盲目の再考
盲目の再考:盲人の空間把握特性を生かす設計手法の提案
身体障碍者補助犬法(2002)やバリアフリー新法(2006)が施行され、障碍者福祉に対する考え方が進んできている現代においてもなお、視覚障碍者への配慮のデザインは、誘導ブロックのように画一的で大雑把なものに留まっている。そこに視覚障碍者の自由や選択肢は無く、また誘導ブロックのような手法は、晴眼者にとっても不満を生むものである。そのデザインをもう一度、考え直す必要があると考え、全盲者へヒアリング調査を行った。そこから全盲者の空間把握特性を抽出し、設計の手法として提案する。(杉浦友哉)
★第21回JIA東海学生卒業設計コンクール2014・入賞







