MEMO 雑記・ブログ: 究建築研究室 Q-Labo.|https://q-labo.info/memo/
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京都で最も好きな庭の一つ、大原街道沿いにある蓮華寺。
紅葉の季節をのぞけば、人も少なく静かに落ち着ける。
縁と軒、そして柱によって切り取られた名庭はたくさんあるけれど(京都では詩仙堂、曼殊院、円通寺、奈良では慈光院など)、ここでは池が間近にまで迫っている。その水面に覆いかぶさるように、樹々の葉が重なり合いながら茂っている。
そのため建物の中の方に座って庭を眺めると、水面に浮かんでいるような心持ちがする。
雨など降って、水面がさざめきたつのをじっと見るのも、ここならではのよさ。
夏の前後に訪れると、鬱蒼とした樹々の緑に包まれたようになる。
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京都
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| 11.01.15
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写真上段:左から、2歳頃の父きわむ・チビ1号・母
写真下段:左から、4ヵ月頃の父きわむ・チビ2号・母
(究建築研究室のトレードマークの牛がさりげなくウサギになってます。)
新年あけましておめでとうございます。
昨年は竣工物件こそなかったものの、本が出たり賞を頂いたり慣れないレクチャーをしたり子供が増えたりと、なかなかに実りある一年だったのではないかと思っています。
お世話になった皆様、ありがとうございました。
初詣で訪れた横浜の伊勢山皇大神宮にて引いたおみくじは中吉でした。
「いまさら新しい目標を選んでも無理。かねて積み上げた力が発揮できるところを目指してがんばれ。」(おみくじ文面ママ)
との、やや微妙かつフランクな励ましに従って、精進致します。
本年もご指導ご鞭撻の程よろしくお願いいたします。
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年賀状
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| 11.01.03
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チェコ南部の小さな都市チェスキー・クルムロフ。
美しい歴史的街並みは、第二次大戦後と民主化革命後の二度にわたり、主要住民がごっそり入れ替わるという壮絶な歴史を経て今に残されてきたという。
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| 10.12.17
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こんにちは、ヒショです。
肌寒い日曜日の昼下がり、スパイシーでホットなカレーが食べたくなりました。
カレーといえばインド、インドといえば究所長(?)。インド研究者でもある彼は、特別カレー好きではないけれど、3食カレーがひと月続いても平気な程度には好きだそうです(それ大好きと違うのん?)。そこで今回、久しぶりに本格カレーを作ってもらうことに。
下記レシピは、所長のお兄さん(カレー大好き)が入手した某人気カレー店のレシピをアレンジしたものです。インドの雰囲気をしっかり感じさせつつも日本人好みのマイルドな仕上がり。手間をかける甲斐のある味だと思います。ぜひお試しください!
■ 材料
・分量:7〜10人分くらい
・材料費:約2350円(うちスパイス代750円)
① 肉・野菜など
・鶏モモ肉(400g) ・玉ねぎ(4〜5個) ・トマト水煮(1缶)
・ナス(2本) ・丹波しめじ(1パック) ・ブロッコリー(1株)
※野菜は適宜好みのものを
・ヨーグルト(大さじ2) ・コンソメ(35g) ・塩(適量)
・サラダ油(50mL) ・バター(25g)
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インド
ヒショ
飲食
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| 10.12.13
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三条大橋の下に、単管足場とコンパネでできた懸け造りの小屋が出現している(27日朝に確認)。丁寧にブリッジのついた入口まである。
技術といいコストといい、スクウォッターの仕事とは思われないが、なんだろう。
橋関連工事の資材置き場? 休憩所?
