京都大学柳沢研究室|居住空間学講座
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Projects プロジェクト: 京都大学柳沢研究室|居住空間学講座|https://q-labo.info/kyoto/030_project/
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拡張・縮退する境界(24.4.12)

建築・都市・人類学セミナー#03

拡張・縮退する境界:ナイロビ・インフォーマル居住地の事例から

◯講師:井本佐保里(日本女子大学建築デザイン学部准教授 ※2024年4月着任予定)

◯日時:2024年4月12日(金)18:30~20:00(終了後、懇親会)
◯会場:京都大学(吉田南構内)総合人間学部棟1F 1104室
◯参加費:無料(要申込

インフォーマル(In-Formal)居住地は、法律や制度、計画の外側に位置づけられ、いわば「例外状態」に置かれていると言えます。
一方で、人権や憲法は彼らも包摂、保護する概念であり、また経済や地縁・血縁などのネットワークによって彼らの生活が成立していきます。
人権、憲法、法律、制度といった各種枠組みの間(はざま)にある空間で、どのように生活のシステムや建築がつくられているのか、ナイロビのムクル地区の事例から考えてみたいと思います。

| Projects プロジェクト , Seminar 研究会など | 24.03.14

借りて暮らす住まいの現在(24.3.8)

近畿支部住宅部会セミナー:借りて暮らす住まいの現在

◯講師:平野愛さん(写真家/写真と色々

◯日時:2024年3月8日(金)18:00~20:00 (開場 17:30)
◯会場:京都大学(吉田南構内)総合人間学部棟 1104演習室(京都市左京区吉田二本松町)
◯参加費:無料(要申込・定員30名)

※登壇者プロフィール等の詳細と参加申し込み※

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| Projects プロジェクト , Seminar 研究会など | 24.03.01

市場がつくる都市空間(23.11.6)

建築・都市・人類学セミナー#02

市場がつくる都市空間:戦後復興期の日本都市史の事例から

◯講師:石榑督和(関西学院大学建築学部准教授)

◯日時:2023年11月6日(木)18:30~20:00(終了後、懇親会)
◯会場:京都大学(吉田南構内)総合人間学部棟1F 1104室
◯参加費:無料(要申込)

商業空間の普遍的な建物類型には、職住一体の町屋と市場がある。両者ともに都市史研究には分厚い蓄積があるが、本発表では市場に注目する。
第二次世界大戦の空襲によって焼けた東京が再生する過程で、終戦直後から急速に形成が進んだのは市場であり、戦後の「闇市」は復興の象徴として映画、小説にも多く描かれてきた。東京の山手線沿線の私鉄ターミナル駅前に限って言えば、市場の形成によって都市空間が戦災から再生したといっても良いだろう。戦後復興期の日本都市で、市場はどこに現れ、誰が関わり、そしてどのように機能したのか、東京の市場を中心的な事例として議論する。

| Projects プロジェクト , Seminar 研究会など | 23.11.06

台所から見る世界の住まい(23.11.23)

近畿支部住宅部会セミナー:台所から見る世界の住まい

◯講師:岡根谷実里さん(世界の台所探検家)

◯日時:2023年11月23日(木・祝)17:00~19:00 (開場 16:30)
◯会場:京扇子 大西常商店 2階大広間(京都市下京区本燈籠町23)
◯参加費:無料(要申込・定員30名)

※登壇者プロフィール等の詳細と参加申し込み※

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| Projects プロジェクト , Seminar 研究会など | 23.11.01

住経験インタビュー成果交流会

住経験インタビューの取り組みにおいては、自身が聞き手となったインタビューを行うだけではなく、他の人が行ったインタビューの内容を知ることにも非常に大きな教育的効果があると考えており、毎年、その年の住経験インタビューの成果を複数校で交流する機会を設けています。

第7回/2023年度前期「住経験インタビュー」成果交流会

2023年度前期には、京都大学、北海道大学、慶應義塾大学の学生59名が大学院および学部の授業で「住経験インタビュー」に取り組んだ。そのうち特に質の高いインタビューを実施した15名がその成果を発表し、意見交流を行った。

◯日時:2023年10月9日(金)10:10〜18:00
◯会場:大阪工業大学梅田キャンパス+オンライン
◯参加大学(発表学生数):慶應義塾大学(5名)、北海道大学(5名)、京都大学(5名)、明石工業高等専門学校、大阪工業大学、近畿大学
◯司会・コメント:笠井賢紀、野村理恵、柳沢究、水島あかね、山本麻子、池尻隆史

