NEWs 最新情報: 究建築研究室 Q-Labo.|https://q-labo.info/news/
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ARTICLEs小論に、「地域性の増幅装置としての建築家」をアップしました。
『住宅建築』誌の、アンダー40の地域で活躍する建築家特集に、地域性について最近考えていたことを整理し寄稿したものです。ちょっと抽象的な話に終始してしまったのは反省ですが、建築家が地域の個性を育てるとはどういうことなのか、自己参照や再帰構造による特性の増幅、という現象を適用して考えてみました。
WORKs仕事に、「ほら貝のRC住宅改修」をアップしました。
古屋市郊外の丘陵地に建つ、1976年建設のRC造戸建て住宅の改修です。
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| 19.12.15
著書「住経験インタビューのすすめ」(西山夘三記念すまい・まちづくり文庫)が出版されました。
この数年取り組んできた、住経験(住まいとそこでの生活にまつわる経験)にアプローチする試み、「親への住経験インタビュー」のひとまずの成果です。みなさん本当にいろいろな家に住んでいる。住経験を通して見えてくること、そこからの学び、可能性など、イントロダクションとしてギュギュギュッと圧縮してまとめました。学生や設計者・施工者・研究者・家づくりを考えている人、住まいに興味ある方みんなに手にとってもらいたい内容です。よろしければ是非ご高覧ください。
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| 19.11.01
みなさま
日頃よりたいへんお世話になっております。
このたびご縁を頂きまして、2017年4月1日より
京都大学(大学院工学研究科建築学系)に准教授として着任いたしました。
名城大学在任中は公私にわたり一方ならぬご厚情を賜り
誠にありがとうございました。
しばらくは名古屋の自宅と名城大学、京都とを行き来しております。
今後も設計実践と研究の両立・融合をひきつづき目指すとともに、
大学が果たすべき、また大学においてこそ可能な社会的役割を担えるよう、
地域とフィールドに密着した建築の設計・研究・教育に励みたいと思います。
今後とも一層のご指導ご鞭撻をいただけますよう、心よりお願い申し上げます。
本来でしたら直接ご報告に伺うべきところを
とり急ぎこのような形でお伝えすることをお詫び申し上げます。
2017年4月1日
柳沢 究
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新しい連絡先は下記の通りです。
京都方面にお越しの際はお気軽にお声掛けください。
〒615-8540 京都市西京区京都大学桂 C1-4-281
京都大学大学院工学研究科建築学専攻・居住空間学講座
TEL: 075-383-3277
※これまでのメールアドレスも通じます
自宅 および 一級建築士事務所究建築研究室
しばらくはひきつづき名古屋です。
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| 17.04.01
建築学会のweb版「建築討論」の企画にて、「伝統産業の転用」と題した座談会に臨席し、「地域と産業に寄り添うホスト的建築家」という論考を寄稿しました。
「ホスト的建築家」というと響きがアレですが、観光学での「ゲスト/ホスト」論のホストです。座談会は、関西の大学の建築系学科を卒業し主に中部圏で産業と関わりながら活動する、石野啓太(信楽)・浅野翔(有松)・水野太史(常滑)ら三氏(企画:川井操、司会:辻琢磨)。事前の常滑ツアーがたいへん面白かった。信楽も今度ぜひ伺いたい。
座談会の内容を受けて書く、という不慣れな出題に苦しみました。またこういう企画で、自分が参加者中最年長であることにも軽くショックを。
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建築討論011 建築作品小委員会選定作品(担当:辻、水谷、川井)
■座談会:『伝統産業の転用』
■作品解説:
FUJIKI Renovation, SHIGARAKI ART COMMUNICATION
石野啓太 / 明山窯、まち編集ユニットROOF
ARIMATSU PORTAL; PROJECT
浅野翔 / デザインリサーチャー
《本町の集合住宅》《トコナメレポート2010》《水野製陶園ラボ》
水野太史 / 水野太史建築設計事務所、水野製陶園ラボ
■論考
産業構造と地域コミュニテイ
水谷晃啓(豊橋科学技術大学 講師)
地域と産業に寄り添うホスト的建築家
柳沢究(名城大学 准教授)
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| 17.03.26
久しぶりの著書「住まいがつたえる世界のくらし:今日の居住文化誌」(世界思想社)と「堀部安嗣 小さな五角形の家:全図面と設計の現場」(学芸出版社)が出版されました。
「住まいがつたえる世界のくらし:今日の居住文化誌」の編者は藤木庸介先生、柳沢は例によってインドの住居とヴァーラーナシーの融合寺院について、この数年の最新の調査の内容も含みながら、1章分書いています。他にはヤオトン住居、ティティカカ湖の浮島の住居、モンゴルの遊牧文化、サフランボルの伝統住居の生活などなど。世界の伝統的住居の現代的諸相が面白いです。融合寺院も、そろそろきちんと論文にまとめないといけません。
2015年に完成した堀部安嗣さんの住宅〈小さな五角形の家〉を、ほぼまるごとの図面群で紹介する一冊です。堀部さんに、その設計に込めた意図や思いを詳細に伺いながら、各図面の解説を執筆・構成を担当しました。紙数の都合上、掲載できなかった図面ももちろんあるのですが、堀部さんの住宅の構想から細部に至るまでの全容を示す大ボリュームの図面群が、類書にない最大の魅力です。個人的には、堀部さんと施主氏との設計に入る前段階での長期にわたるやり取りがわかる巻頭対談も、おすすめのところです。