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京都
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| 10.11.27
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うちの事務所は「建築研究室」と名乗っていることもあり、ときどき研究の仕事もやったりする。ここ一ヶ月ほどは、某大きめの企業から依頼されたインドの伝統的住宅に関する研究レポートに、ずっと取り組んでいた。それがようやく先日脱稿! 肩の荷が下りた〜。机に山積みになってた資料もこれで片付けられる。
はじめはヴァーラーナシー、マドゥライの現地調査資料を中心にまとめるはずが、結局、総論から他都市の事例までフォローし、結構なボリュームとなってしまった。ご満足いただけるとよいのだけど。
というようなレポート執筆の合間に、ウェブを見てご連絡いただいた町家改修の相談の、現場確認に行ってきた。
たぶん昭和初期くらいの築で、少なくとも外見上かなりしっかりしている。町家にしては珍しく広い南向きの裏庭があり、明るい日の差し込む室内が魅力的な町家だ。
住まわれる方も、一度壊したものは二度と取り戻せないのだから、古さと新しさがバランスよく混じり合った家にしたい、という明快な考えをもっておられて、とても共感する。
現状、まず第一案としてプランと模型を作って提案したところ。今後はまだ確定的ではないけれど、是非ご一緒できればよいなと思う。
この間、自分のやってきた仕事を振り返る機会があり、要するに僕は(インドにせよ京都にせよ)、いかにして時間の流れを建築・都市に埋め込むか、というテーマをずっと追いかけていたのだということに気が付いた。そういう意味でも、とてもやりがいのある仕事だ。
ついでに、その近所でちょっと面白い町家の事例を見かけたので紹介。
同時期に建てられたであろう町家が、「町家→看板建築」の変化過程のサンプルを示すかのように並んでいるのだ。
たぶん、ほぼ原型そのままのもの(左)。
1階部分に木造モルタル箱形の増築がなされたもの(中)。建具がアルミサッシに変わって、戸袋も無くなってる。
で、1・2階全面にわたり増築してほぼ看板建築化したもの(右)。
かろうじて軒が勝っているものの、ここまでくると原型がわからない。
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| 10.11.24
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荒壁を廻る家が某誌に紹介されることになり、先週、完成から7年越し2度目の本格的写真撮影が行われた。撮影していただいたのは喜多章さん。どのような仕上がりになるのか、今から楽しみ。
同行は編集のT永さん、最近オープンデスクでうちに来ている稲垣君。
ちょくちょくお邪魔しているので、あらためて感慨深いわけではないけど、7年を経て随所に味わいが増しているのを見ると、やはり嬉しい。狙い通りとニヤニヤ。古色塗りを施した床板などは、2匹の猫のおかげで、数十年前の古材といって通用しそうな表情であった。
お住まいのKさん夫妻には今回たいへんなお手数をおかけした。本当にありがとうございました。でも、これを機に抜本的な家の整理改革を行った結果、家が居心地良過ぎて生き方まで変わりそう、とのコメント。すばらしい。
左:モルタル金鏝押さえのキッチンカウンター。油が若干染み込んで表情が成長している。ソリッドだけど固すぎず、ピカピカすぎなくて僕は好きな仕上げ。こちらの奥さんにも好評なんだけど、一般にはやはりステンレスがいいという方が多い。
右:韓国で買ったという照明器具がとても荒壁に馴染んでいた。それにしてもよく面白い物を集めてくるなー。
撮影終了後、「テルマエ・ロマエ」と「11人いる!」をお借りして帰る。一瞬で読了。
ローマ風呂マンガはずっと読みたかった一冊。ばかばかしくも楽しく感心する、日本マンガの裾野の広さを感じる作品だ。「平たい顔族」って…。あと、帯の煽り文が珍しくとてもよくできている。以下長いが転載。2巻も読みたいなあ。
「古代ローマの設計技師(風呂限定)ルシウス。
仕事熱心な彼は浴槽のアイディアについて悩みまくり、
そのあげく現代日本の銭湯にワープ!?
彼は日本と古代ローマ(風呂限定)を往来できる
体質になってしまったのだ!!
