京都: 究建築研究室 Q-Labo.|http://q-labo.info/cgi/mt/mt-search.cgi?tag=京都&blog_id=1
Copyright © 柳沢究 Kiwamu YANAGISAWA, 2008-
12日お昼から京都にて「京都だより」の企画打合せ。魚谷繁礼氏・池井健氏と隔月で2年続けてきた連載も、次回でようやく最終回となる。(連載の前半分『京都絶対領域』は、こちらで全文読めます)
企画の内容よりもむしろ打ち上げをどうするか、という話題で盛り上がる。気が早い。
前半の打ち上げでは奮発して、すっぽんの「大市」へ初めて行った。大市の店舗は、度重なる大火を逃れ18世紀の町家の姿を残す、現存する最古級の京町家「堀井家住宅」としても知られる。屋根や庇の構えはぐぐっと低い。



打合せ終了後枚方へ。KG邸の敷地補足測量を行った後、夕方からIFAにてKG邸の概算見積りを受けての施主を交えた打合せ。かなりのコストダウンが必要だが、プランに関わる大きな設計変更はしなくてすみそうな方向で落ち着いた。今週中に減額案の検討を行う。
現状はこんな感じ。敷地周囲にそびえる3.6mの擁壁を利用して、中庭を囲い込む配置。開口や屋根についてはまだ検討しないといけないことが多い。

枚方から京阪・近鉄と乗り継いで京都駅に着いたのが9時半頃。駅の中で食事をして名古屋に帰る。
名古屋から京都・大阪へは概ね月3回ほど行っていっており、名古屋駅から京都駅は新幹線で35分とかなり近い。それでもドアtoドアでは往復3時間かかるので、関西方面の用件はなるべく日程を重ねていく。
本当は仕事が終わった後京都で人に会って飲んで帰りたいところだけど、最終新幹線までの時間がどうしても中途半端になってしまうのが残念だ。
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13.03.15
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京都府建築士会の発行する雑誌『京都だより』に2011年7月より隔月連載中の記事です。各項目をクリックするとPDFが表示されます。
【京都絶対領域】
『京都らしい』建築を分かり易く構成する要素、庇・格子・坪庭などなど…。
これらの要素を建築に採用することで、安易に「京都らしさ」を獲得した気になってはいないだろうか。あるいは逆に必要以上に忌避してはいないだろうか。
そもそも格子とは何であろうか? 京都の庇とはいかにあるべきか?
京都だから…条例にあるから…という思考停止に陥る前に、これらの要素の意味と可能性を一つずつ、有名無名問わず具体的な建築を参照しながら、あらためて検討してみたい。
(構成・執筆:柳沢究・魚谷繁礼・池井健)
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12.09.07

3月に平成の京町家コンソーシアムが主催する「平成の京町家シンポジウム:これからの京都の住まいを考える~エコな住まいに楽しく住まう~」に参加します。
柳沢は「いえづくりって面白い!住まい手と作り手のクロストーク」と題する第3部にて、マリンバ奏者の通崎さん、町家の住まい手の方、作り手の大工さんとお話しすることになっています。ご興味のある方はぜひ。
平成の京町家シンポジウム
「これからの京都の住まいを考える~エコな住まいに楽しく住まう~」
■日時:2012年3月25日(日曜日)13時〜16時
■場所:京都私学会館 地下一階大会議室
■プログラム:
第1部 基調講演
「これからの京都の住まい:『平成の京町家』の提案」高田光雄氏
第2部 ゲストトーク&演奏
「40年目の発見〜長屋と木琴」通崎睦美氏
第3部 パネルディスカッション
「いえづくりって面白い!住まい手と作り手のクロストーク」
■定員:200名(申し込み+抽選のようです。参加は無料)
詳細は以下のページでご確認ください。
>> 平成の京町家コンソーシアム
>> 京都市都市計画局住宅政策課
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12.02.14

京都府建築士会の発行する雑誌『京都だより』に隔月連載中の「京都絶対領域」、2011年11月号に「その3:路地」、2012年1月号に「その4:犬矢来・駒寄・つばどめ」を寄稿しました。
(構成・執筆とも、魚谷繁礼氏・池井健氏との協働です)
京都府建築士会のウェブサイトにこれまでの記事のPDFが(掲載からだいたい2ヶ月後に)アップされていますが、それらをまとめたページをつくりました。
連載って隔月でもしんどいものですね。
毎回結構な議論を重ねて密度を上げるようがんばってますが、走りながらつくってる感じなので粗さも目立つかと思います。ご意見・ご指摘など頂ければ嬉しく思います。
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12.02.07