構成にあたっては、雑誌でもよく取り上げられる「見所」だけでなく、普段なかなか知ることの無い洗面台やトイレのおさまり、照明や配管図面などをなるべく多く含め、一軒の住宅を表から裏まで統一的に理解できるよう努めました。テクニックだけでなく、唯一の正解というものがない設計において真摯に丁寧に考えを尽くすことの大切さが、じんわりと伝わってくる、そんな本になっているのではと思います。
図面解説では、堀部さんの語り口がそうだったからというのもありますが、建築の解説に多い抽象的・情緒的な表現は避け、平易かつ実用的となるよう心がけました。ちょっと淡々としてドライ過ぎたかも。解説内容は編集方針もあって、大学院生から30代くらいの設計者を主に意識してます。自分が初めて住宅設計に取り組んだ頃にこんな本があったらなあと、考えながら書きました。ベテランからすればそんなの当たり前という内容もあるかと思いますが、そんな人にとっても、自力で読み解く楽しみに応える図面の密度です。
全144頁、A4サイズで厚さ12mm。カラー写真多数。住宅設計にたずさわる人には是非一冊と、声を大に言いたい。
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| 17.02.01
ARTICLEs小論に、「古色とエイジング」をアップしました。
一般財団法人・建築保全センターが発行する機関誌『Re』の、「アンチエイジング」という特集へ寄稿したものです。2004年に『コンフォルト』で書かせてもらった「古色:『古材色の再現』から『新しい表現』へ」以来の、12年ぶりの古色に関するテキストです。執筆にあたって久しぶりに先行研究を探し直しましたが、その後あまり研究は増えていない様子…。今回は、木材の表情の経年変化の実態をおさえた上で、古色の概念整理をしました。
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| 16.04.15
ARTICLEs小論に、「建築・都市空間における時間の蓄積」をアップしました。
NPO法人西山夘三記念すまい・まちづくり文庫(西山文庫)が発行するるニュースレターの中の「マイスタディ 若手研究者は いま」というコーナーへ寄稿した、現在の設計・研究のテーマについての自己紹介的な内容です。
他の文章と重複する部分もありますが、「建築や都市空間における時間の蓄積」の意義として、①空間の意味の豊かさ、②重奏性(重層性)の創出、③地域性の土壌、という3点に整理し記述できた点が、自分としてはよかったと思っています。
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| 15.12.22
「あじまの家」を、浜松から密度の高い情報を発信している建築情報サイト・『アーキテクチャーフォト』に掲載していただきました。
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| 15.09.16
究建築研究室と名城大学柳沢研究室による有松での町家の維持・活用の取り組みを、2015年7月31日(金)付の中日新聞(夕刊)に紹介していただきました。一面にカラーで掲載されているのは3月に完成した「有松の塀」です。有松のある立派な町家を、大学が継続的に借りて活用しながら維持していける仕組みをつくろうと模索しています。
町家保存 学生の手で
住民の負担 教育活用でカバー / 名古屋の商家を名城大生再生
名城大の学生たちが建てた塀を納得の表情で眺める服部安輝枝さん=名古屋市緑区有松で(中尾吟撮影)
歴史的価値が高い古民家や商家を大学などが教育目的に活用し、維持管理に乗り出す取り組みが広がりを見せている。背景には、改修が必要な建物であっても莫大(ばくだい)な費用を個人で負担するのが難しかったり、住民の高齢化などで空き家になってしまったりする邸宅が増えている事情がある。(社会部・中尾吟)
名古屋市緑区有松の旧東海道沿い。絞り染めの「有松絞」で発展した豪壮な商家が軒を連ねる町並みに、石積みの土台に古い質感を持たせた木で組んだ塀がある。
塀を建てたのは、名城大(名古屋市天白区)建築学科の柳沢究(きわむ)准教授の研究室の学生たち。空き家となっている明治時代創建の愛知県指定文化財の町家の一角でもともとはトタン張りのガレージがあった。隣に立つ町家本体の景観を損ねていると感じた所有者の依頼を受け、景観に合った新しい塀を建てることにした。
学生たちは、庭から掘り起こされた礎石などを活用して土台を造り、周囲の人家の塀と似た板組みの塀を設計。愛・地球博記念公園(愛知県長久手市)にある「サツキとメイの家」を手掛けた大工中村武司さんの指導を受け今年3月、20人以上で作業して仕上げた。
今後は壁面や屋根に傷みがある町家本体の改修を検討しており、秋には町家を会場としたイベントを市などと連携して開く考え。町家を所有する服部安輝枝さん(47)は「改修には億単位の費用がかかり、個人で負担するのは難しかった。今回の塀の建設で、歴史ある町並みを守る一歩が踏み出せたことは大きく、世界一の塀だと思う」と喜ぶ。
町家などの伝統建築の維持管理は全国的な問題だ。歴史的町並みを持つ全国の90市町村でつくる「全国伝統的建造物群保存地区協議会」(伝建協)は、伝統建築の住民が高齢のため死去したり、持ち主が分からなくなったりして空き家が増えているのを重要課題とし、担当者は「毎年の総会で、各地から深刻な状況が報告される」と話す。
そうした現状の打破に一役買おうと、町家が多く残る京都を中心に近年、町家の改修など維持管理に関わる大学が現れている。龍谷大(京都市伏見区)は2013年5月から、江戸時代の町家を学生の会議などで使えるキャンパスとして活用。京都建築専門学校(京都市上京区)も、授業の一環として町家の改修を行っている。
