Students' Works 作品・論文 > Diproma Design 卒業設計: 京都大学柳沢研究室|居住空間学講座|https://q-labo.info/kyoto/020_works/026_design/
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木を見て、森を見て、技術を見る:伝統構法に基づく木架構による立体林道の構想

伝統木造建築の造り方、技術を実際に運用することで次の世代に伝統木造建築の造り方、技術を伝えていくこと。森林を超長期間に渡って一定のビジョンに基づき、適切に管理し、より多くの人々が、林業あるいは関連産業に関心を持つような新たな開発方法を模索すること。伝統木造建築は軸組による架構が特徴であり、線による構成によって構造が成立しており、それが意匠空間と直結することが魅力と捉え、架構法=意匠を検討しそれを用いた空間を造ること。
以上三点を兼ね備えた建築空間の提案を試みる。
(小池駿輝/2024年度卒業設計作品)
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| 25.03.31
メアリーの2つの家

料理人、メアリー・マローンは腸チフスの健康保菌者という特殊体質から20世紀初頭のニューヨークを騒がせ、社会から隔離された孤島でその生涯を終えた。彼女の 不運な人生をモチーフに、2つの家を考える。一つはメアリーのフィジカルな生活の受容器として、もう一つは彼女を社会に定位、接続するものとして。一つは島でメアリーが暮らす単身者向け住宅である。もう一つは彼女の残したレシピをもとに運営される街中のレストランである。互いに不在を抱え、離れてしまった不完全な家は、それでも家であれるだろうか、ということ想像し制作した。
(水﨑恒志/2024年度卒業設計作品)
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| 25.03.31
よりどころの池 つながる世界

大阪の密集住宅街にポツンと存在する池がある。農業用水として使われていた過去があるが、都市化の中で公園の池という形で残り、今に至る。ため池は元来、生活のために利用するものとして人々に管理され、その人の手が入ることで成り立つ自然だった。つまり池は守るべき対象なのではなく、利用することが関わり方の本質だ。私はこの池を利用して生活する、池をよりどころにする暮らしを提案する。池の水を生活用水・農業用水として使い、魚や水草を採り、生活をすることで池を守る。池というコモンズをめぐり人と生物たちの生活が水面に映る、そのような様をこの桃ヶ池につくる。
(池田勝眞/2023年度卒業設計作品)
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| 24.03.31
bathe:都市に潜むスペース・オブ・ワンダー

人類は古くより、時代や場所に限らず様々な様式・意味合いで「入浴」をかたちづくり、そのための建築と文化をつないできた。一方、現代においては清潔・衛生管理という目的に最適化された均一な浴室による画一化が進む。
ひとはなぜ、入浴をするのか。
入浴施設を巡る体験から、「身体感覚を高め、「現象」を感じる行為」としての「入浴」を考える。それは、情報化・合理化が進む都市の中で、普段“見えて”いないものへの感激を取り戻すような内省の体験をもたらすのではないだろうか。
(井上青葉/2023年度卒業設計作品)
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| 24.03.31
「見せモンとちゃうぞ!」

スラムツーリズムへの批判として、その「まなざし」に注目し、「見る」という行為の暴力性を提示する。建築によって「見る」という行為の暴力性が主体に返っていくような操作を行うため、「見ようとするほど見られる空間」を作る。「見ようとするほど見られる空間」の要素として”contropticon"という新概念を提案し、見るー見られる関係の考察と釜ヶ崎の空間的要素を組み合わせて作る。それにより建築を構成し、あいりん総合センターの建替案とすることで、釜ヶ崎におけるスラムツーリズムへの批判とした。
(平川礼子/2023年度卒業設計作品)
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| 24.03.31
うつろう自然と、つながるところ

釣りをすることは、うつろう自然とつながることである。 兵庫県神戸市にある須磨海づり公園は、自然と人のつながりを 50 年を超えて支えてきた。 しかし、経年劣化と台風の被害を受けた今、転換点を迎えている。 これまで愛されてきた「釣り」と、破損した釣台の「魚礁化」という新たな挑戦を拡張し、 再生に向かう海づり公園の「これから」を描く。 うつろう自然と人々の営みを4つの活動拠点がつなぎ、須磨を介した大きなうつろいが動き出す。
(小森幸/2022年度卒業設計作品)
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| 23.03.31
歩越神戸