京都府建築士会の発行する雑誌『京都だより』2011年9月号に、
隔月連載の「京都絶対領域2:格子」を寄稿しました。
(構成・執筆とも、魚谷繁礼氏・池井健氏との協働です)
以下、記事趣旨の一部抜粋です。
「京都の街ではあらゆる場所に格子がある。
もとより格子は、家と通りとの関係を調整するという京都の住文化を象徴する重要な存在ではあるが、京都のシンボルとしてかくも広く認知された建築要素は他に例を見ない。
他の都市ではただの縦縞にしか見えないものが、京都では格子に見えてくる・・・。」
というわけで、第2回は格子の歴史からはじまり、現代の様々な格子について取り上げています。京都にはほんとうにいろいろな格子があります。
一般書店では手に入りにくいですが大龍堂などには置いてます。
機会がありましたら是非。
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11.09.04

京都府建築士会の発行する雑誌『京都だより』2011年7月号に、
特集:京都絶対領域「庇」という記事を寄稿しました。
(構成・執筆とも、魚谷繁礼氏・池井健氏との協働です)
以下、記事趣旨の一部抜粋です。
「『京都らしさ』を分かり易く構成する要素、庇・格子・坪庭などなど…。
これらの要素を建築に採用することで、安易に「京都らしさ」を獲得した気になってはいないだろうか。あるいは逆に必要以上に忌避してはいないだろうか。
そもそも格子とは何であろうか? 京都の庇とはいかにあるべきか?
京都だから…条例にあるから…という思考停止に陥る前に、これらの要素の意味と可能性を一つずつ、有名無名問わず具体的な建築を参照しながら、あらためて検討してみたい。」
というわけで、今回(第1回)は伝統建築から現代建築まで、京都のいろいろな庇を取り上げています。
一般書店では手に入りにくいですが大龍堂などには置いてます。
機会がありましたら是非。
今後しばらく隔月連載の予定です。
※追記:京都府建築士会のサイトからダウンロードできるようになりました。
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11.07.08

京都で最も好きな庭の一つ、大原街道沿いにある蓮華寺。
紅葉の季節をのぞけば、人も少なく静かに落ち着ける。
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11.01.15
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三条大橋の下に、単管足場とコンパネでできた懸け造りの小屋が出現している(27日朝に確認)。丁寧にブリッジのついた入口まである。
技術といいコストといい、スクウォッターの仕事とは思われないが、なんだろう。
橋関連工事の資材置き場? 休憩所?

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10.11.27
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うちの事務所は「建築研究室」と名乗っていることもあり、ときどき研究の仕事もやったりする。ここ一ヶ月ほどは、某大きめの企業から依頼されたインドの伝統的住宅に関する研究レポートに、ずっと取り組んでいた。それがようやく先日脱稿! 肩の荷が下りた〜。机に山積みになってた資料もこれで片付けられる。
はじめはヴァーラーナシー、マドゥライの現地調査資料を中心にまとめるはずが、結局、総論から他都市の事例までフォローし、結構なボリュームとなってしまった。ご満足いただけるとよいのだけど。
というようなレポート執筆の合間に、ウェブを見てご連絡いただいた町家改修の相談の、現場確認に行ってきた。
たぶん昭和初期くらいの築で、少なくとも外見上かなりしっかりしている。町家にしては珍しく広い南向きの裏庭があり、明るい日の差し込む室内が魅力的な町家だ。


