2024年度 水﨑恒志
メアリーの2つの家
料理人、メアリー・マローンは腸チフスの健康保菌者という特殊体質から20世紀初頭のニューヨークを騒がせ、社会から隔離された孤島でその生涯を終えた。彼女の 不運な人生をモチーフに、2つの家を考える。一つはメアリーのフィジカルな生活の受容器として、もう一つは彼女を社会に定位、接続するものとして。一つは島でメアリーが暮らす単身者向け住宅である。もう一つは彼女の残したレシピをもとに運営される街中のレストランである。互いに不在を抱え、離れてしまった不完全な家は、それでも家であれるだろうか、ということ想像し制作した。
(水﨑恒志/2024年度卒業設計作品)
| Students' Works 作品・論文 , Diproma Design 卒業設計 | 25.03.31

