研究室で2018年・2019年に作成した、ヴァーラーナシー(ウッタル・プラデーシュ州、インド)旧市街の街路空間のVRデータの一部です。左下のアイコンからドールハウス・モードに入ると、なかなか楽しいです。地図を見ていたり実際に道を歩いたりしている時にもわかりにくい、高さ方向の位置関係がよく理解できます。
撮影はデータに人が入り込まないように夜明け直後の1時間程度だけ行ない、一つの路地につき数日かけています。人通りが少なく商店のシャッターがすべて閉じているのはそのためです。なお、使用した機器はふつう室内空間の撮影に用いられるものであり、このような街路空間での撮影は一般的なものではありません。
本プロジェクトはJSPS科研費(課題番号 18K04480)の助成を受けて実施されました。
名称:ヴァーラーナシー旧市街の街路空間のVR制作
撮影時期:2018年9月および2019年9月
撮影:林泰宏(主担当)・新津春佳・森崎愉生・伊藤航平・菅野拓巳・清山陽平(神吉研)・Exthai Chhiv(京都工芸繊維大学)
使用機器:Matterport Pro2
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| 21.03.01
2019年から2020年にかけて、京都大学のOBでもある浦辺鎮太郎の生誕110年を記念する展覧会、「建築家・浦辺鎮太郎の仕事:倉敷から世界へ、工芸からまちづくりへ」が開催されました。会場に展示された精緻な作品模型は、全国22大学の学生が制作し、柳沢研究室はそのうち「倉敷レイヨン高槻アパート(RC-60型)」を担当しました。
名称:「建築家・浦辺鎮太郎の仕事:倉敷から世界へ、工芸からまちづくりへ」展・倉敷レイヨン高槻アパート(RC-60型)模型制作
制作期間:2019年4月~7月
展示期間・場所(倉敷展):2019年10月26日〜12月22日、倉敷アイビースクエア
展示期間・場所(横浜展):2020年11月14日〜12月13日、横浜赤レンガ倉庫
制作:柳沢研究室/張晶盈・野間有朝・伊藤航平
企画:浦辺鎮太郎建築展実行委員会
協力:株式会社浦辺設計
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| 21.02.01
2017年6月8日〜10日、世界中から光のエキスパートが集い京都の光について考える「世界照明探偵団フォーラム 2017 in 京都」が開催されました。メインイベントは、最終日の『ライトアップニンジャ』で、これは日常的な生活の場の中に埋もれている景色に少しの光で景観としての魅力を与えようという実験的な試みであり、光の足し算だけでなく時には不必要な光を消したり不快な光を整えることも含め、身近な生活空間のなかに夜の快適さ・美しさをつくっていこうという趣旨のイベントです。
京都造形芸術大学・京都大学・京都市立芸術大学・京都工芸繊維大学が参加し、平安神宮・白川沿い・松原通のライトアップを行いました。京都大学チームは松原通を担当、4月下旬から毎週打ち合わせを重ね、5月には京都造形芸術大学に全チームとスタッフの方たちが集まり案のプレゼンとディスカッション、照明器具の実験などを行いながら、案を完成させていきました。
名称:「世界照明探偵団フォーラム2017 in 京都」ライトアップニンジャ:京都大学チーム作品
用途:建築のライトアップ
会場:京都市下京区松原通
制作期間:2017年4月下旬~6月上旬 展示:2017年6月10日
制作:柳沢研究室/川島快・進藤拓哉・中村奎吾・山田文音・薬師寺由尭、石田研究室/荒岡若奈・杉岡宏輔・遠藤聡・住吉哲郎・小西颯真・徳海史夏・二木皓
指導:前田昌弘、石田泰一郎
主催:照明探偵団
共催:松原通界隈活性化活動プロジェクトほか
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| 17.07.18