SSS『TOTO通信』掲載
災害時仮設住宅モデル「SAKAN Shell Structure(SSS)」が、『TOTO通信』2010年春号・特集「小屋は過激だ」に掲載されています(Web版も後日アップされるようです)。
解説の執筆は、元『SD』編集長でヴェンチューリの著作の訳者でもある伊藤公文氏。
伊藤氏がSSSについて「これらが並び立って集落を構成するありさまは、岩場にフジツボが群生しているような、人工的な気配が薄く、自然界の出来事であるようなさまが思い浮かぶ」と評してくれた点が、個人的には嬉しかったです。
「SHELL-TER」の頃から、まさにそういうイメージを思い描いていたのだ。
TOTO通信のことは(失礼ながら)今まで知らなかったのですが、バックナンバーをいくつか見ると、どれも密度が高く、企業広報誌(?)としては異様なクオリティ。編集者の視点が濃厚に出てる点がとても面白く、一般の人や学生の目にとまりにくいのが惜しい。けれど、今の時代、むしろその方がいいのかもしれないとも思う。
あと、最近知ったのですがSSSは、エクアドルのデザイン誌『bg magazine』No.46にも掲載されていたらしいです。