伝統建築を生かした観光スポット「黒壁スクエア」がある滋賀県長浜市でも、地元の長浜バイオ大が12年4月から町家を「町家キャンパス」として借り受け、学生が開く科学教室の会場などに活用している。
柳沢准教授は「個人の負担だけで文化財を維持管理していくのは難しい時代。大学や行政、企業などが連携して守り、人々に町並みの魅力に気付いてもらえる取り組みを進めていくことが必要だ」と話す。
(2015年7月31日・中日新聞(CHUNICHI Web)より転載)
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| 15.08.16
この12月、はじめて手がけた製図の教科書『初歩からの建築製図』が完成しました。
建築製図を学ぶ学生を想定して、製図の基本作法を〈ルール〉として覚えるだけでなく〈考え方〉から理解すること、線の種類の使い分けから各種図面表現・レイアウトなど、私自身も含め製図演習時に教員がよく学生に注意する点を、なるべくわかりやすく伝えられるよう(建築製図の教科書としてはめずらしくイラストを多用しているのもそのためです)、一年以上にわたって議論を繰り返して作成しました。「CAD製図のコツと注意点」、設計演習でのFAQ(よくある質問)があるのも、製図の本としては珍しいかと思います。
目次等の詳細は下記リンクで御覧ください。
製図を覚え始めた1〜2年生、CADを使いはじめた2〜3年生に是非読んでもらいたい本です。
>> 『初歩からの建築製図』学芸出版社の紹介ページ
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| 14.12.29
枚方の新築住宅「枚方KG邸」あらため、「淀川堤防下の中庭式曲り屋」の写真・データを "WORKs 仕事" にアップしました。
>> WORKs 仕事 >淀川堤防下の中庭式曲り屋
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| 14.05.01
紫野の町家改修/TIMELINE Machiyaが、先日発売の『住む。』2014年春号に掲載されています。
雑誌の名前どおり主役はそこでの暮らしであって、建築はその舞台背景ですが、独特の明るさと彩度を抑えた美しい写真とともに、改修の考え方や内容について、12ページにわたりとても丁寧に紹介いただいています。
機会がありましたら是非ご覧頂ければと思います。
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| 14.03.27
ARTICLEs小論に、インドの都市から考える:巡還と囲繞の都市構造をアップしました。
日本建築家協会(JIA)東海支部の発行する機関紙『ARCHITECT』に、2012年12月より2013年10月まで隔月連載されたもののうち、今回のは 第1回分です。続く第2回〜6回分までは順次載せていく予定ですので、よろしければ時々チェックしてみて下さい。
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インド
インドの都市から考える
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| 13.11.15
紫野の町家改修/TIMELINE Machiyaが、先日発売された中国の日本情報を発信する雑誌『知日 ZHI JAPAN』14 に掲載されています。
『知日 ZHI JAPAN』は「明治維新」とか「猫」「森女」(森ガール!)といったユニークな特集テーマを設定して、いろいろな切り口で中国向けに日本を紹介している楽しそうな雑誌で、今号は「家宅」とのこと。
民家の類型からはじまって、白川郷、軍艦島、同潤会、団地、塔の家、無印の家、天命反転住宅、R不動産…と、日本の住宅の流れを紹介しています。日本の建築雑誌の紹介まであって、1ほぼ一冊140ページまるまる特集という濃い編集でした。
そんななか紫野の町家改修は、伝統的住宅の現代的リノベーションの例として紹介されているよう。写真とともに、編集者からの柳沢と施主へのメールでのインタビュー内容が掲載されています。6ページも使っていただいて光栄なんですが、そのうち2ページはそこに住む子供たちが遊んでいるスナップで埋まっているという、なんだか不思議な構成でした。ちょっと『京都げのむ』を思い出すノリ。
今年中国から帰り、東京理科大で教職についた川井操君も、日本の「移動する家」について寄稿していました。
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| 13.10.04
先日発売された『建築ジャーナル』7月号に、昨年より枚方のIFA住宅設計室さんと名城大学柳沢研とで取り組んでいるプロジェクトについて、「名城大学生、国産材の住まい『エンガワ暮らし』設計:名城大の学生が、提案から設計までかかわり現場で学ぶ」として、寄稿させていただきました。機会がありましたらご一読いただけますと嬉しく。
提案(第一案)の内容については、実はこちらにこっそり載せつつあります。
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| 13.07.02
斜庭の町家が、京都府建築士会主催の第一回京都建築賞で、優秀賞に選ばれました。
審査委員長の岸和郎氏からは「京都の町家という形式を引き継ぎながら、新しい生活に対応する空間を創造している」とのコメントをいただきました。
もう5年も前のことになりますが、この住宅を設計するにあたっては、自分の町家居住の経験も振り返りながら、京都の町家の良さを現代の家に何とか生かしたいと考え、検討を繰り返しました。今回はまさにその点を評価していただき大変嬉しく思います。
