究建築研究室 Q-Labo.
究建築研究室 Q-Archi. Labo.|京都の建築設計事務所

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Copyright © 柳沢究 Kiwamu YANAGISAWA, 2008-

インドの都市から考える1:巡還と囲繞の都市構造

日本建築家協会(JIA)東海支部の発行する機関紙『ARCHITECT』に、2012年12月より2013年10月まで隔月連載されたものです。


連載:インドの都市から考える(柳沢究)
第1回:巡還と囲繞の都市構造
第2回:ヒンドゥー教における住まいの象徴性
第3回:伝統的な中庭式住居での生活
第4回:水辺の建築空間 ガート
第5回:動物のいる都市空間
第6回:街と融け合う寺院

第1回:巡還と囲繞の都市構造

(『ARCHITECT』2012年12月号、日本建築家協会東海支部)

 今年(2012年)4月より名古屋に移り住み、この連載を担当させていただくことになった。筆者は建築計画・設計を専門とするが、10年以上にわたってインドに通い都市空間の調査を続けている。学生時代のアジア放浪旅行の最中にふと立ち寄った、ヴァーラナシーという都市の成り立ちに素朴な関心を抱いたのが出発点であった。以来現在に至るまで、その都市の発する不思議な魅力に導かれながら、南インドまで手を広げつつ研究を続けてきた。根っこにあるのは、複雑な都市や建築の形がどのような要因と過程を経て形成されてきたか、という興味である。研究の着地点はいまだ模糊としているが、インドの都市を見つめる中で、都市や建築を考える上でのさまざまな示唆を得てきた。この連載でその一端を紹介できればと思う。まずは筆者がフィールドとしている2つの都市、その概要とヒンドゥー教のコスモロジーと結びついた都市構造について紹介したい。
 

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Tags: | ARTICLEs 小論 | 13.11.08