都市の水屋へ
都市の水屋へ:都市防災公園と共生する線形都市
洪水の記憶と不安定な地盤。
そんな名古屋の"そとがわ"であるまちにそびえるのは、巨大な線形の鉄道高架遺構。
高架構造体の持つポテンシャルを利用し、高架構造体を線形都市化することで、インフラと人との新しい共生の関係を生み出す。
建築が集積するたびに豊かになり、人々の生活の延長線上で守られていく線形の都市。
線形都市という新しい水屋は、まちのための水屋となり、人々の生活と心のよりどころとなる。
(徳森寛希)
★名城大学建築学科卒業設計・奨励賞
★第22回JIA東海学生卒業設計コンクール2015・入賞