究建築研究室 Q-Labo.
究建築研究室 Q-Archi. Labo.|京都の建築設計事務所

2012年06月: 究建築研究室 Q-Labo.|https://q-labo.info/2012/06/
Copyright © 柳沢究 Kiwamu YANAGISAWA, 2008-2024

枚方WT邸:建て方

枚方のWT邸の建て方が、6月29日に行われました。
梅雨の最中で雨が心配されましたが、みごとに晴れる。
大工さんが暑くて大変でした。お疲れ様でした。。

こちらでも様子が紹介されています。
>> IFA住宅設計室:「香里ケ丘の家3」 W邸建て方


Tags: | MEMO 雑記・ブログ | 12.06.30 | (0)

函館山プロジェクト:製材所と敷地

これは5月の半ばの晴天のころ。

昨年から話をもらいつつも手を付けられていなかった新プロジェクトに、大学研究室との共同プロジェクトとして着手しました。
テーマは、国産の杉材を活用した都市型住宅のモデルを計画するという、非常に今日的な問題意識ながら非常にざっくりとしたもの。
背景の大本にあるのはもちろん、なかなか立ち行かない林業経営の問題、国産材需要の拡大といった問題なのだけど、実際にとりくむにあたっては、都市部においていかに大量の木(もく)を使う住宅がつくれるか、居住空間において木という素材はどういう意味をもつか、という問題として読み替えることになりそう。キーになるのはたぶん間伐材であり、時間である。

今回のプロジェクトの具体的な敷地は、琵琶湖の西(いわゆる湖西)にある滋賀県高島市。あまり知られてないが杉の産地(そういう土地が日本にはたぶんすごくたくさんある。地元の人しかしらない)。
というわけで、研究室の学生たちとともに高島市森林組合の製材所の見学に行く(僕は二回目)。

間伐材の山。このように伐り出されて並んでいるのはごく一部で、大半は山の中にうっちゃってあるという。間伐材は安値なので、運搬費の方が高くついてしまうからだ。かつては燃料としてはもちろん足場や柵・杭などいろいろな使い道があって、商品として成り立っていた間伐材も、今やほとんど使い道がない。間伐材の需要低下は林業衰退の大きな原因といわれる。。割り箸も間伐材利用の一つなので、一概に悪者にしてはいけないのである(ただ現在の割り箸の大半は中国からの輸入品だというのがなんとも・・)

製材所内にあった建物。ログハウスのような、小径間伐材を積層した外壁の表情が面白い。

製材所の隣は朽木陣屋跡という史跡になっていて、一角に茅葺きの見事な民家がある。庇はやや朽ちかけていてこれまた見事な草屋根になりつつある。

朽木というと映画「雨月物語」の朽木屋敷を思い出すのだが、ちょっと調べてみたらあの映画の主要な舞台として設定されているのは、現在の高島市の大溝という城下だそうな。そういえばあれは琵琶湖畔の物語であった。


今回のプロジェクトの敷地となる場所も見学。現況はまさに原っぱ。気持ちのよい場所。函館山という関西ではスキー場として有名な山の麓にあるので、通称「函館山プロジェクト」と呼ぶ。
このような土地に「都市を対象したコンセプト住宅」を建てるという。うーん・・・。

近所にあった牧場で近江牛ランチ。学生たちが牛を見て興奮していた。
だがやはりホルスタインよりはインドの瘤牛の方が・・・。花は桜木、牛はゼブである。

Tags: | MEMO 雑記・ブログ | 12.06.06 | (2)

枚方WT邸:現場始動

すでに6月というのにまだ4月の話です。駆け足で紹介。

去る4月中旬の吉日、枚方にて2つめの住宅プロジェクト、WTさんの住宅の地鎮祭が行われました。前日まで雨で足元はぬかるむものの、当日は快晴となり気持ちのよい地鎮日和。

WT邸の敷地は下の写真のように、道路から主要地盤まで2mほどあがって、さらに敷地奥では斜面状の林になっているのが特徴です。
写真でみるとすごく広い敷地に見えるけれど、実はこれは2つ分の敷地なので、こちら側の敷地は間口6mに奥行き25メートルほどと、かなり細長い。

例によって祭壇。神社によって供えるものの種類はだいぶ違うよう。

左:WTさんによる鍬入れの儀。
右:今年一年生となったぴかぴかのお嬢さんによる玉串奉献。かわいい。

それにしても、足元のぬかるみ対策とはいえ、ブルーシート以外の方法が何かないのかと思う。ゴザやムシロでもいいけど、後始末や掃除が大変というのなら、藁を敷き詰めて後は土に混ぜ込んでしまうなんてのも悪くないんじゃないかと思うが。

設計の中身はまだヒミツですが、こっちに模型写真をちらっと載せています。

Tags: | MEMO 雑記・ブログ | 12.06.05 | (0)