地域と産業に寄り添うホスト的建築家
建築学会のweb版「建築討論」の企画にて、「伝統産業の転用」と題した座談会に臨席し、「地域と産業に寄り添うホスト的建築家」という論考を寄稿しました。
「ホスト的建築家」というと響きがアレですが、観光学での「ゲスト/ホスト」論のホストです。座談会は、関西の大学の建築系学科を卒業し主に中部圏で産業と関わりながら活動する、石野啓太(信楽)・浅野翔(有松)・水野太史(常滑)ら三氏(企画:川井操、司会:辻琢磨)。事前の常滑ツアーがたいへん面白かった。信楽も今度ぜひ伺いたい。
座談会の内容を受けて書く、という不慣れな出題に苦しみました。またこういう企画で、自分が参加者中最年長であることにも軽くショックを。
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建築討論011 建築作品小委員会選定作品(担当:辻、水谷、川井)
■作品解説:
FUJIKI Renovation, SHIGARAKI ART COMMUNICATION
石野啓太 / 明山窯、まち編集ユニットROOF
ARIMATSU PORTAL; PROJECT
浅野翔 / デザインリサーチャー
《本町の集合住宅》《トコナメレポート2010》《水野製陶園ラボ》
水野太史 / 水野太史建築設計事務所、水野製陶園ラボ
■論考
産業構造と地域コミュニテイ
水谷晃啓(豊橋科学技術大学 講師)
地域と産業に寄り添うホスト的建築家
柳沢究(名城大学 准教授)
| NEWs 最新情報 | 17.03.26