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10.11.24
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「民藝」ど真ん中な設えには好き嫌いがあるかもしれないけれど、河井寛次郎記念館(河井寛次郎旧居)は、空間的な魅力において京都の町家の最高峰の一つだと思う。もう6回くらいは訪問しただろうか。
個人的に京都で好きな建築を10個あげろと言われたら、間違いなくその一つに入る。
詳しい解説は後日に・・・
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10.11.12
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先月の27日、五條会館(五条楽園歌舞練場)にて、五条st大宴会『三つ数えて目をつぶれ!』と題したイベントが行われました。
開催の経緯はこちら(極楽通信)に詳しいですが、趣旨を要するに、最近いろんなお店が増えて面白くなってきた五条界隈の人たちで集まって宴会しようぜ、というもの(といわけで、一応うちの事務所も協賛として名前を連ねています)。仕掛け人はご近所の友だち、ハライソのさっこさん。
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訪問
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10.10.06
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先週は、鷹峯で林業をされているYさんの作業場横につくられた、手製の川床での食事にお呼ばれしてきた。はじめての父娘2人での外出でもあり。
灼熱の市街地とまったく異なる冷涼な川の上で、お酒と鶏スキを堪能。北山杉をとりまく情勢の悪さなどが話題に。
北山杉の需要がふるわないのは、それが高級なだけでなく、現代の建築・住宅・生活においてなぜ北山杉か、という問題がちゃんと位置づけられてないからなのはハッキリしている。今の若い施主や設計者はモノの良し悪しがわからん、とかいう話ですませてたらいけない。
垂木専用に生産された(!)芯の詰まった北山垂木の、垂木以外の使い方とか、磨き丸太の表情をモダンデザインの中で生かす表現とか。「数寄屋」よりもう少しカジュアルな使い方があっていい。

北山杉と現代建築で思い浮かぶのは、たとえば篠原一男の「白の家」。
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10.09.16
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水の無い高瀬川
鴨川の大増水からひと月半、今度は雨が少なくて高瀬川が完全に干上がってしまいました。いいことではありませんが、せっかくの機会なので、河床を歩いてみました。

橋をくぐる。
道からたかが1m下がるだけですが、視点の変化がけっこう楽しい。
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10.08.31
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京都国立博物館(現在リニューアル工事中)
映画『雨月物語』の野外上映につられて、五条に引っ越してきてからご近所にもかかわらず初めて(京都に来てからも3度目?)の京都国立博物館、「上田秋成展」へ行ってきた。
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10.08.11
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新町四条にて月鉾(?)
今年の祇園祭は、宵々々々山から宵山までずっと雨だったが、巡行の日の朝に梅雨が明けた。
ようやく晴れたので嬉しくなり、京都に住んで16年にして、初めての山鉾巡行見物に行ってきた。ものすごい人混みを覚悟していたが、宵山等の夜に比べるとずっと人出が少ない。こんな間近で見られるとは知らなんだ。


船鉾。家形・箱形の山鉾が主流の中で、船形を選んだセンスがすてきだ。
鉾への乗り込み口は、まさにタラップの風情。

屋台とビールが無いのが致命的ではあるが、山鉾を飾る刺繍や織物を明るい中で見られるのは、昼間のよさだ。
巡行の日以外は装飾を外している山鉾も多いらしい。巡行中は近くに寄れないので、本番向けのフルスペック山鉾をじっくり見られる時間は、実は短いよう。巡行を終えて自分のホーム町に帰ってきてから、解体されてしまうまでの数十分が狙い目だ(初めてのクセに偉そうですが)。
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10.07.22
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増水する鴨川(五条大橋)
すっかり梅雨もあけて夏だけれど、宵々々山(14日)の雨はすごかった。
鴨川はこれまで見たことがないほどに増水し、川沿いの遊歩道を完全に水没させ、橋の下のハウス群を文字通り洗いざらいに押し流したようだ(ブルーシートにくるまった段ボールハウスがどんぶらこと流れていく瞬間を、一回だけ目撃した)。
twitterでは写真付き実況がとびかっていたらしい(すごい時代だ)。
>> 鴨川写真集
もうすぐで溢れそうな鴨川を眺めながら、川ってのは憩いの場とか交通のルートであるとかの以前に、都市にとっては不可欠な排水路なんだなぁ、という当たり前のことをしみじみと思っていました。
幸い今回は川が氾濫するに至らなかったけれど、川に許容量以上の水が流れ込めば、つまった便器から水が溢れるように、当然溢れるしかないわけで、その状況を想像しながら治水(pdf)の大切さを少し実感した雨でした。

