究建築研究室 Q-Labo.
究建築研究室 Q-Archi. Labo.|京都の建築設計事務所

雪の女王 Snow Queen: 究建築研究室 Q-Labo.|http://q-labo.info/work/000137.php
Copyright © 柳沢究 Kiwamu YANAGISAWA, 2008-2017

雪の女王 Snow Queen

SNOW CRYSTAL*HABITATION

SNOW CRYSTAL*HABITATION, 雪花*集落,
2009(計画案)



SNOW CRYSTAL*HABITATION

雪の板状結晶の成長法則から抽出したルールを建築に適用することで
増改築を繰り返しながら有機的な成長を続ける集落の姿を描いたドローイング。

This is a habitation or huge architecture growing organically with constant alteration and extension following the rule of snow-crystal growth.


【適用されたルール】
集落の形態=成長プロセスは、六角放射形状を基本として
以下の三つの選択肢をランダムに数十ステップ重ねることで決定されている(※)。

① 伸長:先端が伸びる  ② 分岐:先端が3 方向に分岐  ③ 肥大:全体の高層化

diagram
〈三つの選択肢に基づく成長例〉

[Applied Rule of Growth]
1) Elongation of Tips, 2) Three-way Branching, 3) Enlargement (Verticalization)

The growing process, that is the shape itself, of this habitation is defined by repeating the steps to choose one out of those three rules some dozen times, based on hexagonal shape.

このようなルールを成長プロセスに取り込むことによって、
一定の秩序を保ちつつも、変化のある外環境(地形など)へ柔軟に対応し
さらには、成長に応じて適度に外部空間(庭)を組み込みながら
複雑無限に展開する可能性がうまれる。

このドローイングでは、集落の発生地点である中心部に、
集落全体を潤す給水塔でもある象徴的な寺院があり、
その周囲に富裕層の高層住宅があり、
さらにその外側に庶民の居住地が拡がるといった、
社会構造が投影されている。
成長の過程で発生した大小の外部空間は、
中庭や市場、家畜の飼育場として活用され、
先端部やあちこちで、なお増築工事が進行中である。


※ これら3つの選択肢により雪の結晶成長をシミュレートするアイディアは、高木隆司氏による神戸芸術工科大学大学院講義「芸術工学基礎論」(2004〜07年)の中で提示された手法に基づいている。


名称:SNOW CRYSTAL*HABITATION
ドローイング:インキング、鉛筆、青焼き
制作:2009年
受賞:第5回雪のデザイン賞 奨励賞
出展:『depth』京都大学高松伸研究室作品展(2010年)
   第5回「雪のデザイン賞」入選作品展(2009年)


Tags: | WORKs 仕事 | 10.01.01

MENU

WORKs 仕事

Tags


Movable Type 3.36

apstars

RSS

..