クライアントであるT家の皆さま、また施工の高橋工務店さんには、重ねて御礼申し上げます。ありがとうございました。
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T邸
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| 13.06.03
枚方の新築住宅「枚方WT邸」あらため、「枚方香里ヶ丘の家」の写真・データを "WORKs 仕事" にアップしました。
>> WORKs 仕事 > 枚方香里ヶ丘の家
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| 13.03.14
紫野の町家改修/TIMELINE Machiyaが、先日発売の『CASA BRUTUS』2012年12月号に掲載されています。
「住まいを美しく変えるアイデア見本帖:リノベの天才、DIYの達人。」という特集の中で、「築70年の町家。改修の履歴を重ね描きする」というリノベーション事例として紹介されています。
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| 12.11.09
ご案内が直前になりましたが、枚方WT邸の竣工にあたって、今週末に施工者であるIFA住宅設計室さん主催の完成見学会が催されます。
ご来場をご希望の方はこちらまで(あるいは柳沢に直接)ご連絡ください。
折り返し詳しい地図等をお送りいたします。
■日時:10月8日(月・祝)10:00~17:00
■場所:枚方市香里ヶ丘6丁目(京阪枚方公園駅からバス5分+徒歩5分程度)
間口が狭く奥行きの長いこの敷地は、道路側では斜面に開けている一方で、敷地の奥では山へ繋がっていくという、枚方の地勢的特徴を凝縮したような土地です。
街に面する開放性と山に対する落ち着き、両者を活かすことを心掛けながら、家の中にキッチンと寝室の収まる「木箱」と子供部屋となる「土箱」の二つの箱を設け、そのスキマをリビングやダイニングなど家族の共有のスペースとしています。
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WT邸
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| 12.10.03
先日発売された『建築ジャーナル』2012年6月号において、「地域の話題・中部:名城大学に着任した柳沢究さん」として柳沢のインタビューが掲載されています。
名古屋にやってきた経緯(?)や現在取り組みたいと思っているテーマ、興味のある中部圏の建築、といった自己紹介的な内容です。
興味のある中部圏の建築としてあげたものの中のいくつか、南山大学と愛知県立芸術大学には先日早速行って来ました。豊田講堂にも。素晴らしかったです。
近いうちに研究室のサイトが立ち上がり写真が掲載されるはず・・・
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| 12.06.10
枚方の新築住宅「枚方TK邸」あらため、「枚方西田宮の家」の写真・データを "WORKs 仕事" にアップしました。
>> WORKs 仕事 > 枚方西田宮の家
(左はTKさんのうちの「ひゅーひゅー」くん、右はうちの愚息です)
枚方で地元に密着した家づくりを手がける、IFA住宅設計室さんとの初仕事です。
担当の樋口くんは僕が以前勤めていた神戸芸術工科大学の出身で、住宅に関わりたいと某大手ゼネコンを辞めてIFAさんに「建築プロデューサー」として就職した。この枚方西田宮の家は、いろんな意味で、彼の存在なくては実現しなかったものです。僕が大学院助手で彼が院生だった頃は、まさか一緒に仕事をすることになるとは思ってなかったけれど、嬉しい縁です。無理を言って迷惑もかけましたが、今後共よろしく(笑)。
監督の丹田さん、大工の坂本さんの丁寧な仕事ぶりも安心感がありました。ありがとうございます。そういえば、今回は施主のTKさん夫妻も含め、樋口くん、現場監督さん、大工さん、設計、みんなが30代前半〜半ばの同世代という、これまでにない現場でした。
名古屋への引越しのドタバタで、TKさん引越し後の訪問はまだ果たせていません。どんな生活をされているかを見るのが、次の楽しみです。
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TK邸
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| 12.05.25
紫野の町家改修/TIMELINE Machiyaが、先日発売された『エル・デコ ELLE DECOR』2012年4月号に掲載されています。
「4つのポテンシャルで考える 住みたい家を作ろう!」という小特集の中で、「美しくてヴィンテージ、この旧さを味方にしよう!」というリノベーション事例として紹介されています。
「家を建てるHow to Q&A」にも答えていますが、紹介された設計者それぞれの考え方の差が現れていて面白いです。
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GD邸
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| 12.03.09
3月に平成の京町家コンソーシアムが主催する「平成の京町家シンポジウム:これからの京都の住まいを考える~エコな住まいに楽しく住まう~」に参加します。
柳沢は「いえづくりって面白い!住まい手と作り手のクロストーク」と題する第3部にて、マリンバ奏者の通崎さん、町家の住まい手の方、作り手の大工さんとお話しすることになっています。ご興味のある方はぜひ。
平成の京町家シンポジウム
「これからの京都の住まいを考える~エコな住まいに楽しく住まう~」
