有松に光る麻葉紋様:有松ミチアカリ
「有松ミチアカリ」は、有松の有志の方によって企画された祭りですが、気づいてみれば、有松周辺にとどまらない数多くのボランティアの支えにより、大成功で幕を閉じました。 私たち名城大学柳沢研究室は、その制作の一部を担当しました。 開催日当日、街道沿いに並べられた竹あかりは、町を照らし、有松にとって特別な1日になりました。
《麻葉紋様によるデザイン》
麻葉紋様は、正六角形を基本とした幾何学の連続によって形作られた複雑な紋様であり、有松では昔から「有松絞り」の柄の一つとして使われていました。私たちはこの麻葉紋様にもとづいて竹あかりをデザインしました。 配置計画・立面計画・穴の開け方、全てがこの正六角形から生まれています。
名称:有松に光る麻葉紋様
用途:穴をあけた竹筒に灯りをともしたオブジェ(竹あかり)
会場:名古屋市緑区有松(旧東海道沿い・西町)
制作期間:2016年9月~11月/展示:2016年11月12日
設計:加藤大誠、諏訪匠、竹中智美、森有結美、山田拓、柳沢究
制作:名城大学柳沢研究室
「有松ミチアカリ」企画:大島一浩(ゲストハウスMADO)
竹あかり原案・技術指導:川渕晧平(カナエリア)
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竹あかりで、まちづくり始動!、有松ミチアカリのお話し(その1)、(その2)
Arimatsu Michiakari (Arimatsu Street Bamboo Lights) by Kayoko Kondo [pdf]
(以上、撮影:新井良規)