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ペチャクチャナイト京都

久しぶりに日記らしい新鮮な更新。
昨晩「ペチャクチャナイト京都 #2」というイベントが木屋町アバンギルドで開催され、プレゼンターのひとりとして参加してきました。

ペチャクチャナイト(公式サイト)は、カジュアルな大人の発表会というのが適切か。何人かのプレゼンターがスライドを使って話題提供(自作とか活動とか考えてる事とかの話)をして、それを肴に酒を飲みコミュニケーションするという集まり。
ミソは「20x20」というプレゼンのルールだ。「1人20枚のスライドを20秒ずつ合計400秒(6分40秒)でプレゼンテーションする」という非常にシンプルなルール。しかし、プレゼン準備の負担が大きすぎず、またしゃべり過ぎで間延びするのを防ぐ絶妙な設定。実際やってみると、1枚20秒というのは、かなりスピーディーでドキドキします。

もともとは建築家のクライン&ダイサムの発案だそうで、東京を皮切りにこれまで世界300都市以上で開催されてきたという。各イベントは、"PechaKucha Night Kyoto"のように都市名を冠している。
重い政治の話も軽い趣味の話も砕けた発見の話も深刻な生い立ちの話も、みんな並べてプレゼン可能という、これぞフォーマット・デザインの力。すごい発明と思う。

で、今回の「ペチャクチャナイト京都 #2」。
観衆が予想以上に多い。100人近かったのではないか。うち7割ほどが外国の方っぽい。ネット上でもほとんど広報されてなかったのに、なんでこんなに集まるのだ。京都在住フォーリナーの濃ゆいコミュニティの存在を感じる。

発表者は9人。僕のネタはインドの「融合寺院」(融合寺院についてはこの記事で少し書いてます)。
作品紹介をしようか迷ったけれど、自己宣伝よりも場が盛り上がる話題を提供する方がよいだろうと判断した。とはいえ、これまで建築系日本人には話したことがあるが、一般のしかも外国人は未知のゾーン。しかも日本語でやるのに。

結果:かなりウケました。
終了後、すごく面白かったよ、と何人かの方に声をかけて頂きました(ウケをとることが目的ではないのですが)。スクラップ&ビルドではない「重ね書き」のデザイン、いわばビルト&ビルド Built&Build なやり方がいいと思うんだけど。というメッセージは伝わったように思います。
他の発表者の方で印象的だったのは、テク能ロジーのJonah Salzさん、バティック染色のフジモトヤスヨさん、書働家の薛翔文さん等。

その後、12時過ぎまでまったりと飲む。アバンギルドは食事がおいしいですね。

次回のペチャクチャナイト京都は5月の予定だそうです。
一般からの応募も受け付けてるので、われこそはという人、オススメです。

| MEMO 雑記・ブログ | 11.01.17 | (0)

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