◯タイムテーブル:
・10:10 趣旨説明
・10:20 慶應義塾大学学生の発表
・13:30 北海道大学大学院生の発表
・14:50 京都大学大学院生の発表
・16:45 フィードバック・総評

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| Projects プロジェクト , Seminar 研究会など | 23.10.10

柳沢の設計作品

 

>> 設計作品 w/ 究建築研究室 Design Works w/Q-Labo
>> 設計作品 w/ 名城大学柳沢研 Design Works w/Meijo Univ.

| Projects プロジェクト , Desgin 建築設計 | 23.08.01

インフラストラクチャーの人類学(23.6.29)

建築・都市・人類学セミナー#01

インフラストラクチャーの人類学:南インドの事例から

◯講師:池亀 彩(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)

◯日時:2023年6月29日(木)18:30~20:00(終了後、懇親会)
◯会場:京都大学(吉田南構内)総合人間学部棟1F 1103室
◯参加費:無料(要申込・定員30名)

2010年代より、道路、送電線、鉄道、水道、ダムなどのインフラストラクチャーが民族誌的研究の対象となってきただけでなく、「インフラストラクチャー」は物質の運動やモノ間の関係性を考察するための概念的ツールとしてみなされるようになってきている。インフラストラクチャーは、公共性とガバナンスの物質的な象徴であると同時に、物質的であるが故に、国家や社会の脆弱性をも露わにする。本発表では「インフラストラクチャーの人類学」という新しい潮流の可能性と限界を整理しつつ、インフラストラクチャーを読むことを通じて、現代インドにおける多様で多層的な主権のあり方を議論する。

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| Projects プロジェクト , Seminar 研究会など | 23.06.29

都市型農園と住まい(23.3.12)

近畿支部住宅部会セミナー:
都市型農園と住まい ー先の見えない時代にフレキシブルな空間を―

◯講師:新保奈穂美さん(兵庫県立大学大学院 講師)

◯日時:2023年3月12日(日)17:00~19:00 (開場 16:30)
◯会場:京都大学(吉田南構内)総合人間学部棟 1104演習室
◯参加費:無料(要申込・定員30名

※登壇者プロフィール等の詳細と参加申し込み※

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| Projects プロジェクト , Seminar 研究会など | 23.02.14

『移動する「家族」』の住まい(22.10.29)

近畿支部住宅部会セミナー:『移動する「家族」』の住まい

◯講師:大橋香奈さん(映像エスノグラファー/東京経済大学 准教授)

◯日時:2022年10月29日(土)17:30~19:30 (開場 17:20)
◯会場:Garden Lab(京都市下京区石不動之町682-6)
◯参加費:無料(要申込・定員30名

※登壇者プロフィール等の詳細と参加申し込み※

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| Projects プロジェクト , Seminar 研究会など | 22.09.12

『ともにつくる』ことがひらく住まいの可能性(22.03.08)

近畿支部住宅部会セミナー『ともにつくる』ことがひらく住まいの可能性

◯日時:2022年3月8日(火)18:00~20:00
◯会場:タイルギャラリー京都+オンライン
◯参加費:無料(要申込

※登壇者プロフィール等の詳細と参加申し込み※

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| Projects プロジェクト , Seminar 研究会など | 22.02.04

一間荘/井上泰地

一間荘:偶発的接触を内包する学生用集合住宅の提案

下宿して1人暮らしをする学生達は、人との接触を外出に頼っている。
学校やアルバイト先で偶然知り合いに出会ったり、知らない人の言動が目に入るなど、本来の目的とは異なる人との接触を「偶発的接触」と定義する。この偶発的接触によって、人は自分と異なる意識を知覚し、豊かな生活を送ることができる。外出自粛によって削ぎ落されているこの偶発的接触を建築の中で起こすことを一つの目的として設計を行っている。
また、上記の試みをする中でコロナ禍における感染症対策を行うために、一つの住空間として完結しているワンルームマンションをベースとして扱った。
(井上泰地/2020設計演習V 作品)

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| Projects プロジェクト , Studio スタジオコース | 21.04.06