好漢ルシウスの時空を越えた大冒険(風呂限定)が始まった!!」
萩尾望都は実はあまり読んだことがなかった。定評あるプロットはやはり見事で(中高生で読んでたらもっと響いただろうな)、ぐいぐい引き込まれる。SFとしても、サスペンスとしても充分に楽しめる完成度の高さ。しかし少女マンガに免疫の少ない僕は、むしろ本筋と外れた少年少女の淡い恋愛描写にどきどきしてしまうのだった。
〆切を過ぎた原稿があるのに、こんなことを書いてたら怒られそうだ。
話はまったく変わるが、その前の日は京都静原のカフェ・ミレットにて、友人の長野君の結婚パーティがあった。落ち着いた雰囲気の中で、パーティには珍しく時間をたっぷり使った、終始和やかなよい会でした。
店内の壁には、ヴァーラーナシーの大きな写真パネルが架かっていて、ちょっと驚く(下)。ご無沙汰してます、その節はお世話に…と思わず挨拶してる気分になった。写真はお店の方のお父さんの撮影だとか。
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荒壁廻家
訪問
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| 10.11.19
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「民藝」ど真ん中な設えには好き嫌いがあるかもしれないけれど、河井寛次郎記念館(河井寛次郎旧居)は、空間的な魅力において京都の町家の最高峰の一つだと思う。もう6回くらいは訪問しただろうか。
個人的に京都で好きな建築を10個あげろと言われたら、間違いなくその一つに入る。
詳しい解説は後日に・・・
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京都
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| 10.11.12
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屋根のちょっとした水切りに鳥がとまって、糞が落ちてくるといった話も。うーん・・・
先月下旬、斜庭の町家の一年点検に。
実は竣工後も何度もお邪魔してはいるのだけど、毎回驚くほどに綺麗に住んでくれてることに感動する。
高橋工務店の内田さんと共に、外まわりから中、造作家具・設備系の点検まで。
何カ所か対応の必要のある点はあったが、左官壁のひびも建具の反りもまったく見られず、1年次としての状態は全体的にすごくよい。
庭の水はけが思ったより悪かったのが問題と言えば問題。対策を考える。
左:感動的にきれいに住んでいる。
右:日のよくあたる場所はフローリングが焼けてきた。油をそろそろ塗り直さないと
左:夏・冬とも活躍の断熱スクリーン
右:キッチンの引出しも押入れも開けて見せてもらう(奥さんスイマセン…)。
工務店のチェックの後一時間ほど時間をもらって、ご夫妻に設計に関するヒアリング。
設計段階の打合せにじっくり時間をかけた甲斐あり、かなり満足していただいてる様子。
内容を挙げていくとキリがないですが、印象的だったコメントを何点か。
・はじめリビングの天井が高すぎる(最大4.5m)かと心配したけど、住んだら全然気にならない。むしろ、もうこれより低い天井の家に住めないくらい。
・視線はちょっと気になるけど、大開口はとても気持ちいい。早く木が育つとよい。
・浴室のコルクタイルはいい。これ以外考えられない。
・キッチンの換気扇がすごいパワー(笑)
・吹き抜けの断熱スクリーン大活躍。
・天井高の低い奥まった和室部分がとても居心地のよい場所に。
・寝室の照明は、やはりベッドの中から消せるとよかった。
(設計時、さんざん議論の末にこれをやめた経緯を振り返って)
・寝室と土間との間の窓がお気に入り。
・玄関のスリットや大型引き戸の埋め込んだアクリルの光がきれい。
・シャワーバーやタオル掛けの位置、引き出しの把手には改善の余地あり。
・・・
などなど
次は二年点検。
その前にも、遊びに来ると思いますけど。
よろしくお願いします。
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T邸
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| 10.11.10
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地域住宅計画全国シンポジウム出席のため、10月28・29日と丹波篠山へ。
篠山は、市街・周辺集落あわせると、通算5回目。
駅を降りると、日本昔話に出てきそうな、丹波特有の平地からにょっきり生えた山並みが見えます。
市民センターにて地域住宅計画賞の表彰式。
三井所清典さんには、斜庭の町家について「京都の町家を現代でつくるとどうなるか、というテーマにチャレンジした点を高く評価した」とのコメントと励ましをいただきました。頑張ります。
まちづくり部門は西陣大黒町の活動が受賞し、京都市(しかも上京区)で二冠。京都市にも報告してくださいね、と言われたけれど、どこに伝えればいいのかな。
いただいた賞状はたいへんに豪華なもので、有田焼の印章が嵌め込まれた山形の金山杉の額に入っています。
家に帰ってチビ1号に持たせてみる。
でかい。そして重い…
シンポジウムの後は、篠山の街並み見学に。
摂丹型民家に起源をもつという妻入りの家が目立ちます(参考論文URLメモ)。
一般に、間口が狭く奥行きの長い敷地では、妻入りの方が材料効率がいいし、目立つファサードがつくりやすい。ただ、隣地境界側に水が流れるので、そこに排水スペースが必要になる。また豪雪地帯では、隣の家に雪が落ちてしまうため、難しい。
京都で平入りが発達したのは、「みやこ」の高密さゆえに、隣家と密着して建てて敷地を目一杯活用するためか。あるいは、街路に対して控えめに家を構えるという「みやこ」的センスのゆえか。
