対楼を見る。

| MEMO 雑記・ブログ , PICTUREs 旅と建築 | 11.11.30

枚方TK邸:基礎工事

この間、地鎮祭を執り行なった枚方TK邸は、地盤改良(柱状改良)を経て、現在は基礎工事の段階。

枚方はほとんどのエリアが丘陵地帯なので、戦後に開発された住宅地はたいてい斜面を造成して作られている。そのため、敷地の中に切土部分と盛土部分が混ざっていることが多いようだ。切土部分の地盤は良好だが、盛土部分は結構弱いので、地盤改良が必要なケースがほとんどだという。TK邸の敷地も、盛土部分が一部あり地盤改良(柱状改良)が行われた。

京都はと考えると、おおむかしの京都盆地は湖だったため、盆地の表面は堆積土砂で覆われており、そういった地面というのは、地盤の質としては強度がある方ではないはずである(たぶん)。
けれども京都市街中心部だと、木造2階建て程度であれば地盤改良が必要になるという話はあまり聞かない。やはり何百年も人が住んでると、地面も締まってくるということなんだろうか。

今回のTK邸では、ちょっとした敷地の起伏を家の中にとり込んだり、家の中に土間を貫通させたり、子供たちがぐるぐる走り回れる仕掛けを設けるなどして、小さい家の中に複雑な空間体験をパッケージングすることが、テーマのひとつとなっている。

そんなわけで基礎にもその複雑さが反映していて、この規模の住宅としてはかなりややこしめの基礎形状になっている。
なんだか遺跡みたいで格好いいなと、模型を見ながらニヤニヤしたり。

Tags: | MEMO 雑記・ブログ | 11.11.29 | (0)

GD邸:オープンハウス御礼

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10月30日(日)
GD邸オープンハウスの日。あいにくの雨にもかかわらず、約70名+お子様数名にお越しいただき、盛況のうちに終えることができました。皆さま、お忙しいなかありがとうございました。
その賑わいぶりを写真でお伝えしたかったのですが、何と該当する写真が1枚もない。私、すっかり大事な仕事を忘れておりました…。というわけで、チビ1号2号を「室内縁側」に座らせてパチリ。
この日は終日太陽が顔を見せなかったので、トップライトから光が降り注ぐ様子を見ていただけなかったのが残念。また、日没後照明を灯した様子もなかなか不思議な雰囲気があり、できれば見ていただきたかったです。

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多かった質問は、ガラスや建具や壁など、どれが古くてどれが新しいのかということ。ディテールについては、折をみてまたご紹介したいと思います。

今回のプロジェクトでは、
きめ細やかな施工管理をしていただいた、エクセル住宅建設の岸本さん山内さん、
バラ板貼りなど渾身の仕事ぶりが頼りになる、大工の高尾栂佐さん、
キッチンを始めとして素材から納まりまで提案いただいた、マエダ木工さん
初の銅襖製作にチャレンジしていただいた、かみ添さんと表具師藤田さん、
吹抜けのデスクと本棚製作で指物で培われた繊細な技が光る、木工作家兵働知也さん、
こそげ仕上げにお付き合いいただいた、左官の山口さん、
複雑な配線工事に対応していただいた、堀部電工さん、
屋根やトップライト製作の板金桐畑さん、
お名前を挙げきれませんが、この他にもたくさんの方にご協力いただきました。

また、交換せざるをえなかった建具や照明器具については、
井川建具道具店さん、タチバナ商会さんなどにお世話になりました。

最後に、
設計半年+施工期間半年という、改修工事としては長い時間を要しましたが、とても楽しく仕事をすることができました。細部に渡るこだわりには、私たちも学ぶところが多かったです。このような機会をいただきましたクライアントのAさんBさんに感謝します。
(柳沢・ヒショ)

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Tags: | MEMO 雑記・ブログ | 11.11.05 | (0)

フローリングに亜麻仁油、土間にワックス。

10月22日(土)

T邸(斜庭の町家)の「フローリングに荏油」と同じく、無垢フローリング(ウォールナット)に亜麻仁油を塗る作業をしました。
参加者は、施主Aさん、妹さん、柳沢、助っ人のミズモト氏。
私は、チビ2号が体調すぐれないまま復活せず、またまた自宅待機することに。

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ビフォーの状態。これはこれで良いのですが、亜麻仁油を塗ると、ツヤが出て濡れ色になります。数年経過すると味わいが出てきます。

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土間にもみんなでワックスをかけました。ややしっとりした表情に変わりました。
床に油を拭いたりワックスを掛けるとき、柳沢はいつも「ベスト・キッド」を思い出すそうで、毎回ワックス・オン、ワックス・オフ…と言っています。

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今回の改修で、六畳の和室を四畳半に縮めることで新たに生まれた「室内の縁側」。
1mほどの幅の間に、いろいろな素材が新旧混ざって並んでいるのがおもしろいです。
左から、
・新しいモルタル
・新しいステンレスの見切り
・古いバラ板+柿渋
・古い敷居
・もともと土間部分に貼ってあったのを剥がして移動し貼り直した古いフローリング
・新しい敷居
・新しい畳