ヴァーラーナシー旧市街の街路空間VR

研究室で2018年・2019年に作成した、ヴァーラーナシー(ウッタル・プラデーシュ州、インド)旧市街の街路空間のVRデータの一部です。左下のアイコンからドールハウス・モードに入ると、なかなか楽しいです。地図を見ていたり実際に道を歩いたりしている時にもわかりにくい、高さ方向の位置関係がよく理解できます。
撮影はデータに人が入り込まないように夜明け直後の1時間程度だけ行ない、一つの路地につき数日かけています。人通りが少なく商店のシャッターがすべて閉じているのはそのためです。なお、使用した機器はふつう室内空間の撮影に用いられるものであり、このような街路空間での撮影は一般的なものではありません。
本プロジェクトはJSPS科研費(課題番号 18K04480)の助成を受けて実施されました。

名称:ヴァーラーナシー旧市街の街路空間のVR制作
撮影時期:2018年9月および2019年9月
撮影:林泰宏(主担当)・新津春佳・森崎愉生・伊藤航平・菅野拓巳・清山陽平(神吉研)・Exthai Chhiv(京都工芸繊維大学)
使用機器:Matterport Pro2

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| Projects プロジェクト , Community まちづくり他 | 21.03.01

浦辺鎮太郎展の模型製作

2019年から2020年にかけて、京都大学のOBでもある浦辺鎮太郎の生誕110年を記念する展覧会、「建築家・浦辺鎮太郎の仕事:倉敷から世界へ、工芸からまちづくりへ」が開催されました。会場に展示された精緻な作品模型は、全国22大学の学生が制作し、柳沢研究室はそのうち「倉敷レイヨン高槻アパート(RC-60型)」を担当しました。

名称:「建築家・浦辺鎮太郎の仕事:倉敷から世界へ、工芸からまちづくりへ」展・倉敷レイヨン高槻アパート(RC-60型)模型制作
制作期間:2019年4月~7月
展示期間・場所(倉敷展):2019年10月26日〜12月22日、倉敷アイビースクエア
展示期間・場所(横浜展):2020年11月14日〜12月13日、横浜赤レンガ倉庫
制作:柳沢研究室/張晶盈・野間有朝・伊藤航平
企画:浦辺鎮太郎建築展実行委員会
協力:株式会社浦辺設計

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| Projects プロジェクト , Community まちづくり他 | 21.02.01

“Home Life Diaries” in Delft

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2019年の4月から3月にかけて、デルフト工科大学(オランダ)において “Home Life Diaries” in Delft と称した、住経験インタビュー・プロジェクトを実施しました。住経験インタビューの異文化理解ツールとしての応用を念頭におきつつ、これまで組み立ててきた手法が、文化的背景の異なる海外においても適用可能かどうかを検証することが、その目的です。デルフト工科大学とリュブリャナ大学の学生13名が取り組み、3月には日本の学生の成果とあわせた展示と、成果交流のシンポジウムを開催しました。

プロジェクトの経緯や詳細は下記記事を参照ください。

>>「住経験論ノート(3) 異文化の住経験に触れること:デルフト工科大学における試行」

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| Projects プロジェクト , Seminar 研究会など | 20.04.01

かえで保育園

枚方の住宅地に建つ保育園の園舎である。敷地中央に最大限の大きさで確保された中庭を、深い庇をもつ乳児ほふく室・保育室・地域交流スペース・管理部門(職員室・調理室)の各スペースが囲い込む構成をとる。最も奥まった場所に乳児保育室が配され、道路側にならぶ地域交流スペースと職員室の間が、園への入り口となっている。
計画にあたっては、安全管理ならびに近隣住宅地への騒音抑制の観点から、周囲に対して閉鎖的であることが強く求められた。同時に、安全な屋外空間を確保した上で、内外を一体的に扱う開放的な保育をしたいとの希望があった。そのため、全体を低く抑え外周部に対しては基本的に閉じつつも、中庭および空に向けて可能な限り大きく開く中庭型の構成を採用した。その一方で園内の活動が街からも感じられるように、街路側には特徴的な屋根の架かるアプローチや地域交流スペース、屋上などのオープンな場を設けている。
住宅地にある保育園が何かと取り沙汰される昨今の状況において、周辺既存住宅地に対する配慮と安全かつ開放的な保育空間の両立を企図した。
(研究室にて基本計画を策定)

名称:かえで保育園
所在地:大阪府枚方市
用途:保育園(企業主導型)
構造・規模:木造在来工法・2階建て
敷地面積:450.00 ㎡、建築面積:268.79 ㎡、延床面積:226.14 ㎡
設計期間:2017年4月〜2018年10月、工事期間:2018年3月〜2019年3月

