鱗瓦で繋ぎ、彩る昇竜道
「心を紡ぐ『瓦』のある風景の継承」という課題に応え、法面防護壁と落石防止柵を一体化させた法面防災曲壁に瓦を用いる提案をしました。現在注目されている東海地区の観光地を繋ぐと現われる中部北陸地区観光道「昇龍道」。しかし、観光地と観光地を繋ぐ交通は観光を意識しない風景が広がっていました。そこで、観光地を繋ぐみちの風景に、龍の鱗を模した瓦を溶けませることで、日本の原風景を守りつつ、新しい風景を生み出す提案をしたものです。
名称:鱗瓦で繋ぎ、彩る昇竜道 ~瓦を用いた法面防災曲壁による観光道の提案~
制作:2014年8月
設計:奥田隆太郎、岡田一輝、徳森寛希、長屋美咲、大野将弥
受賞:第3回甍賞学生アイディアコンペティション:佳作