(ヒショ)

Tags: | MEMO 雑記・ブログ | 11.10.28 | (0)

GD邸:最終チェックの日

10月20日(木)

GD邸の施主と設計者による最終確認の日。
私も立ち会う予定だったのですが、前日、チビ2号が40度近い高熱を出してしまい、自宅で待機することに。柳沢は「なかなかいい感じに仕上がっている」と自画自賛気味。

これまで載せてなかった部屋の写真を少しご紹介します。
また、キッチンや玄関収納をつくっていただいたマエダ木工さん、銅粉染めの襖に初チャレンジしていただいたかみ添さんにも、ブログでご紹介いただいています。

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左:1階土間(銅版画のアトリエに)
右:リビングダイニング

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左:2階吹抜け前
右:2階子供部屋

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左:1階和室
右:トップライトから、光がやわらかく差し込んでいます。


今までシートで覆われていたフローリングがお目見えし、造作家具も取り付けられ、古い町家が若返ったよう。改修前と比べ格段に明るい空間になりました。
打合せ中、施主Bさん(推定身長190cm)が鴨居に2度頭をぶつけていたそうで、そこだけ気になりますが・・・。

※施主ABさんのご厚意により、オープンハウスを開催させていただくことになりました。

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とあるところにバスブザーを再利用。思わず何度も押したくなってしまう。


(ヒショ)

Tags: | MEMO 雑記・ブログ | 11.10.23 | (0)

味わう建材の会 その1

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「建材」を並べてみると、まるでスパイスのよう。

柿渋塗りの際、話題になった「味わう建材の会」。
この企画を実行するまでの経緯を、柳沢が神楽岡工作公司のジャーナル(2004年1月13日)に書いているので、一部を引用します。


年をまたいで温め中の企画がある。それは「味わう建材の会」(略して「味建」)の開催。その名の通り「建材」(建築の資材、建築材料)を食して味わい尽くしてやろうではないか、という試みである。

…事の発端は…鈴木健太郎氏の発言である。アンビルトの建築を構想することの意義についての議論が沸騰し、各人酔いが程よくまわった頃、彼は「…結局、建築は実物に取り組まないとだめだ。材料に真剣に向かい合うんだ!」と熱く語りだした。大学卒業後数寄屋大工の修行に飛び込んだ彼だけに、よくある意見でありながらもさすがに説得力がある。…「お前ら材料が大事とか言っとるけど、食ったことあるのか!!!」…「よ~し、だったら食ってやろうじゃねぇか」。

…というわけで企画が持ち上がった。

…建築における素材(とりわけ自然材料)が重要視され、シックハウスが社会問題として取り沙汰される今日、建材を文字通り身をもって「味わう」という行為には、それなりの価値がありそうである。

というわけで
2004年3月7日(日)、「味わう建材の会」が実現しました。


この日のメニュ-は、、、

フルコースとなっております。

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■食前酒:柿渋(5年もの、薬用)
■オードブル:那智黒、鞍馬石、白川砂、川砂利
       寒水石、御影石、ガーデニング用石、レンガ
       金箔、銀箔、アルミ箔
■スープ:黒聚楽、稲荷山黄土、京錆土、三重浅黄土、石灰、セメント
■サラダ:黒谷楮紙、土佐雁皮紙、石州三椏紙
■メイン:桧、台湾桧、赤杉、北山杉、ヒバ、楢樫
     チーク、スプルース、赤松、桐、塩地
     イチイ、栂、柳、黒檀、楡
     2×4材、コンパネ、煤竹、孟宗竹
■デザート:三千本膠、粒膠、つのまた、銀杏草
      木工ボンド、大和糊
■紅茶:亜麻仁油、桐油、荏油、椿油
    墨汁、ベンガラ、松煙、群青

上の右側の写真手前は、京錆土と木材(楢樫?)、寒水石のカツカレー風。 

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左:那智黒と藁すさ 黒聚楽スープ仕立て
右:数種の竹の盛り合わせ お口直しに顔料のカクテルを

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「ごちそうさまでした。」

・・・
7年前に行われたこの企画、実録レポートをサイトに掲載する予定だったらしいのですが、実現しないまま埋もれていました。今回、柿渋をきっかけに「味建」の全貌を知り、さすが職人集団、その芸の細かさに感動したので、この場を借りて掲載することにしました。

気になる味の感想など、詳細は後日。

(ヒショ)

| MEMO 雑記・ブログ | 11.10.20 | (0)

枚方TK邸:地鎮祭

秋晴れの気持ちの良い天気に恵まれた10月17日、枚方TK邸の地鎮祭が執り行なわれました。

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お供え物の鯛がキラキラしておりました。

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左:もうすぐ2才になるお子さんも張り切って参加。
右:土地の四隅にお祓いをし清める神主さん(四方祓/しほうはらい)。

いよいよこの地に設計してきた家が建つのだと思うと、感慨深いものがあります。節目の式というのは、気持ちがシャキンと引き締まって良いものです。工事がスムーズに進みますように。