企画:IFA住宅設計室、究建築研究室
基本計画:京都大学柳沢研究室(柳沢究・川島快・進藤拓哉・中村奎吾・山田文音)
実施設計:TOFU建築設計事務所
デザイン監修:柳沢究
施工:IFA住宅設計室

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| Projects プロジェクト , Desgin 建築設計 | 19.10.01

駅前タワーマンション考/小西泰平

駅前タワーマンション考:街の人が「利用」できる「空間」としての公開空地の設計

駅前タワーマンションは街に多大な影響を与える。その中でも、街の人に開放された部分である公開空地に着目し、現状の『ただの「公開」された「空地」』に対し、『街の人が「利用」できる「空間」』としての公開空地を計画することで、街に受け入れられる駅前タワーマンションを提案する。人々の居場所と大規模緑化を立体的に展開し、街のランドマーク・駅の玄関口・オープンスペースとして機能することで、街により良い影響を与える駅前タワーマンションである。
(小西泰平/2019設計演習V 作品)

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| Projects プロジェクト , Studio スタジオコース | 19.07.29

軒先を連坦する/伊藤航平

軒先を連坦する
軒先を新たにつくりだしていく提案である。敷地周辺は、歴史的な町家と現代の住宅が混在する住宅地である。昔からの顔見知りの関係性がみられるが、その交流は交通量の多い道路に面した軒先に限定されていた。そこで、多様な住宅の持つ屋根に着目し、「軒先をつくりだす」という共通の操作を行い、この土地が持つ課題の解決と魅力の増進を試みた。道には交通量を減らしながらあらゆる人の居場所を設け、建て詰まった街区の内部には住民に向けた居場所を設けた。新旧が混在するこの地だからこその提案である。
(伊藤航平/2018設計演習V 作品)

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| Projects プロジェクト , Studio スタジオコース | 18.07.30

まちや+こあ:ZEHコアによる町家・コミュニティ再生モデルの提案

伝統的な町家にZEH化したコアを挿入することで、その空間構成や装いの魅力を保ちつつ各種性能を向上させるとともに、生活文化の継承や地域コミュニティの再生にも貢献する持続可能な住まい方のモデルの提案。「エネマネハウス2017」における京都大学チームの提案です。

>> エネマネハウス2017・最優秀賞
>> ウッドデザイン賞2018・入賞(技術・研究分野)

名称:まちや+こあ:ZEHコアによる町家・コミュニティ再生モデルの提案
所在地:大阪市北区 うめきたサザンパーク(うめきた2基B区域)
用途:住宅(モデルハウス)
建築面積:46.84 ㎡、延床面積:61.63 ㎡
設計期間:2017年4月〜9月、工事期間:2017年10月23日~11月10日、実測・検証:2017年11月18日~28日、一般公開:2017年12月2日~17日、解体:2017年12月22日

提案作成:京都大学/柳沢研究室(進藤拓哉【学生代表】・山田文音・林泰宏・新津春佳・薬師寺由尭・柳沢究【建築設計統括】・前田昌弘【地域コミュニティ計画】)、小椋研究室(稲本佳奈・髙野駿・中澤結・康陽介・小椋大輔【プロジェクト代表】・伊庭千恵美【環境設備計画統括】)、金多隆【プロジェクト・マネジメント アドバイザー】、三浦研【高齢者居住アドバイザー】、かしも木匠塾・京都大学京都工芸繊維大学チーム【ワークショップ協力】
設計協力:トヨダヤスシ建築設計事務所(豊田保之)、STAGE一級建築士事務所(毛利隆之)、水の葉設計社(中野弘嗣)、NPO法人WOOD AC(河本和義)
施工:株式会社中島工務店(鷲見昌己・卞悠)、豊田工業所
資材・設備機器提供:愛知県陶器瓦工業組合、旭硝子株式会社、大阪ガス株式会社、株式会社木曽アルテック社、株式会社木の繊維、Cabot Aerogel GmbH、積水化学工業株式会社、大建工業株式会社、ティエムファクトリ株式会社、東芝ライテック株式会社、日鉄住金鋼板株式会社、パナソニック株式会社、ピーエス株式会社、株式会社紅中、株式会社山長商店、株式会社LIXIL、協同組合レングス
後援:京都市

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| Projects プロジェクト , Desgin 建築設計 | 18.01.01

