名古屋市北区にある戦後ほどなく建てられたと思われる木造建築の改修です。この建物は宗教団体の本部兼住宅として使われてきましたが、長らく居住してきた施主の両親が他界したことで空き家となりました。かなり傷んではいましたが、長年地域に親しまれてきたこの建物を壊すに忍びないと考えた施主は、これをリノベーションし地域に開いたサロン兼セカンドハウスとして活用することにしました。
名称:あじまの家(改修)
所在地:名古屋市北区
用途:地域サロンおよびセカンドハウス
設計期間:2013年7月〜2014年4月、工事期間:2014年5月〜2015年3月
設計:名城大学柳沢研究室(柳沢究・徳森寛希・菅沼昂志・諸岡徹・高田宙)
施工:工作舎中村建築(中村武司・佐藤俊伸・内野史基)+名城大学柳沢研究室(小原亮介・山本将太・諸岡徹・大前貴嗣・新井美加・岡田一輝【道具係】・奥田隆太郎・切手健太・菅沼昂志【現場監督】・高田宙・徳森寛希・吉田麻美・井野健太郎・溝呂木雄介・市村千尋・大野将弥・及部友誉・加藤大誠・川端一輝・高野哲也・鈴木真由・諏訪匠・長屋美咲・松田彩花・水野由女・渡辺愛理)
大工協力/秋田和秀、コンクリート/加藤善八商店、荒壁土/前田興業、板金/村上板金、畳/浅見畳店、木製建具/村上商店、金属建具・ガラス/服部ガラス、ステンレス加工/協和テック、水道/豊田工業、ガス/若杉ホーム機器、電気/長谷電工
コンクリートタイル製作協力:平岩陸(名城大学建築学科材料生産研究室)
企画・監修:究建築研究室
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| プロジェクト
, 2014年度
, 2013年度
| 15.07.05
名古屋市緑区、旧東海道沿いの有松の街の中にある大規模な町家の塀。もともと通りに面して建っていた古い鉄骨ガレージ(下図)を撤去し、有松の歴史的街並みに調和した新しい塀をつくりたいとの依頼にこたえてつくられました。
名称:有松の塀
所在地:名古屋市緑区
設計期間:2014年12月〜2015年2月、工事期間:2015年3月
設計:名城大学柳沢研究室(柳沢究・山本将太・及部友誉・加藤大誠・諏訪匠・長屋美咲・松田彩花)
施工:工作舎中村建築(中村武司・佐藤俊伸)+名城大学柳沢研究室(山本将太・岡田一輝・市村千尋・大野将弥・及部友誉・加藤大誠・川端一輝・諏訪匠・長屋美咲・松田彩花・渡辺愛理・今江将吾・遠藤結夏・保浦開・川嶌梓・児玉春香・河合栄拓・鈴木友之・鈴木結貴・髙間智子・竹内久美子・吉川千由希)
企画・監修:究建築研究室
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| プロジェクト
, 2014年度
| 15.07.02
あじまの家完成記念企画◉岡啓輔トーク『踊るようにつくる』
「あじまの家」は2014年5月から1年半をかけて研究室で取り組んできた名古屋市北区の住宅改修プロジェクトです。2015年3月18日、その完成を記念して蟻鱒鳶ルの自力建設を行う岡啓輔氏をお招きしたイベントを開催しました。
当日の様子
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, 2014年度
| 15.03.27
街路空間に展開される新しいスタイルの「みせ」の提案です。
街中に吊り下げられた大小様々なライトの中には、街中に店舗を構える店、ネットショップなどを問わず、あらゆる店の商品が入れられています。街を歩く人が意図せずこの「浮遊するショーケース」を見ることで、今まで自分が触れる機会のなかった商品との新しい出会いが生まれます。設置する場所を選ばないこのショーケースによって、街を訪れる人は店の規模や雰囲気にとらわれず、純粋に商品を見ることができます。そして街路空間に商品が溢れることによって街全体が「店」となり訪れる人々を迎えます。
名称:光の降る街
制作:2015年1月
設計:小原亮介、長屋美咲、加藤大誠
受賞:第12回 主張する「みせ」学生デザインコンペ:優秀賞
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| プロジェクト
, 2014年度
| 15.01.14
「心を紡ぐ『瓦』のある風景の継承」という課題に応え、法面防護壁と落石防止柵を一体化させた法面防災曲壁に瓦を用いる提案をしました。現在注目されている東海地区の観光地を繋ぐと現われる中部北陸地区観光道「昇龍道」。しかし、観光地と観光地を繋ぐ交通は観光を意識しない風景が広がっていました。そこで、観光地を繋ぐみちの風景に、龍の鱗を模した瓦を溶けませることで、日本の原風景を守りつつ、新しい風景を生み出す提案をしたものです。
名称:鱗瓦で繋ぎ、彩る昇竜道 ~瓦を用いた法面防災曲壁による観光道の提案~
制作:2014年8月
設計:奥田隆太郎、岡田一輝、徳森寛希、長屋美咲、大野将弥
受賞:第3回甍賞学生アイディアコンペティション:佳作
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| プロジェクト
, 2014年度
| 14.09.20