■日時:2012年3月25日(日曜日)13時〜16時
■場所:京都私学会館 地下一階大会議室
■プログラム:
第1部 基調講演
「これからの京都の住まい:『平成の京町家』の提案」高田光雄氏
第2部 ゲストトーク&演奏
「40年目の発見〜長屋と木琴」通崎睦美氏
第3部 パネルディスカッション
「いえづくりって面白い!住まい手と作り手のクロストーク」
■定員:200名(申し込み+抽選のようです。参加は無料)
詳細は以下のページでご確認ください。
>> 平成の京町家コンソーシアム
>> 京都市都市計画局住宅政策課
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京都
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| 12.02.14
京都府建築士会の発行する雑誌『京都だより』に隔月連載中の「京都絶対領域」、2011年11月号に「その3:路地」、2012年1月号に「その4:犬矢来・駒寄・つばどめ」を寄稿しました。
(構成・執筆とも、魚谷繁礼氏・池井健氏との協働です)
京都府建築士会のウェブサイトにこれまでの記事のPDFが(掲載からだいたい2ヶ月後に)アップされていますが、それらをまとめたページをつくりました。
連載って隔月でもしんどいものですね。
毎回結構な議論を重ねて密度を上げるようがんばってますが、走りながらつくってる感じなので粗さも目立つかと思います。ご意見・ご指摘など頂ければ嬉しく思います。
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京都
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| 12.02.07
町家改修プロジェクト「京都GD邸」あらため、「紫野の町家改修/TIMELINE Machiya」の写真・データを "WORKs 仕事" にアップしました。
>> WORKs 仕事 > 紫野の町家改修/TIMELINE Machiya
写真はGA出身の中村絵さん。
今年のはじめに京都に来られたときに見せてもらったブラジルや横浜を撮った、コントラストを抑えた階調の深い写真がとてもよいなと思い、お願いしました。中村さんの卒業制作が町家の写真であったというのももう一つの理由です。
仕上がりは見ての通り。
室内の陰影と空気感をじんわりと撮しとらえてくれました。
(後半の暗めの写真は、僕の撮影…)
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GD邸
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| 11.12.31
このたび、京都GD邸が竣工を迎えるにあたり、
施主様のご好意により内覧会を催すこととなりました。
■日時:2011年10月30日(日)10:00~17:00
■場所:京都市北区
築約70年の町家は度重なる増改修を経て、
ほとんど原形をとどめておりませんでしたが、
時代の異なる空間や仕上げが錯綜/積層する様子は、また魅力的でもありました。
今回の改修では、そのような家に積もった時間をリセットすることなく、
手を入れすぎず、すごく古いもの/ちょっと古いもの/新しいものが、
ほどよく入り混ざることを心掛けました。
直近のご案内で恐縮ですが、ご都合よろしければ是非お立ち寄りください。
※
個人住宅につき詳しい場所はこちらには掲載いたしませんので、
ご興味のある方おられましたら、一度こちらのフォームより、ご連絡ください。
(お名前・所属・連絡先等をあわせて記入ください)
折り返し、詳しい場所などご案内致します。
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GD邸
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| 11.10.24
先日発刊された『京都だより』2011年10月号に、斜庭の町家が掲載されています。
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T邸
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| 11.10.07
京都府建築士会の発行する雑誌『京都だより』2011年9月号に、
隔月連載の「京都絶対領域2:格子」を寄稿しました。
(構成・執筆とも、魚谷繁礼氏・池井健氏との協働です)
以下、記事趣旨の一部抜粋です。
「京都の街ではあらゆる場所に格子がある。
もとより格子は、家と通りとの関係を調整するという京都の住文化を象徴する重要な存在ではあるが、京都のシンボルとしてかくも広く認知された建築要素は他に例を見ない。
他の都市ではただの縦縞にしか見えないものが、京都では格子に見えてくる・・・。」
というわけで、第2回は格子の歴史からはじまり、現代の様々な格子について取り上げています。京都にはほんとうにいろいろな格子があります。
一般書店では手に入りにくいですが大龍堂などには置いてます。
機会がありましたら是非。
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| 11.09.04
京都府建築士会の発行する雑誌『京都だより』2011年7月号に、
特集:京都絶対領域「庇」という記事を寄稿しました。
(構成・執筆とも、魚谷繁礼氏・池井健氏との協働です)
以下、記事趣旨の一部抜粋です。
「『京都らしさ』を分かり易く構成する要素、庇・格子・坪庭などなど…。
これらの要素を建築に採用することで、安易に「京都らしさ」を獲得した気になってはいないだろうか。あるいは逆に必要以上に忌避してはいないだろうか。
そもそも格子とは何であろうか? 京都の庇とはいかにあるべきか?