交わり:人とのかかわりを織りなすみち/新津春佳

交わり:人とのかかわりを織りなすみち
幼い子どもが生まれて初めて意思の疎通を図ろうとする相手は親である。そして、両親をはじめ、同世代の子ども・近所の大人など、様々な人たちと関わりながら成長していくことが望ましいと思う。今回の課題に取り組む際、まず子どもを取り巻く人間関係、特に親子関係に着目して考えた。
子どもを幼いうちから保育園などに預け、働くことが珍しくなくなった現在、通園時間は親が子どもだけに向き合える数少ない時間として注目できると思う。したがって、そのような忙しい親子のコミュニケーションを触発するような、「通園路」となる〈みち〉を提案したい。〈みち〉は戸建て住戸が囲む中庭とそれを結ぶ小径で構成され、通園路であると同時に地域の子どもたちの遊び場でもあり、さらには親同士・近隣住民同士、あるいは子どもと近所の大人の交流の場にもなるような提案とした。
(新津春佳/2017設計演習V 作品)

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| Projects プロジェクト , Studio スタジオコース | 17.07.23

子育つ 発見のための街/林泰宏

子育つ 発見のための街
子どもにとっては、あらゆることが発見である。そして、発見はさまざまな形で現れ、それに触れる人々に成長を誘発する。また、子どもの身体・知能の成長を年代別に見つめると、子どもの成長や行動範囲は、その年代の子どもに対応する空間や建築があることが分かる。
この考えをもとに、生活の表出や子どもの回遊性、空き家活用やコミュニティスペースなどの観点を通して、空間を構成し、子育てを軸とした既存街区の再編のひとつの形を提案した。
(林泰宏/2017設計演習V 作品)

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| Projects プロジェクト , Studio スタジオコース | 17.07.23

季節の田んぼ園/石田哲郎

季節の田んぼ園
人と自然とを家族ぐるみでちかづける。これを可能にするのが農業であり、農業を通して子供たちが「自ら作物を作り、食への感謝の気持ちを持つようになる」「多くの人と交流することにより協調性のある人間になる」「身近に自然があることで季節のサイクルを感じる」ことが可能となる住宅環境を目指した。このコンセプトに対する答えが ・住宅地への水田の導入 ・共同作業、交流スペースの確保 ・あぜ道の存在、自然の変化、季節のイベント等 であると考える。
(石田哲郎/2017設計演習V 作品)

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| Projects プロジェクト , Studio スタジオコース | 17.07.23

世界照明探偵団フォーラム2017 in 京都

2017年6月8日〜10日、世界中から光のエキスパートが集い京都の光について考える「世界照明探偵団フォーラム 2017 in 京都」が開催されました。メインイベントは、最終日の『ライトアップニンジャ』で、これは日常的な生活の場の中に埋もれている景色に少しの光で景観としての魅力を与えようという実験的な試みであり、光の足し算だけでなく時には不必要な光を消したり不快な光を整えることも含め、身近な生活空間のなかに夜の快適さ・美しさをつくっていこうという趣旨のイベントです。
京都造形芸術大学・京都大学・京都市立芸術大学・京都工芸繊維大学が参加し、平安神宮・白川沿い・松原通のライトアップを行いました。京都大学チームは松原通を担当、4月下旬から毎週打ち合わせを重ね、5月には京都造形芸術大学に全チームとスタッフの方たちが集まり案のプレゼンとディスカッション、照明器具の実験などを行いながら、案を完成させていきました。

名称:「世界照明探偵団フォーラム2017 in 京都」ライトアップニンジャ:京都大学チーム作品
用途:建築のライトアップ
会場:京都市下京区松原通
制作期間:2017年4月下旬~6月上旬  展示:2017年6月10日
制作:柳沢研究室/川島快・進藤拓哉・中村奎吾・山田文音・薬師寺由尭、石田研究室/荒岡若奈・杉岡宏輔・遠藤聡・住吉哲郎・小西颯真・徳海史夏・二木皓
指導:前田昌弘、石田泰一郎
主催:照明探偵団
共催:松原通界隈活性化活動プロジェクトほか

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| Projects プロジェクト , Community まちづくり他 | 17.07.18

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    京都大学大学院工学研究科
    建築学専攻 居住空間学講座
    柳沢究研究室
    住所:〒615-8540 京都市西京区京都大学桂C1棟
    Yanagisawa Labo., Dept. of Architecture, Kyoto Univ.
    Add: Kyotodaigaku-Katsura, Nishikyo, Kyoto 606-8540
    yanagis@archi.kyoto-u.ac.jp


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