うちの事務所からみた鴨川:平常時(7/21昼)と増水時(7/14朝)の比較
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10.07.21
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笹にまじったミント
五条以南の高瀬川の植物についての第2弾。
前回の記事では、主に中高木から低木・灌木について書きましたが、もう少し下に目を向けてみると、ハーブの類も発見できました。
上の写真はミント。笹にまぎれて、完全に野生化している様子。
ミントは雑草以上に生命力が強いらしく、一度でも庭に植えたら最後、二度と駆逐することができないくらい繁殖力があるそうな。このミントもどっかから逃げてきたのだろうか。
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10.04.25
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五条楽園付近の高瀬川
保育園への送り迎えで、ちかごろ五条通より南の高瀬川沿いを、毎朝のように通る。
高瀬川沿いの雰囲気は五条通を境にして大きく変わることは、京都でも知らない人が多いかもしれない。
五条より北は、沿道に料亭・旅館が並び観光客も多い。対して五条より南は、いわゆる「五条楽園」で、京都の人でも歩いたことのある人は少ないと思う。まあ実際に歩いてみると、どうということはないし、むしろ散歩するには北以上に気持ちの良い道なんだけど(この高瀬川の南北断絶は、五条通に高瀬川沿いの横断歩道が無いことで決定的になっている)。
そういった料亭街か「楽園」かという違いを抜きにしても、川沿いの雰囲気は南北でかなり違う。物理的に違っている。それは、そこに生えている樹木の種類がまったく違うからだ。
五条以北では、二条通までつづく桜並木が見事だ。とりわけ松原通の前後はよい。今は冬なので、葉はなくたいへんすっきりとした感じ。
で、五条以南はというと、桜もところどころにあるにはあるのだけど、なんというか、ずっと緑が濃い。常緑樹が多いうえに、色々な樹種が混在して鬱蒼としているのだ。そこらへんが個人的には好み。ただ、このため見通しがやや悪くなっており、これは、外部の人が立ち入りにくい雰囲気となっている理由の一つだろう(ひょっとしたら意図的なものかもしれない)。
この五条以南の雑然・鬱蒼とした植生がなかなか面白いのだ、というのが今回の主旨。
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10.03.09
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紫の海にたゆたう山鉾群@京都タワー 2002
先週末は久々に飲みが重なった。
金曜日は、仕事が一区切りついた(ついてしまった)のを機に、日頃お世話になっている工務店の方と、久々の西村鮮魚店にて。あいかわらず魚が美味しい。途中から大工さんや電設屋さんも合流して、まだ薄寒いのに屋外のテーブルで12時過ぎまで話し込んでしまう。
施工と設計という立場を超えて、率直に話し合える関係ができてきたのは嬉しいことです。
土曜の夕方は、京都駅付近の居酒屋にて保育園の保護者懇親会へ。保育士さんとお母さん方十数人の中に、男は僕一人という状況で、だいぶ緊張した。残念ながら体調優れず(二日酔いが残ってたので)、めずらしく二軒目は遠慮して帰宅。
懇親会の前に少し時間があったので、約8年ぶりに京都タワーをのぞいてきた。
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10.03.08
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路上のモザイクタイルに日常の裂け目を見る。モルタルの割れ目をタイルやビー玉、おはじきで埋めたもの。スカルパやフンデルトワッサーのようでもあり。地蔵調査中に見つけた。
2009/8/10〜16
8/11(火)
別件の中間検査。構造用合板の留め方などにやや難点あり、工務店に修正の指示。勝手な変更は大けがの元です。
8/12(水)〜18(火)
宮城大・竹内先生+宮城大有志(なんと二週間にわたり京都に滞在)、魚谷氏+京都建築専門学校有志、滋賀県大有志、柳沢(単独)によるハイブリッドチームで、京都地蔵調査を敢行。
お盆休みが完全に潰れ、大いに日焼けしたが、久々のフィールドワークで調査勘を思い出す。
調査対象エリアは、田の字地区(御池〜四条、河原町〜堀川に囲まれた範囲)を中心に、東は東大路、西は西大路、北は上京区境、南は京都駅、という広大なエリア。15年間京都にいて、いまだ入ったことのなかった路地の奥深くまで、隈無く徘徊し、地蔵や大日如来・蛇神・道祖伸などを探し出した。こんなことでもなきゃ、一生しない経験だねえ。
時おり出会う、暗く狭く切ない路地奥は、ヴァーラーナシーの路地を思い起こさせる。表通りと裏通り、街路と路地、地主と店子、日の当たる世界とそうでない世界……幾重もの分節と階層化の皺が路地の奥に圧縮されているような心持ちがする。都市としての歴史の深みってやつでしょうかね。
再開発地区の更地の中にポツンと残る地蔵堂
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09.09.02
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五条大橋東詰をのぞむ。
ご無沙汰しております。究建築研究室ヒショです。
(室長の鼻息荒い記事におされ、なかなか更新できません。)
今年もやってまいりました!京都五条坂・陶器祭。