京都だから…条例にあるから…という思考停止に陥る前に、これらの要素の意味と可能性を一つずつ、有名無名問わず具体的な建築を参照しながら、あらためて検討してみたい。」
というわけで、今回(第1回)は伝統建築から現代建築まで、京都のいろいろな庇を取り上げています。
一般書店では手に入りにくいですが大龍堂などには置いてます。
機会がありましたら是非。
今後しばらく隔月連載の予定です。
※追記:京都府建築士会のサイトからダウンロードできるようになりました。
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京都
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| 11.07.08
お知らせを忘れてました。
もう明日、明後日なんですが…
7月2日・3日の土日2日間、草津の大阪ガス・ディリパ滋賀にて開催されるASJのイベント大津スタジオ『第7回未来をのぞく住宅展』に参加してます。
入場無料・予約不要です。
ご来場の折りにはお気軽にお声かけください。
詳細はこちら(ASJ)
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| 11.07.01
先日発売された『モダンリビング』2011年7月号に、斜庭の町家が掲載されています。
「できるだけエネルギーに頼らないモダン住宅」という特集の中で、「通り庭を風が吹き抜ける町家」- Townhouse with Natural Draft - として紹介されています。
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T邸
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| 11.06.08
6月11・12日と神戸アートビレッジセンターにて、全国合同卒業設計展『卒、11』の関西展が開催されます(もともとは3月に予定されていたのですが、地震の影響で一旦中止されたのを関係者の執念でリベンジ開催。)
柳沢は、平沼孝啓さん島田陽さんとともに11日の講評に参加します。
詳細はこちら(卒、)
6月18日・19日の土日2日間、京都市勧業館(みやこめっせ)にて開催されるASJのイベント京都みやこスタジオ『第5回建築家展』に参加します。
入場無料・予約不要です。
ご来場の折りにはお気軽にお声かけください。
詳細はこちら(ASJ)
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| 11.05.29
2月26日(土)・27日(日)の2日間、京都市勧業館(みやこめっせ)にて開催されるASJのイベント「第22回建築家展」に参加しています。
入場無料・予約不要です。
ご来場の折りにはお気軽にお声かけください。
詳細はこちら(ASJ)
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| 11.02.23
先日発売された『コンフォルト』2011年2月号に、荒壁を廻る家が掲載されました。
「はじめての左官」という特集の中で、左官を使ったマンション・リノベーションの事例として6ページにわたって紹介されています。
英語の特集タイトル "Earth Plaster Can Be Used in Your House!(土壁は君の家でも使えるよ!)" が、とてもいいなぁ。
荒壁を廻る家のページ、こっそり模型写真も追加してます。
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荒壁廻家
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| 11.01.05
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いよいよ12月。師走の始まりですね。
今日の京都新聞朝刊に、斜庭の町家が紹介されました。
「ありそうでなかった町家」ー 京の若手建築家に地域住宅計画賞
先日取材があり、どのようにまとめられているのか楽しみに紙面をめくると、文化面にカラー写真付きで載っていました。
今回は、住む方のライフスタイルに合わせて斜めの庭が生まれましたが、町家の構成を応用して他にもいろいろな展開ができそうな気がしています♪
(ヒショ)
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T邸
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| 10.12.01
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斜庭の町家が、地域住宅計画推進協議会主催の「第5回 地域住宅計画賞(作品部門・すまいづくり)」で、最高賞となる「地域住宅計画賞」に選ばれました。
地域の住文化や生活を活かした「現代のヴァナキュラー住居」を目指す当事務所にとっては、とても励みになる受賞です。
どのような点を具体的に評価いただいたのかはまだわかりませんが、今月末に兵庫県篠山市で行われる表彰式とシンポジウムで、いろいろと伺えると思います。
古民家を宿泊施設にして限界集落の再生を実現した「集落丸山」の見学などもあるようで、楽しみです。
(後日のレポートをご期待ください)
※
「地域住宅計画」は、数年前までは「HOPE計画」と呼ばれていました。
「地域に根ざした住まい・まちづくり」を進める制度として、昭和58年度に旧建設省において創設され、それぞれの地域の気候・風土、伝統、文化、地場産業などを大切にしながら、地域の発意と創意により住まいづくり・まちづくりを推進することを目的にした活動です。
(ヒショ)
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T邸
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| 10.10.23
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荒壁を廻る(めぐる)家が、京都デザイン協会主催の「京都デザイン賞 KYOTO DESIGN AWARD 2010」に入選しました。
