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篠山・とらや・俄

篠山にて。伊豆の某旅館の座敷に使うという赤土

2009/6/15〜21

6/18(木):

この日からT邸の外壁左官工事がはじまる。
それに先だって久住鴻輔氏が納まりの打合せを朝イチにしたいというので、「じゃあ9時には現場行きますわ」と言ったら、「すまんけど左官屋の朝イチは7時半なんや〜」とのことで、久々に6時起きで現場へ。

T邸現場にはいつも自転車で五条から鴨川を遡っていくのだけど、早朝は格別気分がよろしい。
さて打合せは9時前に終了したが、久住氏に誘われ、そのまま丹波篠山にある久住章さんの別荘へ遊びに行く。こちらの別荘は2005年以来2度目の訪問。曲面の左官壁が縦横に絡み合った不思議な建築で、ものすごっく面白い上に、現代建築に対する批評性もあわせもってるんだけど、残念ながらどこにも発表されていない(ので、ここでも写真掲載は控えます)。
荷物運びを少し手伝った後、倉庫でお茶しながら雑談。最近の左官界事情などなど。
「不景気やからって暗い顔してたら人が離れていく。無理しても明るうせんと」。


昼頃に久住(鴻輔)氏のトラックで京都に戻ってくる。折角なので何か見て回ろうと、この間mndブログで紹介されてた巨匠作品2件を(久住左官の2tトラック、しかも材料満載で)見に行く。
どちらも、この不況下に新社屋建設というのは素晴らしい。

一つ目は一条烏丸、内藤廣設計のとらやへ。

菓子を販売してる店舗かと思って入ったら、いきなり西洋人のウェイターに席へ案内されたので少々驚いた。折角なので庭の席へ。
特徴的な断面形状の垂木が連なる庇の下で、赤い羊羹と抹茶ナントカ(色の取り合わせがよいね)。広々とした庭が気持ちよいけど、ちょっとスッキリしすぎかなという印象。たぶん建築設計の人が図面を引いたんだろうと想像するが、建築の方が非常にシャープなつくりなので、庭の方はもう少し自然な感じに崩してもよかったように思う。
素材や細部のデザインもあちこち見応えがあった。担当が大学の同級生なので、今度じっくり教えてもらいたいもの。
あと、建築と関係ないけど、外でくらいタバコ吸わせてくれてもいいじゃないか。茶店なんだから。


続いて富小路三条、安藤忠雄設計の俄(にわか)へ。
下鴨の店舗(高松伸設計)には、結婚指輪を見に行ったことがある(笑)

ファサードには、にょんにょんにょにょーん、とばかでかい庇が4つ飛び出ている。
これは、景観条例の「とにかく庇を出しなさい」という杓子定規な規定に対して、従いつつも揶揄してるのだと理解した。だとすれば大人の態度として「面白い」(「本気で景観に配慮」だとしたらアレだが…)。
中にはいって「見学です」と正直にいったら、店員さんがにこやかに対応してくれた。写真もOKをもらった。いつもながらブレのないド直球の安藤イズム。

Tags: | MEMO 雑記・ブログ | 09.06.28 | (0)

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