伝統的な建築の意匠を活かしたという市営住宅も見学。この市営住宅や集落丸山を設計した才本謙二さんの活動、また、NPO法人たんばぐみの活動は、すごく面白い。また今度伺って詳しくお話を伺いたいところです。
二日目は、限界集落の再生事例として有名になりつつある「集落丸山」(集落内の古民家を一棟貸ししている宿泊施設。値段はやや高めですが、家族でのんびりと滞在するのによさそう)の見学分科会に参加。
運営主体のNPOの方、集落の方、改修にあたった工務店の方々から、いろいろとお話を伺うことができました。具体的な改修手法もさることながら、資金計画や運営、既存制度の活用や法規対応といった事業の枠組みづくりが、行政と連携しながらきわめて綿密になされているのが印象的でした。
丸山集落の風景。谷間の地形に田畑が広がり、遠くに灰屋(はんや)が見えます。
ある自然地形の中で、どこに家を建てるか、という選択には、住み手の価値観がとてもよく現れます。現在であれば普通、平らで日当たりがよく風通しのよい「いい場所」が、家の敷地として選ばれるでしょうが、ここでは、谷の真ん中の最も日当たりがよく川に近い「いい場所」は田畑に割り当てられ、家々は山裾の斜面に建っています。
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T邸
訪問
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| 10.11.01
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研究フィールドの一つ、南インドの寺院都市・マドゥライ Madurai。
巨大なミーナクシー寺院を中心に、方形の街路がマンダラ状に重層する希有の都市だ。
久しぶりにGoogleで見たら、かなり精細な写真にアップデートされていた。
地図ではさんざん見てきた都市だが、衛星写真はまた違った迫力がある。
Google EarthやMapが登場する前、都市の衛星写真や航空写真を手に入れるのはたいへんなことだった。たいして精度がよくない写真を何万、何十万ものお金を払って購入していた。僕もなけなしの研究費で買おうとして、高すぎて断念したことがある。それでも、地図からは得られない敷地や地形、建物の形状が見える航空写真は貴重なデータだったのだ。軍の資料を裏ルートで手に入れた、なんていう話も聞いたことがある。
先日メディアショップのイブニングレクチャーでご一緒した和歌山大の平田隆行さんは、フィリピンの奥地の集落や棚田を、GPSを使いながら歩測で、何ヶ月もかけて地図をつくりあげたそうだ。いまではGoogleで一発らしい。曰く「グーグルの馬鹿ッ!(笑)」
でもクリックひとつで手に入る地理情報よりも、汗みどろのフィールドワークの中で得た経験や直感こそが研究の血肉になるんですよね、ね。
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インド
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| 10.10.20
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テキストは後日・・・
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| 10.10.15
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先月の27日、五條会館(五条楽園歌舞練場)にて、五条st大宴会『三つ数えて目をつぶれ!』と題したイベントが行われました。
開催の経緯はこちら(極楽通信)に詳しいですが、趣旨を要するに、最近いろんなお店が増えて面白くなってきた五条界隈の人たちで集まって宴会しようぜ、というもの(といわけで、一応うちの事務所も協賛として名前を連ねています)。仕掛け人はご近所の友だち、ハライソのさっこさん。
事前に案内できなかったのが悔やまれるほどに、まさに「大宴会」というにふさわしい面白い「場」でありました。もちろん会場の歌舞練場の魅力は言うまでもありません。古い建築が好きな人はたまらないでしょう。木造建築増築論を構想中の僕としては、そういう観点からもたいへんそそられる建築です。
次回もたぶんあるので、その時はまた案内します。
左:歌舞練場の入り口
右:格天井の大広間。神楽岡で何か大きなイベントがあれば、今度はここでやろう。
左:朱塗りの欄干がついた桟敷席もある
右:中の階段より
>> ハライソブログの報告はこちら。
ベリーダンス見逃したのが残念。
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訪問
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| 10.10.06
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インド(ほぼ)最南端の聖地・ラーメシュワラム その2(→その1)
上は、ラーマナータ・スワミーRamanatha Swamy寺院の有名な回廊。
太く短いプロポーションの角張った柱が連なる空間は、タミル地方の寺院に共通する独特のもので、綺麗な陰翳の階調を刻んでいる。
寺院のあちこちにある井戸。沐浴する人々が集まる。強い日射しの作り出す明暗のコントラストが、なんてことない建築空間に荘厳とも言える空気をまとわせてしまうことも。
左:外観。ゴープラムと呼ばれる楼門がそびえる
右:寺院境内。中心の神様を囲んで回廊・周壁がとりまくのが、この地方の寺院の平面構成の特徴。そこをグルグルぐるぐる回りながら参拝する。
寺院のすぐ外に、海がある。
海の中の人は、海水浴客ではなく、祈りながら沐浴をする巡礼者なのです。
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インド
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| 10.09.21
| (0)