今回のTK邸は、枚方のIFA住宅設計室さんによるプロデュース。
担当のヒグチ君(神戸芸工大出身)とともに4月から打合せを重ね、今回の地鎮祭に至りました。
設計の内容については、またおいおいアップしていきたいと思います。

(ヒショ)

Tags: | MEMO 雑記・ブログ | 11.10.19 | (0)

GD邸現場・倉日用商店・コーヒー豆

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10月6日、GD邸の改修現場にて。
吹抜けから2階を見上げたところ。ここには木工職人兵働さんの机が取り付けられます。

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左:倉日用商店「昭和の生活雑貨・荒物展」にて
右:砥部焼でsightglass coffeeのコーヒーをいただく

現場での打合せの帰り、保育園のママ友のお店でもある、堀川商店街にある倉日用商店に立ち寄ってみました。ちょうど「昭和の生活雑貨・荒物展」という企画展の初日で、お店には、昭和20年代から50年代頃までに作られたデッドストックがずらり。店主の商品に対するアツイ思いが伝わって来ました(店長日記で商品についていろいろ紹介されています)。K村氏、ありがとう!私はデッドストックものは買わなかったのですが、砥部焼のそば猪口などを購入。
企画展は、10月25日(火)まで。

この日GD邸現場で、施主のAさんBさんご夫妻から、サンフランシスコのお土産をいただきました。
Sightglass Coffeeというコーヒーbarのグアテマラ産コーヒー豆と、塩キャラメル入りチョコ。このコーヒーbarは、今サンフランシスコで一番ホットなお店だそうです。
さっそく家に帰って、ホコリをかぶったコーヒーミルを引っ張り出し、久方ぶりに豆をゴリゴリ挽いてみました。そして買ってきたばかりのそば猪口に、ドリップしたコーヒーをゆっくりと注ぐ・・・。下の子供ができてから、忙しさと体調の関係でコーヒーをあまり飲まなくなっていたのですが、やはり香りが全然違っておいしい。豆を挽く心のゆとりぐらいは持ちたいものだと、しみじみ思いました。AさんBさんありがとう!

Sightglass Coffeeという店は、古い倉庫(工場?)を改修してつくったようです。かっこいい。
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(ヒショ)


Tags: | MEMO 雑記・ブログ | 11.10.18 | (0)

GD邸:バラ板に柿渋を塗る

古い床板に柿渋を塗りました。
(参加メンバー:施主Aさん・その妹さん+究所長・イナガキ氏・ヒショ)

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まずは板の汚れやホコリをとるため、雑巾で板の表面をゴシゴシ拭き、その後刷毛で柿渋をムラのないよう丁寧に塗ります。今回は室内なので1度塗りにしました(あまり柿渋の色が濃くなりすぎるとせっかくの風合いが損なわれるので)。
乾いた床板がしっとりと落ち着き、潤いを取り戻した感じがします。

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トップライトからの光を浴びながら作業するイナガキ氏。
柿渋は光に当たると色が濃くなっていくという性質を持っています。
何年か経って、光の当たり具合によって色の濃さにグラデーションが出ることを期待しています。

ちなみに、このバラ板を貼り合わせた壁のヒントになったのは、港町などで見られる古い舟板を貼りあわせた壁だそうです(下の写真は、以前紹介した鞆の浦の蔵の舟板)。

ところで、
柿渋はぱっと見、熟成した赤ワインのような色合いをしています。作業途中ふとそのことをつぶやくと、横から究所長の声「柿渋飲んだことあるで~」。試しに柿渋をなめてみると、赤ワインとは似てもにつかぬ味。少量なのに口いっぱいに広がる渋み。

そういえば、その昔神楽岡工作公司で「味わう建材の会」という企画を実施した話を思い出しました。究所長はその時柿渋を試飲したらしい。事務所に帰ってその時の写真を見せてもらうと、何とオードブルに始まりデザートまで、「テイスティング」していました・・・。
建築に使われる土や木材、顔料、糊などを味わってみる、というこの珍企画。2004年の試みですが、埋もれさせるにはもったいない。後日、あらためてアップしたいと思います。

(ヒショ)

Tags: | MEMO 雑記・ブログ | 11.10.13 | (0)

GD邸:床板をリメイク2

先日お伝えした通り、古い床板には柿渋を塗ることになりました。

9月吉日、現場に着いてびっくり。なんということでしょう~。
床板として数十年、日陰の存在だった古い板が、まるでパズルのように壁面に収まっているではありませんか。

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(一部抜粋。実際は横に貼っています)

この家から出てきた古い床板だけでは数が足りないので、数種の板を切って組み合わせるという、気の遠くなるような作業(大工の高尾さんのおかげです、ありがとうございます!)。
1階の畳の下に敷いてあったバラ板、2階押入れの床板、別の古い家を解体した際ストックしておいたバラ板、それでも不足した分は新しいバラ板を足しています。

ちなみに「バラ板」というのは、壁や床の下地に使う板のことで、厚さは12〜20mm、たいていは杉板です。下地用なので鉋はかかっておらず、表情は粗めです。

さて、ここに柿渋を塗ると一体どのようになるのでしょうか・・・。

(ヒショ)

Tags: | MEMO 雑記・ブログ | 11.10.05 | (0)

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