人類の適応とオセアニアの都市(24.10.3)
建築・都市・人類学セミナー#04
人類の適応とオセアニアの都市
◯講師:古澤拓郎(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科教授)
◯日時:2024年10月3日(木)18:30~20:00(終了後、懇親会)
◯会場:京都大学(吉田南構内)総合人間学部棟1F 1104室
◯参加費:無料(要申込)
オセアニア島嶼では、生物多様性の高さとその風土で育まれた生活と文化がいまでも続く農村がある。そして農村からみた都市は、物資で溢れた憧れの地であるが、治安悪化、伝統喪失、環境破壊、健康問題など危険な場所でもある。研究においてオセアニアは、人と自然の距離の近さにより、人類の「適応」を理解する格好の地である。この島々で、さまざまな適応を経て小進化してきた人類のたどり着く姿は、課題を抱える都市であるのか。本発表は、生業や資源の時空間利用、生物文化多様性、健康といった人類生態学的視点による地域研究をもとに、オセアニアの都市の生態学を考える。
Tags: AUAseminar | Projects プロジェクト , Seminar 研究会など | 24.10.03