兵庫県神戸市南部を敷地とし、海と山が近接し斜面によって結ばれているというこの地域の特徴を生かすための歩行空間を提案しました。南北に伸びる斜面に対して東西に広がる国道や鉄道路線を、歩行者を妨げるものとして、それらを越えていくように7個のスラブを掛けるという操作を行いました。住宅地や、商店街、鉄道駅近くなど、神戸の持つ様々な場所ごとに少しずつスラブの掛け方を変えることによって、歩行空間としてだけでなく、道と建築や宅地空間をつなぐものとしての役割も持たせています。これによって、神戸という地域の本質的な魅力である、海と山を感じながら斜面を歩いていくという行為をより豊かに実感のあるものとして捉えることができるようになります。
(井上泰地/2020年度卒業設計作品)
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| 21.04.16
PHOTO SCAPE:鉄道写真からつくる「生きられる景観」としての駅

「撮り鉄」が撮りたくなる風景(=「生きられる景観」)を駅につくることで、人々に集い・憩い・活力を提供し、鉄道駅からまちを活気づける。
生きられる景観とは、休息性と眺望性を兼ね備えた、美しい景観だ。
撮り鉄は、鉄道車両そのものより、周りの景観に重きを置き、「生きられる景観」を追い求めて、場所を選りすぐって撮影している。
撮り鉄が撮りたくなるような駅を設計すれば、「生きられる景観」を作り上げることができるのではないだろうか。
鉄道写真が「生きられる景観」への道標となることを、今作を通じて証明する。
(小西泰平/2019年度卒業設計作品)
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| 20.04.29
私的分居:出町学生下宿群

新天地で手に入れる「私」の家。
目覚め、過ごし、帰ってくる場所。
そこが特定の 「私」 だけの居場所にならないように。
日々、私の中の様々な「私たち」 をスイッチングし、
生きる私たちがお互いが持つ賑わいを、静けさを、差し出し合い、補い合う住まいへ。
学生が、その冗長な時間を過ごす、自己内包と出会いのための大きな家の提案。
(佐古田晃朗/2019年度卒業設計作品)
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| 20.04.20
この地で生きること

住宅としぐれ煮会社の複合した街区を提案した。三重県桑名市は、しぐれ煮の地場産業で昔から栄えながら、近年は名古屋のベッドタウンとして住宅地の造成を続けてきた。しかし、山を切り開いての宅地開発には用地の限界がきている。そこで、ただ既存の住宅地を再編するだけでなく、地場産業を活かした再編のアプローチが必要だと考えた。敷地周辺は伊勢湾台風後に形成された街並みで、二層の切妻屋根の住宅が立ち並んでいることを活かし、既存の屋根勾配と位置を踏襲している。また漁業の中心となる赤須賀港の船溜まりには所狭しと船が並んでいることから、しぐれ煮の会社と、漁師を想定した住宅を配置した。住民と会社の共有のキッチンを設けることで、多様な使われ方が期待できる。既存の再編にまちの要素をいくつも取り込んだ提案である。
(伊藤航平/2018年度卒業設計作品)
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| 19.04.20
Kaleidoscope:階段の可能性を映し出す建築

階段は“人”を映し出す装置である。
いそいでのぼる人、ゆっくりおりる人、座って話す人、立ち止まり 眺める人
階段は、使う人の性格や目的によって、意味を変える。
階段は“時間”を映し出す装置である。
ひとつひとつの段が、日の移ろいで陰り、砂の動きで埋もれ 現れる
階段は、自然の時間変化によって、姿を変える。
常に変化し続ける階段の可能性を映し出し、観測するための建築の提案。
(林泰宏/2017年度卒業設計作品)
★Diploma×KYOTO'18 Day2・13選
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| 18.03.01
モクリツ:まちを集合住宅とする物語的提案

木造の密集住宅地には、中に入ってはじめて発見できる魅力があります。曲がりくねった街路にあふれる生活感、連なるベランダや街路の奥に突如として開けた空間があります。そして、その面白さは、人がその場に生活していてこその良さであると、強く思います。いま、このような木造密集住宅地が次々と姿を消しています。そこで、密集住宅群としてのまちの雰囲気を残すための模索を行い、物語的に集合住宅を提案します。
(新津春佳/2017年度卒業設計作品)
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| 18.02.01