(昨年の斜庭の町家に続く2度目の入賞です。)
荒壁を廻る家は、築40年のマンションをリノベーションしたもので、廻遊性のあるプランに加え、ひび割れと藁スサの表情豊かな「荒壁仕上げ」の壁や、ベンガラ・松煙・柿渋を用いた「古色仕上げ」の床板など、時間を経て表情と味わいが増す素材/仕上げが特徴です。
数年前の仕事ではありますが、賞の趣旨である「京都の伝統と文化を守りながら、新たなデザイン手法を用いて、新しい京都のデザインの創出を図る作品」として、評価をいただけたことを嬉しく思います。
10月30日(土)から11月5日(金)まで、京都府庁旧本館2階にて入選作品展が開催されますので、ご都合よろしければお立ち寄り下さい。
>> 詳細はこちら(pdf)
(ヒショ)
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荒壁廻家
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| 10.10.21
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今週発売の『チルチンびと』63号に、斜庭の町家(T邸)と当事務所が、少し紹介されています(p.160)。
その土地の気候風土への対応はもとよりのこと、暮らしの習慣や近隣との関係の取り方など、いわば地域で培われ蓄積されてきた「集合的な住経験」とでもよぶべきもの(これは多くの場合、間取りや家屋の配置構成、ディテールに表現される)を、きちんと認識・理解しかつ尊重しつつ謙虚にしかし媚びずに参与する。
そんな「ジェントルな住まい」のあり方がいいんじゃないか、という気がしてきています。
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T邸
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| 10.10.07
祇園にあるギャラリー ASPHODELで行われている、京大高松研展覧会「depth」にOB枠(スタジオコースOBとして。実は高松事務所でのバイト経験もあったりして…)で出展させていただいています。
会期は、2010年10月2日(土)〜11日(月)。
>> 詳細はこちら
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| 10.10.02
2010年10月9日(土)と16日(土)の二日間、京都河原町三条のメディアショップにて、イブニングレクチャー「生きている文化遺産と観光」が開催されます。
書籍『生きている文化遺産と観光』の著者のうち、京都周辺在住の4人がスライドを交えて話します。飲み物片手の気楽な会ですので、ご興味のある方はお気軽にどうぞ。
【趣旨】
地域振興の手法として、 様々な文化遺産を活用した観光開発が注目されて久しい。特にこれは、社会的にも経済的にも停滞する地域において、住民生活の維持と文化遺産そのものを保護するための社会的・経済的基盤をも形成する「切り札」として期待されてきたものである。しかし、こうした取り組みが上手く機能している例となると、それほど多くはないようであるし、何とか軌道にのっている例においても、いろいろな問題を抱えているというのが、実際のところではなかろうか。
ゲスト各者の事例報告から、こうした問題について考えてみたいと思う。
第1回 2010.10.9(土)18:00-20:00
「生きている棚田景観と保全をめぐる思惑—フィリピン・ルソン島」 平田隆行
「変化を許容する巡礼都市の新たな展開—インド・ヴァーラーナシー」 柳沢究
○聞き手:藤木庸介
第2回 2010.10.16(土)18:00-20:00
「戦略的観光開発と伝統的文化保全の葛藤—中国・麗江」藤木庸介
「観光開発による伝統産業の復活—タイ・クレット島」清水苗穂子
○聞き手:柳沢究
入場無料(1drink order)
場所:MEDIA SHOP(京都市中京区河原町三条大黒町44 VOXビル1F)
>> チラシ【pdf】
>> 詳細はこちら
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| 10.09.21
2010年7月18 日(日)~20日(火)の3日間、MINDAS主催、国立民族学博物館・エジンバラ大学南アジア研究センター共催の国際シンポジウム『The City in South Asia』が開催されます(会場:国立民族学博物館)。
かなり専門的テーマを扱い、使用言語も英語(通訳なし)、ということで一般向けとは言い難い(というか研究者向けの)シンポジウムではありますが、参加はオープンです。インド都市研究の最新動向に触れるには絶好の機会と思いますので、ご興味のある方は是非どうぞ。
詳細はこちら。プログラム(pdf)はこっち。
柳沢は初日午前中の「Panel 1A: The Formation of the Indian City」パネリストとして出席します。英語の議論が不安です。
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| 10.07.15
『亚洲城市建筑史』主編:布野修司・亚洲城市建筑研究会、译者:胡惠琴・沈瑶、中国建筑工业出版社、2010年
2003年に出版された『アジア都市建築史』(布野修司編、昭和堂)が、このたび中国語に翻訳されて出版されたそうです。定価39元。だいぶお安くなってますね。
見本誌をいただいたのでパラパラ眺めていると、やはり中国語の表記に目がいきます。私がコラムを書いたインドの「ヴァーラーナシー」は、「瓦拉纳西」と表記するようです。ちょっと気になって調べてみたら、玄奘の『大唐西域記』では「婆羅痆斯」となっていました。ずいぶん変わるんですね。ちなみに「ヒンドゥー教」は「印度教」です。たいへん分かりやすくてよい。
余談ですが、この大唐西域記中の婆羅痆斯国の記述の中に、有名な「月の兎」の説話(何も取り柄のない兎は、自らの体を焼いて老人(実は帝釈天)に捧げ、兎のこの振る舞いに感動した帝釈天は、月に兎の姿をとどめたという話)が、現地での言い伝えという形で収録されています(この話はいわゆるジャータカ物語の一つとして、いろいろな古文献に載っているのだけど、中国に伝わる文献の中では唯一「大唐西域記」のみが月と兎の関係に触れていて、インドに伝わる古い話の形を残しているのだとか(水谷真成訳の2巻354p注)。日本にもこれを通じて伝わったのでしょう)
