居住空間学講座|京都大学柳沢研究室

お知らせ

オープンゼミについて(2017年度後期)
基本的に毎週火曜日3・4限に桂キャンパスにてオープンゼミを行っています。見学・参加を希望の方は日程を明記の上、随時柳沢までメールで連絡ください。


京都大学工学部建築学科/大学院工学研究科建築学専攻 居住空間学講座・柳沢究研究室

研究の大きな柱とするのは、”Where is the Place?” と ”What Time is the Place?” という2つの問いです。前者は地域性や場所のアイデンティティ、後者は環境における歴史性や時間的表現の問題です。人間は空間的存在であるため場所の固有性を求めると同時に、人間は時間的存在であるため環境における時間の表現を必要とするからです。
人間居住の多様性、またその表れとしての居住空間の多様性に対する関心と敬意を根本に据えながら、主として地域性や生活文化との結びつき、時代・時間との関わりに注目し、具体的な都市/建築/住居の構成・形成プロセス・使われ方についての調査研究、および実験的プロジェクトの開発・実施・評価を行います。また、その成果を実践(設計提案・施工・ワークショップ)を通じて現代の社会に還元していくことをめざします。

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研究室の方針

基本方針

①―フィールド
フィールド(現場)を通じた体験と実感を大切にすること。多様な体験が豊かな感性と幅広い視野の獲得につながり、生の実感が活動の原動力となる。机の上での提案よりは、現場で課題を体験的に発見・解決するプログラムを重視する。
②―体験/分析/表現のサイクル
体験だけに終わらず、それを客観化して検証し、社会と共有できる形で表現すること。そしてフィールドへもどること。
③―設計と研究を分けない
計画学的研究と設計実践を両輪とする。デザインが好きな学生はデザインが生み出される原理や背景への関心を深め、研究が好きな学生は最終的に一つの形として提案することを大事に。

研究テーマ

講座紹介『居住空間学 − 京都大学大学院工学研究科 建築学専攻』

Laboratories and Academic Staff: Housing and Environmental Design - Department of Architecture and Architectural Engineering, Kyoto University

アジアの伝統的居住空間の現代的変容に関する調査・研究

京都を含む現代の都市や集落において、伝統的居住空間がどのような現代的な変化を被り、どのような空間や理念が取捨選択されているのか。地域性と結びついた居住空間の変容のダイナミズムを空間的パターンとして抽出することを試みる。その土地ならではの居住空間の現代的あり方を考えていきたい。地域性は世界の多様性の源。

時間的連続性を保った居住空間の再編計画に関する調査・研究・提案

スクラップ&ビルドを脱し、時間的連続性を担保する都市・建築の更新方法を探る。時間や愛着の蓄積・継承はいかに可能か。リノベーションやそれを伴うまちづくりといった居住空間の再編フェーズにおいて、どのように過去を判読し、現在の課題を重層させ、未来を形づくるのか。時間を重ねることで生まれる複雑で魅力的な居住空間をめざして、理論と実践の両面から取り組みたい。

住まいの体験に根ざした居住空間計画手法の研究

建築に対する価値観形成の核となる住まいと生活の経験=「住経験」にアプローチする試み。居住空間を含む環境に対するリテラシーや評価は、各人の空間体験、とりわけどのような住居でどのように暮らしてきたかという個人的な経験に規定されると考えられる。これまでどんな家に住まってき、そしてどんな家に住むのか。

17.04.15

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