五条大橋東側の南北五条通沿いには、早くもお店が軒を連ねています。
じっくり見ていたら全部はまわりきれないほどの規模なので、時間に余裕を持って行くことをお勧めします。暑い暑い日中はわりと空いていますが、夜はえらい賑わい様です。作家さん個人のお店も多く、お話を聞きながら交渉しながらお買いものするのは、なかなか楽しいですよ。
京都五条坂・陶器祭 8/7(金)~10(月) 9:00-23:00
そうそう、今日は佐藤敏宏さんを囲んでの「ワイワイ会」の日。会場は河原町五条なので、あわせて足を運んでみられてはいかがでしょうか。
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09.08.07
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いまさら祇園祭
ここのところ7月末〆切の原稿のための資料読みに慌ただしい。
その間のいろいろ。
7/14(火)
祇園祭へ。今年はチビがいるので人混みを避けようと宵々々山へ。しかし平日にもかかわらず山鉾町はかなりの人出で思うように進めず。屏風祭もあまり見れなくて残念。来年はもう一日早めよう。Y上のいる岩戸山にいってビールと粽(ちまき)をもらいしばし雑談。チビが育ったらうちの町内入りませんか、という。最近は子供が少ないからかそんなのもありなんですね。
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09.07.24
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2009/7/3(金)
先日、友人サハラマコト氏のブログからリンクされていた、JUNAIDA(じゅないだ)さんというイラストレーターのサイトを見て、ヤラレタという衝撃を受けた。で、ちょうど今週からCOCON烏丸で個展があるというので、市役所で別件の確認申請訂正を済ませた後、初日を見に行ってきた。
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09.07.07
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三条蹴上のウエスティン都ホテル(部分)
2009/6/22〜28
6/24(木):
3年毎に受けねばならない建築士定期講習へ。会場は「都ホテル」。
2月に受けた管理建築士講習の会場は京都国際会館(設計:大谷幸夫)だった。
そして今回は「都ホテル」だというので、ほほぅ建築士事務所協会もオツな会場設定をするなぁ、講習の合間に植治の庭を見学できるかも、と楽しみにしていた。
家からも近く勝手知ったる場所なので、アクセスを地図で確認するまでもない。自転車でゆうゆうと三条蹴上にあるウェスティン都ホテル(設計:村野藤吾)へ。
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09.07.04
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篠山にて。伊豆の某旅館の座敷に使うという赤土
2009/6/15〜21
6/18(木):
この日からT邸の外壁左官工事がはじまる。
それに先だって久住鴻輔氏が納まりの打合せを朝イチにしたいというので、「じゃあ9時には現場行きますわ」と言ったら、「すまんけど左官屋の朝イチは7時半なんや〜」とのことで、久々に6時起きで現場へ。
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左官
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09.06.28
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宇治川。鴨川より川幅も水量もあり、周囲に山が重なるように広がっていて、とても気持ちよい。
6/7(日)
天気がよいので、ふと思い立ち午後から宇治へ。
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思いつき
訪問
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09.06.25
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最近なんだか再評価の機運が高まりつつある「京都タワー」(私が京都に住みはじめた90年代半ばには、かなり白眼視されていたように思います。また、タワー内部の時が昭和で止まっていました)。建設当初に大きな論争を巻き起こした事はよく知られていますが、決着はタワーが完成してなしくずしに。完成から44年(執筆時で38年)経ちました。そろそろ決着をつけてもよいのでは。
『京都げのむ
』第2号(2002年)掲載の文章に若干の加筆・修正
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京都
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09.06.08
許可を得て室内も撮影させてもらったけど、残念ながら室内写真は掲載できないので外観のみ。スカルパを彷彿させる開口部。
2009/4/15(水)
大山崎の聴竹居へ。
建築の教科書には必ずでてくるし、雑誌や書籍にも繰り返し登場する近代住宅の名作。しかし現存するにもかかわらず、一般には非公開の状態が続いていた。
けれど昨年から、住宅の管理がこちらの組織に移ったことにより、事前申込みをすれば見学できることをつい最近知り、早速行ってきた。淡い新緑のきれいな、いいタイミングでした。