初めてこの話を読んだとき、「月の兎」はてっきり中国起源かと思っていたのが、実はインドまで遡ることを知って驚いたものです。
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| 10.06.26
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4月17日・18日・24日-25日の4日間、御池通にあるアルク・ファニチャーポイント(御池通高倉東入北側)を会場に、ASJの建築家相談会が開催されます(入場無料・予約不要)。
柳沢は4月18日の担当で、建築相談をお受けしています。
ご来場の折りにはお気軽にお声かけください。
詳細はこちら(ASJ)
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| 10.04.12
災害時仮設住宅モデル「SAKAN Shell Structure(SSS)」が、『TOTO通信』2010年春号・特集「小屋は過激だ」に掲載されています(Web版も後日アップされるようです)。
解説の執筆は、元『SD』編集長でヴェンチューリの著作の訳者でもある伊藤公文氏。
伊藤氏がSSSについて「これらが並び立って集落を構成するありさまは、岩場にフジツボが群生しているような、人工的な気配が薄く、自然界の出来事であるようなさまが思い浮かぶ」と評してくれた点が、個人的には嬉しかったです。
「SHELL-TER」の頃から、まさにそういうイメージを思い描いていたのだ。
TOTO通信のことは(失礼ながら)今まで知らなかったのですが、バックナンバーをいくつか見ると、どれも密度が高く、企業広報誌(?)としては異様なクオリティ。編集者の視点が濃厚に出てる点がとても面白く、一般の人や学生の目にとまりにくいのが惜しい。けれど、今の時代、むしろその方がいいのかもしれないとも思う。
あと、最近知ったのですがSSSは、エクアドルのデザイン誌『bg magazine』No.46にも掲載されていたらしいです。
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SSS
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| 10.04.08
『建築ジャーナル』2010年4月号・特集「BIMは住宅設計の何を変えるのか」の中で、3つの「BIM的」事例(田内設計、積水ハウス、グラフィソフト社)のインタビューと、レポート「住宅における建築データベースの可能性」を担当・執筆しました。
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| 10.03.27
単行本「生きている文化遺産と観光:住民によるリビングヘリテージの継承」(編:藤木庸介、学芸出版社)が出版されました。
「安易な観光地化が進む地域では、中身のない景観的レプリカ保存や、過度な商業開発による本来の暮らしと伝統文化の崩壊が生じている。観光推進が地域活性化の突破口として注目される今、生活文化の保全といかに両立するかが重要だ。世界遺産都市から小さな村まで、観光がもたらす地域の変容と共生への道を、11の事例に探る。」
(学芸出版社の公式サイトより)
安芸の宮島や奄美大島の龍郷町、奈良天川村などの国内事例と、イギリスのコッツウォルズやベトナムのホイアン、中国の麗江などの国外事例が紹介されており、柳沢はその中で、第10章「変化を許容する巡礼都市の新たな展開:インド・ヴァーラーナシー」を執筆しました。
一般には「聖地」としてのみ語られるヴァーラーナシーについて(個人的には都市・建築の空間的側面に注目していたヴァーラーナシーについて)、「観光」「リビングヘリテージ」という角度からスポットを当てなおしています。
ヴァーラーナシーがユネスコ世界遺産登録を目指していることは、あまり知られていません。
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| 10.03.21
「斜庭の町家」が、関西の女性向け情報誌『Richer リシェ』(2010年1月号、エルマガジン社)に掲載されています。
「それいけ!物件調査隊」というコーナーで、クライアント夫妻と柳沢の簡単なコメントや、大阪の建築家今津さんによる解説付きで紹介されています。機会がありましたら是非ご覧下さい。
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T邸
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| 09.12.07
「斜庭の町家」が、『建築ジャーナル』2009年11月号の「オープンハウス・ファイル」に掲載されました。
また同住宅が、京都デザイン協会主催の「京都デザイン賞 KYOTO DESIGN AWARD 2009」に入選しました。11月24日から30日まで、新風館にて受賞作品展が開催されます。
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| 09.11.23
ドローイング作品「SNOW CRYSTAL*HABITATION」が、「第五回雪のデザイン賞」にて奨励賞を受賞しました。
10月29日から来年2月16日まで、中谷宇吉郎雪の科学館(石川県)で開催されている入賞作品展にて展示されています。
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| 09.11.07
このたび、T邸が竣工を迎えるにあたり、施主様のご好意により内覧会を催すこととなりました。
■日時:2009年9月6日(日)10:00〜18:00
■場所:京都市上京区
個人住宅につき詳しい位置は公開いたしませんので、
ご興味のある方おられましたら、
一度こちらまでメールでご連絡ください。
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T邸
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| 09.08.27
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