京都大学柳沢研究室|居住空間学講座
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2020年度

修士2回生

伊藤航平、張晶盈、野間有朝

修士1回生

内田隆介、太井康喜

4回生

井上泰地、中川良奈

研究生

佐古田晃朗、孫文倩、Supachai Chusree(12月〜)、
Jin Yucheng(12月〜3月、中国・東南大学より交換留学)

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修士2回生

伊藤航平

・出身地:三重県
・好きな住宅建築:アトリエビスクドール
一度実際に行ってみたいという意味も込めて選びました。住宅の内と外について色々と考えていたとき、浮遊する帯が実現していたこの建築に大きな衝撃を受けました。外郭のようでありながら、そこに壁があるだけとも言えそうで、とても魅力的だと感じます。
・研究テーマ:転居における住経験の影響について
人の住居に対する考え方が、最も色濃く出るのが転居だと考えています。住経験インタビューの結果から、なぜその住居を選んだのかに着目して、経験がもたらす影響を分析していこうと思っています。

張晶盈

・出身地:台湾、台中市
・好きな住宅建築:BROWNMIST
BROWNMISTは台湾の桃園にある芸術家の家です。二つのボリュームの間に3階まで続く長い階段があり、シンプルですが個性的なファサードを形成しました。しかし、建築のファサードより、インテリアが気に入りました。居住者と設計者は友人であったため、お互いの理解と信頼のもとに、『人宅合一』のような、人間と緊密な建築が建てられました。特に印象に残ったのは、初めての訪問で、居住者がソファーに座り、手巻きタバコを作っている風景です。その日常の風景こそ、建築・人間・行為・光影・匂い・音等の「交織」で構成された住宅における美しさだと思います。
・研究テーマ:花宅集落(澎湖県、台湾) における合院建築の現代的変容について
花宅集落は300年の歴史を持ち、合院建築で構成された漁村集落です。伝統的合院建築の変遷過程と合院建築は如何に現代的な生活スタイルを満足できるか、ということを知りたく、このテーマにしました。

野間有朝

・出身地:大阪府
・好きな住宅建築:森山邸
「MORIYAMA-SAN」という森山さんに密着したドキュメンタリー映画を見て好きになりました。分棟のシンプルな箱の内外に、自然、本、人など、大好きなものに囲まれた生き生きとした日常が広がっています。
・研究テーマ:在日外国人の日本の居住空間への順応
「異文化圏から来日された方が異なる住文化にどのように順応していくか」という問題に対して、日本在住の外国人の方に住経験についてインタビューするという形式で取り組んでいます。

修士1回生

内田隆介

・出身地:兵庫県
・好きな住宅建築:増沢洵自邸ー最小限住居
戦後の、個人住宅が高所得者の所有するものとして考えられていたなか、若い夫婦、家族でも棲める良質で飾りのない住まいとして考えられたものです。その当時にしては斬新な工夫と、新たなライフスタイルへの探究によって単純化されたコンパクト住宅は、これからの住宅計画にも繋がるのではないでしょうか。今年は修士1回として真摯に研究に取り組みたいと思います。

太井康喜

・出身地:大阪府
・好きな住宅建築:ファンズワース邸
近代建築三大巨匠であるミース•ファン•デル•ローエの作品で、愛人のファンズワースのために建てた別荘です。周囲の自然の中に水平スラブが浮かんでいるようなプロポーションがとても印象的です。内部空間は、水平方向に連続した動的で均質な空間となっており、ミースの提唱するユニバーサルスペースで構成されています。この建築では”Less is more”や”God is in the details”といったミースが大切にした思考が顕著に見られ、特に私が気に入っている作品です。

4回生

井上泰地

・出身地:兵庫県
・好きな住宅建築:桜台の住宅(長谷川豪)
2階建の家屋の中央に全面トップライトの吹き抜けの部屋があり、家の空間同士を柔らかく関係づけていて、吹き抜け部屋いっぱいにテーブルを設けることで、広いワークスペースとなっています。個室とテーブル部屋の2つのスケールによって、家族のプライバシーと一体感がもたらされます。このように空間が柔らかくつながっているのが素敵だなあと思います。4回生として、スタジオ・卒業設計ともに頑張っていきたいです。

中川良奈

・出身地:大阪府
・好きな住宅建築:五位堂の家(藤原・室 建築設計事務所)
建坪14坪の狭小住宅で、開放的な中庭の周りを、スキップフロアでつながった部屋がぐるぐると囲っています。家の中が外部空間のように開けていて、気持ちよさそうだなと思います。
いろんな狭小住宅を見るのが好きですが、ほとんどは実際に入れないので住人十色という番組をよく見ています☺︎

研究生

佐古田晃朗

・出身地:徳島県
・好きな住宅建築:前川國男自邸
戦時中に建てられた木造モダニズム建築で、現在は東京の江戸たてもの園に移築されています。
中でもリビングには南向きに2層分の大きな開口部があり、そこから差し込む光が、白い壁面に少しずつ伸びていく影を映し、入り込んでくる風が、吹き抜けに宙吊りにされた照明を静かに揺らす魅力的な空間になっています。訪れた際にはいつも、つい長い間ゆっくりとしてしまいます。今年度は研究生として、1年間精力的に活動していきたいと思っています。

孫文倩

・出身地:中国
・好きな住宅建築:上原通りの住宅(篠原一男)
篠原一男は『住宅論』の中で“住宅は芸術になる”と述べている。第三の様式として代表的な「上原通りの住宅」は、外観が曲線と幾何図形を使う機械のような建物である。内部に使われる樹状柱は日本の伝統的な空間構成を表現している。その巨大な樹状柱は空間を断絶するように貫通しているが、家族間の交流を促進するものである。

| Member メンバー | 20.04.07