京都絶対領域「庇」:京都だより
京都府建築士会の発行する雑誌『京都だより』2011年7月号に、
特集:京都絶対領域「庇」という記事を寄稿しました。
(構成・執筆とも、魚谷繁礼氏・池井健氏との協働です)
以下、記事趣旨の一部抜粋です。
「『京都らしさ』を分かり易く構成する要素、庇・格子・坪庭などなど…。
これらの要素を建築に採用することで、安易に「京都らしさ」を獲得した気になってはいないだろうか。あるいは逆に必要以上に忌避してはいないだろうか。
そもそも格子とは何であろうか? 京都の庇とはいかにあるべきか?
京都だから…条例にあるから…という思考停止に陥る前に、これらの要素の意味と可能性を一つずつ、有名無名問わず具体的な建築を参照しながら、あらためて検討してみたい。」
というわけで、今回(第1回)は伝統建築から現代建築まで、京都のいろいろな庇を取り上げています。
一般書店では手に入りにくいですが大龍堂などには置いてます。
機会がありましたら是非。
今後しばらく隔月連載の予定です。
※追記:京都府建築士会のサイトからダウンロードできるようになりました。