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訪問
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09.05.02
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ヴァーラーナシーVaranasi、ガンガーを眺める牛(2007年)
2009/3/30〜4/5
3/31(火)
年度末大掃除大会。キッチンの油落としからタイル磨き、窓拭き、ベランダの植物の手入れまで。
4/2(木)
T邸現場確認後、日航プリンセスホテルにて、後期から西洋建築史を担当する某大学の非常勤講師オリエンテーション+懇親会に参加。いろいろな先生の話を聞くにつけ、芸術系大学で歴史系の座学を教えるのは大変そうだ。
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西洋建築史
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09.04.19
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2009/3/23〜3/29
年度末のためか、やけに人と会う機会、すなわち呑み会の多い週であった。
3/23(月):
T邸の確認がおりる。とりあえず一安心。
3/24(火):
学研都市の研究所に勤めているE平氏が、この春から大学教員として東京へ移動することになったので、二人でもつ鍋屋「先斗町 亀八」にてお祝い+送別の呑み。もつ鍋、味はよいがもつの量少なし。鍋の中を箸で探さねばならないとは何事か。ただし、付出のシメ鯖の炙りはよかった。あんなシメ鯖の食い方もありかと驚いた。
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09.04.08
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はじめまして。究建築研究室のヒショ(秘書)です。
うちの所長(本当は室長ですが呼びにくいので所長とします)のブログが、あまりに堅く難解なことがあるので、ちょっと賑やかしに乱入してみました。私は、気軽な感じでぼちぼちと、時々登場する予定ですので、皆さまよろしくお願いします。
事務所近くの桜も満開。とても気持ちの良い日が続いてます!
(写真は、木屋町五条の牛若ひろばにいる弁慶と牛若丸。下水工事のため、五条通りの中央分離帯からお引越し中。)
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09.04.07
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だいぶ遅れてしまったけど、頑張って追いつこうとしてみる。
2009/2/23〜3/1
2/23(月):
工務店の方と一緒にT邸敷地にて、地盤・基礎レベル関係の調査・打合せ。
当初参照していた図面の数値よりも、若干敷地の奥が高くなっていることや、隣家の基礎がはみ出していることなどを確認して、基礎レベルの高さちょっと修正することに。
一方クライアント側からは、メンテナンス用に床下に人が入れるようしたいという要望も上がってきたので、確認申請に出す前に高さ関係の最終調整を行う。
T邸はほぼセットバック無しなもんだから、道路斜線をめぐる涙ぐましい寸法調整が発生…。そりゃみんなセットバックして、前に駐車場つくるわな。
2/24(火):
市役所と某民間確認検査機関に行って、確認申請をめぐる相談やら確認やらあれこれ。
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T邸
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09.03.18
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古色づけされた杉板と引摺の土壁(繭 mayu)
町家再生などで試みた伝統的な木材塗装「古色付け」について、まとめたものです。いわゆる「古びた感じ」の表現にとどまらず、木材塗装をもっと自由に使ってもいいんじゃないかというのが主旨。神楽岡工作公司のサイトに載せている「古色に関する覚え書き」の「4.古色に関する現状と展望」に相当するものです。
『コンフォルト Comfort』No.76、建築資料研究社(2004年)掲載の文章を一部修正
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装飾
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09.01.18

年が明けてから年賀状しか見てないと思われてもなんなので、仕事の話も。
上の写真は、現在見積もり調整中の住宅の1/50模型、ほぼ最終版。
計画敷地は景観条例の対象地区で、屋根は3.5〜4.5寸勾配(約20度前後)に日本瓦が必須で、軒の出60cm、けらばは30cmを出すこと等、デザインコードはかなり厳しめ。道路斜線制限なども重ねると、建築の輪郭については、(セットバックさえしなければ)ほぼ自動的にいわゆる伝統的京町家の形になってくる。なるほど、よくできていると感心した
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09.01.17
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