京都大学柳沢研究室|居住空間学講座
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2021年度

修士2回生

内田隆介、太井康喜

修士1回生

伊藤照、野田倫生

4回生

川岸夕夏、辻京佑、(スタジオコース)浅野真治、太田佳桜、小林京介

研究生

孫文倩、Supachai Chusree、葛潔薇、林峥滢(10月〜)

修士2回生

内田隆介

・出身地:兵庫
・住んでみたい住宅建築:のび太の家です。理由は単純に自分の家を除くと一番見た住居で、ドラえもんという素晴らしい物語が展開される場所だからです。自室を持たない自分にとっては、階段を登って向かう2階のドラえもんがいるのび太の部屋は憧れでした。ちなみに2005年からアニメののび太の家が変わりました。昔の家の方がより住宅っぽい間取りで、現在の家には無いおばあちゃんの部屋が2階にあります。おばあちゃんの部屋が2階は少し違和感を覚えますが。

太井康喜

・出身地:大阪
・住んでみたい住宅建築:中銀カプセルタワービル
1972年竣工の黒川紀章によるメタボリズムの代表作です。カプセル型の住戸を交換することで建築が新陳代謝を行うというコンセプトのもとに建てられましたが、実際に交換されることは無く現在に至ります。雨風に晒されたその長い年月を感じさせる外観とは対照的に、それぞれの住戸はまるで時間を超越するタイムマシンのような宇宙空間になっているところがこの建築の魅力だと思います。

修士1回生

伊藤照

・出身地:愛知
・住んでみたい住宅建築:手塚治虫の漫画「ブラックジャック」の主人公ブラックジャックの住む家である。その家は海に向かった崖の上に建っており、周りに他の建物はない。強くて孤独なブラックジャックはなにかとその家から海を見て黄昏れることが多い。幼い頃ブラックジャックばかり読んでいた私は、男というものはなんとなくこうやって生きていくものだと思っていた。いまはあまりそういうことは思わないが今でもあの家に対する憧れは残っている。

野田倫生

・出身地:大阪
・住んでみたい住宅建築:カッパドキアの洞窟住居
言わずと知れた、トルコの歴史的地域にある住居です。岩の斜面を掘って必要な室を確保したり、テラスをつくる工夫など、人間にとっての巣のような空間や営みに惹かれます。狭くて暗い洞窟のなかで暮らすことによって、気温や日差しのわずかな変化など、風土に対して敏感になれるのではないかと期待します。街として魅力的なことも住んでみたい理由の一つです。まだ訪れたことがないので、住めはしなくともぜひ行ってみたい。

4回生

川岸夕夏

・出身地:北海道
・住んでみたい住宅建築:フィッシャー邸
木箱のような2つのユニットを45度傾けて食いこませた構造が特徴的な、ルイス・カーン設計の個人住宅です。窓まわりの空間が特に好きで、林に抜ける眺望や室内に降り注ぐ自然光によく配慮されているとともに、造り付けの木製の机やベンチが一体となって味わいのある空間を作っています。わたしがもし住んだら、昼下がりに暖まった窓辺のベンチで本を読みながらうつらうつらしたいです。
1回生の時に課題としてフィッシャー邸の模型製作を行いました。壁断面を45度に正確に切り接着するなどの慣れない作業に苦戦し、最終的には屋根をうまく貼り付けられず、上から振らせた雪代わりの小麦粉が部屋の中まで積もってしまいました。しかし、自分の手で模型を作りながら設計の意図や美しさを感じ取ることができ、よい思い出となっています。

辻京祐

・出身地:埼玉
・住んでみたい住宅建築:旧加地邸
神奈川県三浦郡葉山町に建つ旧加地邸は、フランク・ロイド・ライトの弟子としても知られる遠藤新によって設計されました。特徴ですが、まず、エントランスをはじめとして建築の各所に大谷石が用いられており、まるで旧帝国ホテルを彷彿とさせます。室内は幾何学模様を基調としたデザインが施され、独特な雰囲気を醸し出しています。また、「全一(完全に統一しているという意味)」を掲げる遠藤は建築だけでなく調度品の設計までも手がけ、洗練された空間は、住んでみたいという欲求を掻き立てます。2020年末にはドラマ「岸辺露伴は動かない」の中で露伴邸として用いられていましたが、キャラクターの雰囲気と相まって、より魅力的な空間として映っていたと思いました。ちなみに、現在は宿泊施設としても運営しており、誰でも泊まることが出来るのですが、1泊あたり20万円ほどかかるそうです。誰か泊まりに行きませんか?

研究生

孫文倩

・出身地:石屏(中国)
・住んでみたい住宅建築:中銀カプセルタワービル(黒川 紀章)
この建築は世界で初めて実用化されたカプセルであり、新陳代謝、取換え、リサイクルを実現したサスティナブル建築の原型でもある。黒川紀章氏は、新しい都市生活像を想定することで、極小スペースであるカプセルという形態を設計された。内部は阿部暢夫氏より設計されたものであり、10㎡しかないが、機能が揃っている。一面の壁のみが柱に固定され、丸窓のついたカプセル一つ一つが空に浮いているような感覚なので、居住体験してみたい。

Chusree Supachai

・出身地:ソンクラー(タイ)
・住んでみたい住宅建築:Living and Sharing
For humans, it is difficult to live alone in a large world. Interdependence is the basic environment in which I would like to live in. Especially, It must be a place where you already live to feel safe. It is not just a physical space for living only but also refers to the social space, smiles, opportunities, and the warmth we have in the people around us, including safety as well.
Sometimes we may feel free when we are alone. Sometimes we tend to turn to life alone, perhaps because we don't know how to share our life with others. A good living environment is how we can create a space to share good things with those around us. A place that can share good ideas and good memories with each other. The basis of our human nature comes from sharing. Nature shares space for human beings and human habitation for living together. Sharing and helping another are the foundations of the natural way. These things have shaped us and I believe in this ideal.

葛潔薇

・出身地:南京(中国)
・住んでみたい住宅建築:宮崎駿監督の映画「借りぐらしのアリエッティ」に出てくるアリエッティの家に住んでみたいです。小人たちの住む身の丈10cmの世界ですけど、人間味に溢れていると思います。例え話、鉢植えをガスコンロとして使うとか、釘を階段として使うとか。アリエッティたち床下に住む小人は、人間たちの住む家から少しずつ食品や小間物を借りてきて自分の家を建てている。現実と虚構を融合させる、すごく暖かい、カラフルな住居だと思います。

| Member メンバー | 21.04.05